【斬新な着眼】
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個性的才能を引き出す性格診断の勧め |
― 人生・仕事・人間関係の問題解決者の思想紹介 ― |
第4部 | 悲劇の人生の裏に臨機応変力のなさがある ─ 人生・仕事の問題解決者を登用しなかったことが悔やまれる ─ |
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性格の無知が人をどん底に追い込む ― 映画『赤い砂漠』から考える ― |
2018.9.25更新 |
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誤った診断に振り回されてしまった ── 磨き抜いた現実直視力に裏付けられた創造的問題解決力の入手が複雑時代を生き抜く要諦であることは、男女・尖閣諸島・企業経営・TPPの4問題解決に共通している(日本・日本人・企業の根本的問題解決策) ── |
その場しのぎの習慣が招くマンネリズムが閉塞状態を招いていることに気づこう! |
── 安易に専門家に飛びつくと、誤った診断に振り回されてしまいがちとなる ── |
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複雑な問題を量的効率で対処しようとしたことが悲劇を招いた(複雑時代における専門家の陥穽) |
短絡的な判断・問題解決を回避する秘訣 |
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〔目次〕(赤い砂漠) | 〔目次〕(人間関係創造) |
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尖閣諸島などを巡っての日本の弱腰外交は日本特有の中枢機能不全に起因する(関連記事 ⇒ 『民間経済は中枢機能の麻痺が目立っている』)2010.12.6記 |
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日本人特有の曖昧模糊では様変わりした環境「中国の超大国化」に適応できない |
中国は東シナ海・南シナ海の領海権死守を国是とすることとなった |
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アメリカは日本のために尖閣諸島を守ることができにくいことを認識しよう! |
・ | 日中首相、一転10分間「懇談」 対話継続で一致 | ||
・ | 中国外相、尖閣問題「言動を慎むべきだ」と米長官を牽制 |
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実質的な社会主義国家であることが問題の核心を見抜き、構想・独創することを困難にしていることを認識しよう! |
各セクターの中枢機能不全が露呈しがちとなる根本的原因 |
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老害発生の仕組みからの脱却は企業の業績拡大を可能にする ── 点を見抜く→点と点を結んで線にする→線と線を結んで面にする→深く潜在している商機獲得…となろう!さもなくば、新成長機会は深く潜在したままとなる時代になった ── |
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個性的才能・違いを認める力の必要性が増していくTPP不参加は日本没落を加速する |
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アメリカは仲間の輪を拡大し、そのリーダーを目指すことになったようだ |
・ | 欧米先進国は国内だけでは膨らむ欲望を叶えることができなくなり、植民地獲得に乗り出した。その結果、世界は分割統治時代を迎えることになった。 |
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・ | ドイツと日本も植民地獲得に乗り出し、先発組と衝突することなった。その結果、第2次世界大戦が勃発した。 |
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・ | 第2次世界大戦終了後、アメリカと旧ソ連がイデオロギーの違いで覇権を争うこととなった。その結果、東西冷戦構造時代を迎えることとなった。 |
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・ | 旧ソ連が崩壊して、東西冷戦構造が終結した。その結果、共産圏諸国が自由世界に参加することとなり、世界経済統合時代を迎えることとなった。 |
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・ | 開発途上国は経済的躍進を遂げた。一方、先進国の新市場創造に結びつく新事業開発が遅れた。その結果、従来型の製品・サービスは供給過剰に陥り、これが根本的原因となり、世界金融危機が発生した。 |
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・ | 世界金融危機の根本的原因が取り除かれないままに世界経済が推移し、先進国は経済不況から脱出できない状態が続いた。その結果、通貨戦争に表れたように各国は国益優先主義となり、本格的な協調が困難になった。 |
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・ | 国益優先主義の下ではG7やWTOは協調機能を発揮しにくいので、アメリカは拡大TPPを新・協調機能として用いることを企図するに至った。 |
アメリカ経済再建策 |
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資料:2010.11.15付け『日経ビジネス』 |
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アメリカのバックアップなしの日本は生き抜きが困難になるかも |
対ロシア外交の苦い教訓「変化の連続の中に置くことが情報力強化の決め手である」 |
(節子) 対中国・対ロシア関係のあり方をも含む日本の国家目標がない。いいかえれば、イノベーションのロジックが注入されていない。となれば、問題を先送りしたり、その場しのぎの対処方法を採用するしかない。こういう習性の付けが回ってきたことがよく分った。 でも、「何か厄介なことが起きそうだ。未然防止策を採ろう!」となっていれば、日本は相手国から付け込まれなかったと思う。どうしてそういうことができなかったのかしら? 認識しにくいことを認識する秘訣を知りたいために聞くんだけど。・・・・・ロシア大統領の北方領土訪問の直前になるまで日本側は気がつかなかったことを例に採ってとって説明してくださらないかしら? (高哉) ロシアの大統領が北方領土を訪問するとなれば現地は受け入れ準備で大わらわになる。したがって、日常とは違う現象が何日にも亘って発生することとなる。ぼやっとしていたためにこのことに気づかなかったからだ。 対ロシア関係のあり方をも含む日本の国家目標がきちっと確立されていないことに根本的原因がある。というのは、そうでなければ次の図式実現が可能になるからだ。 対ロシア外交を担う人々はロシアの動きを鋭く観察する気概に満ちている ⇒ 脳細胞間のネットワーキングが円滑にできる状態になっている ⇒ 変化の連続の中に身を置く努力をする ⇒ 『異変待ち受け効果』にあるように必要な情報の方から飛び込んでくる。 (節子) 『勝ち組メーカーに学ぶサービス事業戦略』の読者がこの異変待ち受けのことを「面白経営で現実離れしている」とインターネット上で批判していたのを知って、『様変わりした環境に主体的に適応する精神が養われなくなった』は日本に蔓延していることを痛感したのを思い出した。 こういう体質が是正されないと、どのセクターも世界の不透明化現象に飲み込まれてしまう。困ったことだわね。 (高哉) そうなんだよ。異変待ち受けができれば弱者でも躍進できるんだ。次の図式が示すように鉄鉱石のような地味な仕事でもそういうことが可能であったことを強調したい。
(節子) ビジネスだったら貴方の言うように弱者でも躍進できる。でも、国家間の外交ではそうはならないんじゃないかしら。力関係がものを言うんだから。 (高哉) 相手国の未来進行形の致命的な弱点をリストアップして、これらを臨機応変に切り札として使うことが考えられる。中国の人権問題やエアーアースを使った産業戦略、ロシアのチェチェン問題やモノづくり小国性などの弱点はその気になればいくらでも見つかるからね。 |
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脳細胞間の円滑なネットワーキング ⇒ 必要情報の円滑な入手 ⇒ 天啓の入手…の方程式は新成長機会を地球的規模で創りだすことを可能にする |
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成長が必要不可欠な世界経済はアメリカ経済再建策の趣旨を容認しなければならない |
過剰度を増すドルは開発途上国の経済成長に結びつくインフラ投資に向かう可能性がある |
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世界経済は持続力のある成長が可能である |
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内外需を拡大して国難を吹き飛ばすチャンスが日本に到来したことに気づこう! |
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新サービス・新技術の輩出と新旧インフラ整備投資が世界経済を活性化させる |
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磨き抜いた現実直視力に裏付けられた創造的問題解決力を入手したければ、性格を乗りこなそう! |
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日本人の脳力は全般的に劣化すべくして劣化した |
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「携帯電話よサヨナラ、適切で好きな道よコンニチは」の時代になる 2012.1.12更新 |
個人が依存する手段の変遷 |
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