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人はどんな環境に置かれると、精神状態が安定するのでしょうか? 仕事・友達・家族が安定的であるが故に生活のリズムが乱れない時です。 今の日本で仕事・友達・家族が安定していることを望めるでしょうか? 「否」です。 「1 日本人はどんな環境に置かれているのか?」にあるように日本の社会が病んでいるだけが原因しているのではありません。二つの理由も付け加わっています。だからなのです。 (追加理由1) 情報化・グローバル化・技術革新の三つが同時に進展しているために、先行きがどんどん不透明になっている 先行きがどんどん不透明になる ⇒ 過去の延長線上を歩んでいることは安泰を保障しない。むしろ、環境に適応できずドロップアウトの危機にさらされる ⇒ 仕事・友達・家族が不安定な状態に置かれる──、という図式の下にあるのです。(ドロップアウトの例 ⇒『フローチャートの注1の説明) (追加理由2) 先行きがどんどん不透明になっていく時代を生き抜き、勝ち組になるための能力が個人的に培われていないし、環境も整備されていない 横並び志向や枠内思考で事足りた時代が超長期間続いた ⇒ アイデンティティが確立されようがなかった ⇒ 独自の視点でジグソーパズル思考をする脳力が培われようがなかった + 蛸壺型社会の残渣が色濃く残されている ⇒ 仕事・友達・家族は環境変化に弄ばれ漂流しやすくなっている──、という図式の下にあるのです。 (蛸壺型社会の残渣が色濃く残されていることのマイナスの影響については ⇒『チャレンジしたくてもチャレンジできない』)
質的レベルの低い国民が質的レベルの低い政治・行政を生み出している。いいかえれば、日本の社会を住みやく、頼りがいのあるものにするためには国民全体の質的レベルアップが必要不可欠である。したがって、日本の社会改革を成功させるためには歴史的努力が必要である。 ── これが「1 日本人はどんな環境に置かれているのか?」の意味するところです。 にもかかわらず、不安定な精神状態は現代人の宿命として受け止めなければなりません。どうすればよいのでしょうか? 何か巧い方策はないのでしょうか? 実はあるのです。 「誰よりも認めて貰いたい」と思うから仕事で頑張れる。真の理解者だから「この人のためだったら何でもしよう!」と思える。傍にいるとリラックスできる。── こういう関係にお互いになれる夫婦関係を確立する。これが巧い方法なのです。 こういう理想的夫婦関係に発展できる異性を捜し出し、理想的関係を醸成することは並々ならぬ努力を必要とします。したがって、「仕事の世界で生き抜くための努力をしなければならないのにこんな悠長なことをしていられない」という反論が出てくることでしょう。 この反論は正しいでしょうか? 「否」です。なぜなら、理想的な異性を捜し出して理想的な夫婦になるための適切な努力が仕事の成功に結びつくこと間違いなしの時代になりつつあるからです。 (補足説明 ⇒『「夫婦完全融合への道 = 21世紀型ビジネス成功への道」をいかなる立場にあっても円滑に歩めるようにするためのノウハウをパートナー節子と共同開発』)
イノベーションのロジックが心に注入されて始めて前人未踏の挑戦に成功できるのでした。無我夢中になれる人だけが大事を成し遂げることができるのです。そういう意味で無我夢中になれる人は貴重な存在です。ところが、モデル思考をせずに絶対的権威を求めると林郁夫のようになるのでした。 「自分はモデル思考力を培っていない。しかしながら、林郁夫のように無我夢中になるタイプではない。したがって、魔の逸脱世界に吸い込まれるようなことにはならない」と安堵の胸を撫で下ろす人がいることでしょう。果たしてそうなるでしょうか? 残念ながら「否」というしかありません。 社会は頼りにならないにもかかわらず、上記した「現代人の宿命である不安定な精神状態」が重くのしかかっていることを忘れてはならないのです。したがって、命綱となる「夫婦完全融合への道 = 21世紀型ビジネスへの道」を歩んでいないと、とんでもないことになってしまいかねません。なぜなら、五つの落とし穴が待ち受けているからです。
上記したようなマイナスの条件が揃っているにもかかわらず考え込む人が世の中にはいるものです。いわゆる真面目な人です。このような人は過去の延長線上を歩むような人生を送ることができる限りは、「すぐくよくよするなぁ」と言われる程度ですみます。 ところが、自分に対する自信が根底から揺すぶられるような事件に遭遇する or 長引く孤立状態が原因して付き合うことが億劫になる。こういう状態になると、自分の殻に閉じこもってしまい、殻の中に安住するが如くに引きこもってしまいます。 家の中に閉じこもり、家族以外の人とは会おうともしない。家族であっても心を開こうとしない ── となってしまう背景には、少なくとも、四つの図式がありそうです。 図式1:優等生を演じ続けてきた子供に待ち受けている落とし穴 良い子を演じ続けてきた ⇒ 打たれ強さが養われようがなかった ⇒ 環境が変わって良い子を演じることができなくなった ⇒ 打ちのめされて立ち直ることができない + 孤独に比較的強い ⇒ 他人の目に自分をさらすことができないので、自宅に引きこもってしまう ⇒ 社会と隔絶した生活が長期化する ⇒ 知らないが故の恐怖心…となって社会生活を一切合財拒むようになってしまう。 図式2:孤独な生活を強いられた子供に待ち受けている落とし穴 家族に揉まれるようにして育てられなかった or 内発的動機に基づく自己決定力が養われなかった ⇒ 人間関係を適切に処理する能力が養われていない + 個が確立されてない + 視野が狭い ⇒ 実態を理解する脳力不足も手伝い、順調であった人間関係や仕事がギクシャクしてしまう ⇒ 世の中の人間は誰も信用できなくなる + 孤独に比較的強い ⇒ 牙城を築くように自宅に引きこもってしまう ⇒ 社会と隔絶した生活が長期化する ⇒ 知らないが故の恐怖心…となって、社会生活を一切合財拒むようになってしまう。 このタイプの人は部下を叱ったり褒めたりすることを臨機応変に行うことができないので、「管理職失格」となりがちです。そして、「自分は駄目な人間だ」と全人格的な自己否定状態に陥り、欠勤が欠勤を呼ぶ形で引きこもってしまう場合もあります。 図式3:社会生活中断期が長引く大人に待ち受けている落とし穴 (離婚をして実家に戻って家族とだけ付き合う生活をする or 仕事を止めて親の介護に専念する ⇒ 複雑な人間関係調整などの社会性が少しづつ失われていく) + (例外的に社会的経験をする ⇒ ストレスを凄く感じる) ⇒ 人づきあいが怖くなる ⇒ 社会復帰意欲を失う。 図式4:人生の岐路に決めた目標を拒絶された高校生に受けている落とし穴 (「これしかない」と決めた大学受験を親から猛反対される ⇒ 親に猛反発する ⇒ 性格の健康状態が悪化する ⇒ 狭い視野がますます狭くなって五里霧中状態に追い込まれる) + 同級生は順調な人生を送っている ⇒ 現実から目を反らすために ⇒ 脱線人生を送ることになる。(具体例 ⇒ 『中学時代から大学卒業まで』)
経済的に引きこもれないから社会生活を送っている。しかしながら、実態は引きこもりそのもの…という人もいるようです。 働かないと食べていかれないために勤務先に出かけます。ところが、「解雇されるのが怖いから」と面白くなくても残業三昧となり、仕事以外のことに関わることを避けがちとなります。仕事の世界が隠れ家になってしまっているのです。しかしながら、この隠れ家生活は健全さを欠いたものとなりがちです。なぜなら、 残業が終わると、勤務先の近くの駅でチョコレートをむしゃむしゃ食べ、自宅の近くで買ったホカホカ弁当を夕食にする生活を続け、ぶくぶく太り出しただけではなく、とうとう耳鳴りに悩まされるようになってしまった人が現に存在するからです。 仕事に逃げ込み、ストレスを溜め込む背景には絶望的な生活環境があります。親しい人はこのことを知っているので、「自分のことをもっと考えなさい」と助言。すると、「人生ってこんなものよ」と言って不愉快そうな表情を返すのだそうです。踏み込んだ創造的対策を講じない限り、この人物は自滅の道を歩むことでしょう。このような状態は一種の引きこもりと言ってもいいのではないでしょうか。 問題はどうしてこうなってしまったかです。この人物は美術大学出身のデザイナーとして恵まれた職業生活を送っていました。ところが、パソコンを使ったグラフィック・デザインを可能にするパソコン時代が到来し、運命が一変。稀に見る天才でないにもかかわらずパソコンを忌避し続けたためにデザイナーとしての仕事を奪われ進取の気性を失い、「もう駄目だ」と思い込んでいるからです。この状態は次のように図式化できます。 (老害発生の仕組みに嵌りこんでいる ⇒ 脱・閉塞状態を可能にする斬新な着眼が欠落している) ⇒ なんとか生きていくことができている ⇒ “ゆで蛙”状態になっている。(打開策 ⇒ イノベーションのロジック注入 / 負け組の逆転勝利誘導)
「今から世の中に出て行ってももう間に合わない」という心境が深刻化すると、手首を切っては後悔する…といったようなことを繰り返す程度ではすまなくなり、自殺する場合もあるようです。 好青年であるが故に引きこもり、挙句の果てに自殺してしまうことを忘れてはならないでしょう。
引きこもりの人生を送れる人はまだ恵まれています。孤独に比較的強いために引きこもることができるからです。自殺に至らない限り逃げ込み先があるのです。ところが、孤独に弱い人 (人付き合いが良いという仮面をかぶっている人) はそうはいきません。逃げ場がないのです。 そうであっても、過去の延長線上を歩めている間は「あの人はうつ気味だなぁ」という程度ですみます。ところが、自分・他人・社会に対して決定的な限界を感じてしまう状態に追い込まれ、疲れきってしまうと、うつ病になり、落ち込んだ状態が長期化してしまいます。 ── こうなってしまう背景には、少なくとも、三つの図式がありそうです。 図式1:依存心の強い人に待ち受けている落とし穴 頼りにしていたものに頼れなくなる (入信していた宗教に裏切られる、順調であった仕事に失敗する等) ⇒ 不安が嵩じて神経過敏となり、自分自身だけではなくやっていること全てに自信を失ってしまう ⇒ 悩みが主観的であるので、他人の理解が得られない ⇒ 将来不安や孤独感に蝕まれ、深く落ち込んでしまう。 図式2:取り越し苦労に待ち受けている落とし穴 未来の不確実性が高まる ⇒ 神経過敏になる ⇒ マイナス思考する ⇒ 心理的に追い込まれる ⇒ 主観的な悲しみの世界に浸る ⇒ 誰からも共感されにくい ⇒ 絶望的な孤独感に陥ってしまう。 図式3:リスク発生に待ち受けている落とし穴 予想外の出来事が発生する ⇒ 社会適応できにくくなる ⇒ 役割感を持つことが困難になる ⇒ 自分の居所がなくなる ⇒ 主観的な悲しみの世界に浸る ⇒ 誰からも共感されにくい ⇒ 絶望的な孤独感に陥ってしまう。
うつ病患者には記憶を司る海馬の縮小傾向が見られる…と言われていますが、これは「前向きの姿勢が失われる or 気持ちに体がついていけない ⇒ 生命力が損なわれる」という図式の結末なのでしょう。気力が衰えると肉体の老化が進むのと同じことであると考えられるのです。 したがって、うつ病状態の放置は恐るべき結果に結びつくと言わなくてはならないでしょう。なぜなら、「気力が衰える ⇒ 肉体が衰える ⇒ 気力が衰える ⇒ 肉体が衰える・・・・・」という悪循環は急速に死期が近づくことを意味するからです。(詳しくは ⇒『脳力のピークは80才台だ!』 厚生労働省によりますと、日本人は15人の内1人の割合でこの忌まわしいうつ病に罹っているとのことですが、実際の数字はこれよりも遥かに多いのではないかと思われます。なぜなら、日本人は次のような状態に置かれがちだからです。
上記の不安定性は実は大きなチャンスをも生み出すのですが、このチャンスを嗅ぎつけてものにする人できる人は例外的存在です。したがって、考え込む真面目な人の多くはうつ病予備軍の時代になったのではないでしょうか。(うつ病の補足説明 ⇒ 『うつ病になる人に共通していると思われる状態』)
ままならない人生に直面して考え込んでしまう人がショックを受けると、孤独に比較的強い人は引きこもりに、孤独に比較的弱い人が疲れきってうつ病になりやすいのでした。 孤独に比較的弱い人がショックを受けてもそれほど疲れていない場合はどうなるのでしょうか? 異性の魅力の虜になって魔の逸脱世界に引き込まれる危険性が大です。どうしてなのでしょうか? 現代社会は人をして何かへの集中欲を募らせている。募った集中欲を満たすことにおいて異性に勝るものはこの世に存在しないからなのです。 現代社会は人をして何かへの集中欲を募らせているのはなぜなのか? 情報化・グローバル化・技術革新の同時進展は人の平常心を保つことを困難にしている。しかしながら、平常心を失い続けることに耐えられるほど人間は強くない。したがって、「集中して心を落ちつけよう」という無意識の気持ちが働いて、仕事・宗教・ギャンブル・麻薬等に嵌ることとなっている。 募った集中欲を満たすことにおいて異性に勝るものはこの世に存在しないのはなぜなのか? 貼られたラベルを剥がしたい。なんとなく固定化されてしまった社会的役割から脱したい。いいかえれば、人間誰しも変身願望を強く抱いているものです。この変身願望を一番満たしてくれるのが異性だからです。どうしてなのでしょうか? ダイアン・レインの「男一匹と缶チュウハイがあればあとは何も要らない」というコマーシャルが大ヒットしたのはなぜなのか? 古今東西老若男女を吸引する力において異性に勝る存在はないのはなぜなのか?…を考えてみれば分かることです。異性は他の追随を許さない四つの魅力を潜在的に持っているからなのです。 異性の魅力1 ──人間である異性は痒いところに手が届くサービスを提供できる。したがって、仕事・宗教・ギャンブル・麻薬等よりも個性的需要への対応力がある。 異性の魅力2 ── 女性によって男らしさを、男性によって女らしさを満喫でき、この満喫が自分に強い自信を持つことに結びつくことを可能にする。 異性の魅力3 ── 男性は女性の窓から世界を、女性は男性の窓から世界を眺めることができるので、飛躍に必要不可欠な固定観念からの脱却を可能にする。 異性の魅力4 ── 同性であると、「感情を共有しやすい ⇒ 飽きが訪れやすい ⇒ 相手の本当の良さを認識することなく離別しやすい」という図式に陥りやすい。ところが、異性の場合はそうなりにくいので、異性の方が同性よりも深い人間関係を築く可能性を高めることができる。 異性の魅力にとりつかれて魔の逸脱世界に引き込まれてしまうのは、上記したようなことが本能的に意識されているからなのではないでしょうか? 考え込むタイプの人が引きこもり・うつ病・異性狂いになりやすいことを知って、「今の時代、考え込まない方がいいのだ!」と言う人がいるかもしれません。果たしてそうでしょうか? 結論から先に申し上げますと、「否」です。落とし穴4・5が待ち受けているからです。
問題が発生すると先送りしたり、“もぐら叩き”のような対処の仕方をする。この典型的な日本人流儀は過去の延長線上を歩むことが許される甘い環境の時代は十分通用しました。 ところが、先行きが不透明になる一方になってしまいました。したがって、上記のような典型的な日本人流儀を馬鹿のひとつ覚えのように踏襲する限りは負け組み人生を覚悟しなければならないでしょう。(環境不適応の図式や具体例 ⇒『フローチャート』&『農業の“ゆで蛙現象”』&『医師に翻弄された少女の悲劇』&『低所得から抜け出せない理由』)
人間には元々魔性の本能が潜んでいます。そして、現代人は“切れやすい”状態にあります。にもかかわらず、人格障害者のような行動を採らずにすんでいるのは自制心があるからです。人間は等しく自制心を持っているのでしょうか? 否です。 内発的動機に基づく意思決定力が養われてない。欲求不満が鬱積している。 ── この二つの条件が揃ってしまいますと、元々潜んでいる魔性の本能を抑制できず悲劇的な事件が発生してしまいます。だから、「えーっ、あの人が…」と言われるような人が惨たらしい事件の犯人であることが多くなっているのではないでしょうか。
上記の図式が示しているように、専門家筋の「うつ病になった人に叱咤激励することは禁物。一緒に沈み込むことが大事である」という考え方だけでは不十分です。うつ病の抜本的対策は下記図式の実現ではないでしょうか。 新たなショックを遮断する環境の下で心身の健康状態を回復させる ⇒ 私共のような専門家と一緒に当事者の人生史を分析して悩み事に適切に対応するためのノウハウを習得する ⇒ 「好きこそ物の上手なれ」の世界に入る ⇒ 悩み事を逃げることなく真正面から受け止める人生を歩む。 なお、仕事を再開する際に忘れてはならないことは、「追われる」から「追う」仕事への転換です。なぜなら、そうすることによって「ストレスが溜まる ⇒ ガンあるいは動脈硬化への道を歩む ⇒ 生命維持本能が作動すると、うつ病になる」という図式に陥ることを予防できるからです。 個性的才能を引き出す性格診断を受けることを前提に未来進行形の自己物語を創造し、毎日を前向きに生きるようにすれば、うつ病対策はほぼ万全になるのです。(うつ病問題についてはより詳しいコンテンツの掲載を予定しています ⇒ 『うつ病の原因に臨機応変力の陳腐化があることを忘れてはならない』)
上記のうつ病に関する記事は入門編です。そこで、うつ病対策に資することができる本格編を用意することになりました。必ず役に立つはずです。
夫婦完全融合への道を歩むことができるようになるために採るべき行動を分かりやすくするために図式化してみましょう。 相性の良し悪しを決定する要因を認識する (男と女の根本的違い並びに各人各様の“小宇宙”についての認識が深まる) + 相性の良い異性と効率よく巡りあうノウハウを習得して実行する + 巡りあった異性を惹きつけるノウハウを習得する ⇒ 異性との出会いに成功する + マンネリに陥ることなく信頼関係を深める (自分のブランド力を維持・強化する) ⇒ 夫婦完全融合へ 夫婦完全融合への道を歩むに際して、二人だけのことを念頭に置くだけでよいでしょうか? 「否」です。なぜなら、関係者から協力を引き出した方が得であったり、逆に妨害を排除することが必要である場合が多々あるからです。周囲の人々が全員好意的とは限らないのです。 上記の図式並びに補足説明をお読みになり、みなさんは「固定客づくりを目指さなければならないビジネスと全く同じだ」「21世紀が要求している脳力を培うことに役立つ。のみならず、精神を安定させることができる」と思われたことでしょう。ですから、新創業研究所は「夫婦完全融合への道 = 21世紀型ビジネスへの道」を標榜し、新しいサービスの提供のための事例付きノウハウの理論モデル開発に乗り出したのです。 前掲のフローチャートは 「夫婦完全融合への道 = 21世紀型ビジネスへの道」を歩んでいないことが前述の6種類の落とし穴に結びついていることを示しています。どうしてなのでしょうか? 「夫婦完全融合への道 = 21世紀型ビジネスへの道」を歩めば歩むほど六つの効用が生まれ、前述した6種類の落とし穴対策になるからなのです。 (効用1) 思考力が強化される。ビジネスを楽しむことができる。パートナーがチェック&バランス役を果たしてくれる。したがって、その分、林郁夫的行動の危険性が少なくなる。 (効用2) 社会への適応力が養われる。したがって、その分、引きこもりの危険性が少なくなる。 (効用3) 精神状態が安定する。不確実性の高まりを有利に活用できる。したがって、その分、うつ病の危険性が少なくなる。 (効用4) 楽しく、かつ安定した異性とのパートナーシップが確立される。したがって、その分、異性狂いになる危険性が少なくなる。 (効用5) 思考力が強化されるので、問題が発生すると先送りしたり、“もぐら叩き”のような対処をしなくなる。したがって、その分、負け組み予備軍への参加の危険性が少なくなる。 (効用6) 自立と自律力の強化に伴い、内発的動機に基づく意思決定力が養われる。ひいては欲求不満が鬱積するようなことはなくなる。したがって、その分、人格障害者になる危険性が少なくなる。
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