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【「ワタナベ式問題解決へのアプローチ」ご利用案内】

創造力注入家の選定・登用の巧いやり方

 2023年9月14日実質的新規掲載(2024年4月16日)

スモール・チャンスよサヨナラ、ビッグ・チャンスよコンニチハ」時代の切札「知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考」の勧め 


     も く じ

知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考の具体例
知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考 こそが情報活動の切り札
知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考には斬新な着眼が必要不可欠である理由
問題解決策の質を決めるのは斬新な着眼の有無
  手に負えない難問解決の秘策は「創造的衆知結集力活用→総合的創造的脳力発揮→知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考→関係者の同意形成」
永遠の成長を可能にするのは、知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考力強化


知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考の具体例

フローチャート的思考様式or図解の例→新成長機会発掘のヒント集社会的大問題 = ビジネス・チャンス大型事業の独創的構想

会議の例→真空機器振興ビジョン戦後最大の謎『三億円事件』の総合的創造的考察

 上記した例が示すように、「旺盛な問題意識→斬新な着眼に基づく→学習→発想」の結果が知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考なのです。

 得心して頂くために必要不可欠なのは、日本が陥っている由々しき事態「(大勢が犇く島国→和のための役割分担)+(自然激変の四季→強い好奇心)→所定の枠内での旺盛な探求心→カイゼンは得意だが、必要不可欠になった巨大隙間市場発掘は不得意」の認識です。

知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考こそが情報活動の切り札

 新曲に接して、「どこかで聞いたことがあるところがあるなあ…」と思わない音楽愛好家はいません。同じことが新製品・新サービスにも当てはまります。社会が成熟化してしまったために、完全に新規のコンセプトは存在しなくなってしまったからなのです。だから、なかなか大ヒットするものが生まれなくなったのです。

 それでは消費者は過去の曲・製品・サービスに満足しきっているのでしょうか? 「否」です。なぜなら、満たされれば満たされるほど、心の奥底に個性的な欲求が渦巻いてくるようになるからです。旅行が良い例です。団体旅行の経験が重なると、旅行の良さを認識するとともに、お仕着せのサービスでは飽き足らなくなります。しかも、満たされているが故の「脱日常感を楽しみたい」というニーズが湧き上がり、個性的な旅行を楽しみたくなるものです。

 このような厳しい事業環境の中にあって、画期的な新技術がなくても大ヒットする新曲・新製品・新サービスは東京ディズニー・ランド(シー)がそうであるように、いずれも鮮やかな「複合融合型のコンセプト」です。

 極論すると、森羅万象の独創的組み合わせによるコンセプト開発が成熟時代には要求されるのです。

 但し、ただ単に組み合わせが独創的であるだけでは事業として成功することは困難です。事業として成功するためには、

  需要と供給の断絶があるものを探す目的の調査を幅広く行う。(独自の主張を創る準備をする)

  「これだ!」と思えるコンセプトをひらめき的に発想する。いいかえれぱ、ブレークスルー発想する。 (これは鍛え抜いた脳細胞間の円滑なネットワーキング力へのの注入成果です)

  ブレークスルー発想したコンセプトの構成要素として調査結果並びに既知の情報・知識を用いる。(独自の主張の構成要素に調査結果並びに既知の情報・知識を用いる)

 からなる3ステップの作業が必要になります。 ──── このステップの作業のことを「ジグソーパズル思考」と言うのです。

 カジュアル・ウェアー分野では後発のユニクロが短期間で業績を急拡大させるという離れ業をかって演じることができたのは、実は「ジグソーパズル思考」によるコンセプト開発が当たったからなのです。→ファースト・リティリングのビジネスモデル(その他のジグソーパズル思考の例→知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考の具体例

 上記「3ステップの作業」がなければ、独創的コンセプト開発はできないのでしょうか? 「否」です。脳細胞間の円滑なネットワーキング力があれば、一瞬にして出てくるひらめきを詰め抜くことでも可能です。但し、このような脳力を培うためには、次の図式を実現させることが必要になります。

 適切で好きな道を歩む ⇒ なんとしてでも成し遂げたい思いが強くなる ⇒ 「ああでもないこうでもない」と考え抜くことが多くなる ⇒ 知恵の源である脳内シソーラス機能の充実と胆力の源である海馬の強化が進む ⇒ チャレンジ成功度合いが高まる ⇒ 「繰り返しの快」を味わいたくなる(もっともっとの心境になる) ⇒ 博覧強記の人生を歩むようになる ⇒ 異変を物ともしない“波乗り”人生を可能にする臨機応変力が身に付く。

知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考には斬新な着眼が必要不可欠である理由

 世の中が複雑になったことは様々な立ち往生状態を発生させています。このような事態を解決するためには、次の図式を実現させる必要があります。

 抱えた問題に真正面から取り組む(目的意識を適切、かつ明確にする) ⇒ 眼窩前頭皮質の状態が良くなる ⇒ 内発的動機に基づく意思決定力・計画性が引き出される ⇒ 脳細胞間のネットワーキングが円滑に行われる潜在事象の発掘が適切に行われる ⇒ 知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考の結果が生まれる。(関連資料 ⇒ 『大型事業の独創的構想(例)潜在事象発掘の例未来志向の戦略発想例

 この図式が適切に行われると、創造的問題解決策が身につくだけではなく、成熟・複雑時代に必要不可欠な英知溢れる行動力「ヘリコプター力」が自ずと生み出されます。この原動力となる知的活動がジグソーパズル思考です。

 このジグソーパズル思考円滑化のために提唱し、実践しているのが斬新な着眼を身につけることを可能にするワタナベ式問題解決へのアプローチです。

 このような複雑時代の切り札「ジグソーパズル思考力」欠落の影響例を二つだけ挙げますので、事の重要性を認識してください。

ジグソーパズル思考力欠落の影響例1

 情報収集が容易になった。にもかかわらず、国家・地方自治体・企業・個人が立ち往生状態から脱出できないでいることから生まれた「情報化社会の限界説」

 特別の人しか手に入らない情報がインターネットを使えば自由自在に入手できるようになったにもかかわらず立ち往生状態から脱出できない。こういう状態に遭遇して、ジグソーパズル思考力がないことが本当の原因であるにもかかわらず「情報化社会には限界がある」と言われようになったのです。

 難しい問題を相談され、時間をかけて創造的問題解決策 (智恵) を提示すると、「よく勉強しましたね。その情報は何処にあったのですか?」なんてことを言われてしまうことがよくあります。このことから明らかなように日本はジグソーパズル思考、知的アクロバットとはかなり程遠い社会なのです。(関連記事 ⇒ 『閉塞状態の根本的原因は何か?』)

ジグソーパズル思考力欠落の影響例2

 創造的問題解決策を創るためには知識・情報は多ければ多いほど好都合である。にもかかわらず、大量の異なる意見を浴びせられると、頭が混乱してしまう「氾濫情報弊害説」

 問題解決に役立ちそうなことをできるだけ沢山しゃべったり、資料を提供すると、関連情報は多ければ多いほど潜在事象の発掘の可能性が高まるので、「しめた。ぞくぞくするなぁ」とならなければならない。にもかかわらず、 「頭が壊れてしまう」と悲鳴をあげてしまう人がほとんどなのです。

 情報化社会の限界や氾濫情報の弊害を云々する人は「自分にはジグソーパズル思考力がない」ことを告白しているようなものなのです。

 ジグソーパズル思考力を身につけた人は筆者もそうですが「新規事業や新商品開発に成功したい」「陥ってしまった立ち往生から脱出・躍進したい」といったような明確な問題意識を持ちさえすれば、入手した雑多な情報に接して思わずにんまり…してしまうものなのです。

 上記した二つの例から導き出される結論は、情報化社会を生き抜き勝ち組になるために肝に銘じるべきことが二つあるということになります。

(肝に銘じるべきこと1) 情報は集めるだけでは駄目です。ジグソーパズル思考の素材として情報を使いこなす脳力を培わなくてはなりません。このような脳力の持ち主が情報活用術の達人です。情報をせっせと集めてきちっと整理して保管する人がいますが、ジグソーパズル思考力を強化しないと、収集した情報は宝の持ち腐れとなりかねないのです。

(肝に銘じるべきこと2) 情報活用術の達人になるだけでは駄目です。強烈な問題意識を持って事に当たらなくてはなりません。なぜなら、そうすることによって、「洪水のように氾濫する情報の中に身を置く ⇒ 必要な情報の方から飛び込んでくる」という図式が実現できるからです。(強烈な問題意識の重要性をイメージして頂くための例 ⇒ 『新しい分野・製品・サービス・技術の開発 (隙間市場の発見・創造)の達人になる秘訣』)


 (関連記事 ⇒ 『新創業研究所が提供するサービスの特徴とその背景必要とされる人材・取引先は過去と今後では大きく異なる「地道な調査よサヨナラ、巨視眼に裏打ちされたひらめきよコンニチワ」の時代になった学問力・発想力強化の方法』)

問題解決策の質を決めるのは斬新な着眼の有無

 下記した五つの状態に陥ることのない情報活動のあり方。これを創造性の高い提案書作成のために必要な手順に当てはめて説明しましょう。

 学問力・発想力を強化する ⇒ 基本構想を創り、体系化する(目次化が理想です) ⇒ 問題意識が旺盛になる ⇒ 閃きが次々と生まれる ⇒ 閃きを検証・肉付けするための調査を必要に応じて行う ⇒ 体系化された基本構想を作成しなおす ⇒ 作成しなおした基本構想に基いて次々と文章や図表を創る。

 (関連記事 ⇒ 『構想力・独創力ある人物が個々の力を結びつける必要性が増した複雑な問題の核心を見抜くことができない実態未知の既知化脳力の重要性を認識しないと、イノベーション力は決して身につかない斬新な着眼が生み出す画期的対策の例』)

手に負えない難問解決の秘策は「創造的衆知結集力活用総合的創造的脳力発揮→知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考→関係者の同意形成」(参考資料→『渡辺高哉の比類なき特技深く潜在するようになった新成長機会発掘ノウハウ・ドゥハウ(例)

 改良・改善を積み上げたり、スクラップ&ビルドをする従来のやり方が通用しにくくなったことに気づこう!

 知識経済時代の到来を受けて情報活動がきわめて重要になり、社会の全セクターが情報活動に熱心に取り組むようになりました。にもかかわらず、骨折り損のくたびれもうけになったり、大損害を出したり、改革が進まない場合が少なくありません。この主な状態は五つあります。

「個人でも大組織に劣らない情報収集力を持つことができる時代になった」と勇みこんで収集した情報を眺め、取捨選択するだけでは問題解決策が見つからない。

環境不透明時代に適応すべく現場の意見を吸い上げて経営に反映させるための試みが行われても徒労に終わってしまう。(正論同士の意見が衝突する場合でも渡辺高哉主導のプロフェッショナルQ&Aを徹底的に行えば、創造的同意形成に必ず漕ぎつけることができます)

「やっと問題解決策が見つかった」と実行に移すと、大きなリスク発生が待ち構えている。(例 ⇒ 東北新幹線「はやて」のずさんな事業計画等から考える巨額の赤字を出した三菱重工の事業再構築のあり方から考える大局観と洞察力が不足した積極策は事態悪化に結びつく)

「大きな物語」から「小さな物語」の時代になった ⇒ 多様な利害が噴き出した ⇒ 一方を重視すると、他方の不満が生じてしまう。(例TPP推進に対する農業者の猛烈な反対)

 自動車産業の急成長は関連ビジネスの輩出に結びついただけではなく、道路を普及させて経済の外延的拡大を可能にした。 このような「多くの企業にフォローの風を吹かせるトリクルダウン効果」が期待できにくくなった。このような時代に企業が成長を遂げるためには、「ビッグ・チャンスを狙う時代になったことを認識しよう!」を真剣に受け止める必要がある。ところが、ままならない。

  (2015年1月31日のTwittter)  
ピケティ著『21世紀の資本』は「環境不適応の教育→成長の限界」と解すべし。世界史は「新成長機会が顕在→凡人でもOK→資本主義順調」から「新成長機会が深く潜在→凡人ではNO→資本主義不順調」になったのだ。潜在事象発掘力を急いで強化しよう!
  (2015年2月2日のTwittter)  
ピケティ氏が講演で提唱した「格差是正へ『若者減税』を鵜呑みにしてはならぬ。脱デフレがままならぬ日本社会に必要なのは「総合的創造的脳力者が提供する執拗なQ&Aサービス脳細胞間の円滑なネットワーキング力強化→潜在事象発掘力入手」なのだ。
  (2015年2月4日のTwittter)  
ピケティ氏主張は「企業間格差拡大→限界企業続出」に結びつく。画期的新商品開発が困難な限り、地球的事業展開力がKFSになる故だ。中小企業は「創造的衆知結集力ある個人を臨時登用→新成長機会発掘→規模小でもOKの高付加価値経営」を目指すべし。
  (2015年2月6日のTwittter)  
ピケティ氏「トリクルダウンはない」は正しい。新成長機会は発掘模倣困難、かつ市場規模小→後発組の輩出困難→所得は格差拡大が続くのみ→最先端の消費者を模倣する者続出期待薄…故だ。「ぶら下がりNO、自立と創造力OK」の非可逆性を認識すべし。→http://www.trijp.com/persona/6-1-6-2.shtml
   2014年11月14日のTwittter
日本経済に赤信号点灯の真因は増税に非ず。世渡り術の様変わり「和に好都合な曖昧模糊→洞察力と知的アクロバット力」への不適応症だ。ここにメスを入れない各セクターの対策は事態悪化を招くのみ。新時代の成功の鍵「潜在事象発掘力」を強化しよう!

 エアポケットの中をもがくのみとなる現象は深く潜在している新成長機会発掘力がないために生まれているのです。 「改良・改善を積み上げる従来のやり方が通用しにくくなったからです。様変わりした環境には様変わりした情報活動が必要になった」と認識しなければなりません。

 組織運営の抜本的見直しが必要な時代になったことに気づこう!

  (2014年11月4日のTwittter)
日本経済は矛盾状態「アベノミクス第1・2の矢→企業の目先明るさ→有効求人倍率増/企業人の脳力進化遅れ→相変わらずの低生産性→物価上昇を下回る賃金増→消費減」にある。企業が採るべきは「創造的衆知結集力活用→プロジェクトチーム中心経営」。
   2014年6月19日のTwittter
水野和夫著『資本主義の終焉と歴史的危機』は「社会全体の便利化→試行錯誤的思考の不要化→鋭い直観回路の入手困難化→深く潜在した新成長機会発掘の困難化→総じて成長の限界」を見落としていそうだ。大型事業の独創的着眼方法を急いで身に着けよう!
 2104年8月9日のTwittter
理研・笹井氏自殺は日本の宿痾「トップに非総合的創造的脳力者+(巨大・複雑プロジェクト故の役割分担+同氏の終盤参加→合成の誤謬発生→論文捏造)+枠外思考の小保方氏への反発内在→感情が勝った対STAP細胞批判噴出」への身を挺した抗議かも。→http://www.trijp.com/index02.shtml
  (2014年8月11日のTwittter)
交響曲指揮者「大野和士氏」は個性満開と組織力強化同時実現の見本かも。少年時代の作曲家観察経験が「演奏曲の情景をイメージング→入魂の交響曲指揮→楽団員の個性引き出し」に結びついている模様だからだ。ここに、創造的衆知結集力活用の意義がある。
  (2014年12月29日のTwittter)  
閉塞状態の真因は増税に非ず。小手先対策は自殺行為。故・湯川秀樹博士快挙の真因「悪しき日本的集団主義無縁→本質追求の習慣→世の中を幅広く学問→新しい世界を切り開き、陳腐な枠内思考からの脱出に結びついたグランドデザインの提起」を知るべし。→http://www.trijp.com/index12.shtml

 調査手法のナンバーワンは問題解決型会議である

 鋭い直観回路があるが故に詰めを要することにさっと気づく。そして、コミュニケーション脳力があるが故に詰めるべきことを詰め、問題解決策を発想する。これが問題解決型会議の理想的姿です。

 会議は臨機応変のピンポイント調査を心がけることにより、貴重な知識・情報の入手を可能にしてくれる。のみならず、創造的問題解決策の構想を可能にしてくれるのです。
(問題解決型会議の効果のイメージ ⇒ 『「経営者達は私もなんとなくそう思っていた」等と言い出した』)

 各人(各社)各様の潜在脳力を引き出す創造的衆知結集登用の勧め

 「脱・閉塞状態の費用vs効果」を考えると、次の4ステップを踏み、潜在事象の発掘を確実に行うことを勧めます。(参考資料→『総合的創造的な問題解決策を生み出す秘訣』)

 総合的創造的脳力を有するリーダーの役割は、プロジェクトチームに創造力を注入して「未知の既知化→新成長機会発掘」を共有することにあるのです。(関連記事 ⇒ 『マジカルパワーを持つ会議などの手法を開発して次々と驚異的な成果を挙げた真空機器業界のビジョン経営計画は「立案手順の知悉」よりも「創造力」の方を遙かに必要とするようになった超難問解決を可能にするQ&A力

 「成熟市場の中にあってきらりと光る商品が乏しい」のはどうしてでしょうか?ジレンマ「独自文化の尊重→(自由闊達性の保証→永遠の成長を可能にする、商品の際限なきハイエンド化OK)+(枠内思考の持続→世の中を支配する新しいロジックへの不適応)」に陥っている。打開しようとしても、「短絡思考習慣+新成長機会の深く潜在化努力の空回りあるいは放棄」という壁にぶち当たっているからです。


 2014年11月29日Twittter  
適切なアイディア・質問が出にくくなったのは「セクター間の相互依存拡充等→世の中複雑化→好機・脅威
 2014年11月29日Twittter  
適切なアイディア・質問が出にくくなったのは「セクター間の相互依存拡充等→世の中複雑化→好機・脅威が深く潜在化」故だ。難問解決策の熟考→脳細胞間の円滑なネットワーキングへ→斬新な着眼入手→閃き…となることだ。ここにワタナベ式の意義あり。
が深く潜在化」故だ。難問解決策の熟考→脳細胞間の円滑なネットワーキングへ→斬新な着眼入手→閃き…となることだ。ここにワタナベ式の意義あり。
   2017年4月20日のTwittter
閉塞感「将来不安+逝去時期不明→節約→資金過剰→国債依存の財政→不安増幅→消費・設備投資低迷→世界26位転落のGDP/多くの国民は悪化一途→国全体の夕張市化」が色濃い日本。諸悪の根源「悪しき心理的ラベル」に気づき、羽ばたき力を取戻そう!

 閉塞状態に陥っているのは『内需拡大を阻む根本的原因の補足説明』にあるような状態から抜け出すことができない。そのために、世の中を支配する新しいロジックに適応できていないからです。このような状態から抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか?各人(各社)各様の潜在脳力を引き出す創造的衆知結集を断行することです。


イノベーション力を身につけることを願うプロジェクトチームの行動期待値
 「イノベーション力を身に着けたい」と思えるように心構えを段階的に再構築するプロフェッショナルQ&Aサービスを受けて挑戦目標を明確にする→明確になった挑戦目標の障害や実現策を考え抜くために潜在事象発掘型Q&Aサービスを受ける→旺盛になった意欲をエネルギーに用いて異変待ち受けを念頭に置いて知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考をする───、という手順を踏むことです。

永遠の成長を可能にするのは知的アクロバットを伴うジグソーパズル思考力強化── 新成長機会は深く潜在しているが永遠に存在している ──

 無限の可能性を秘めているジグソーパズル思考強化投資には想像を絶する大きな見返りを生み出す可能性があります。主な理由は四つあります。

(理由1) 人間には新需要の源泉である環境変化適応力がある

 動物の中で意図的な環境適応力があるのは人間だけです。だから、人間は他の動物と違って絶滅することがないのです。ここに、「環境が変化する。あるいはしそうである ⇒ 生存の拡大と恒常性の維持のための新しい需要が生まれる」という、人間ならではの図式発生が可能となるのです。

 人間ほどビッグチャンス・新成長機会を生んでくれる存在はないのです。

(理由2) 環境変化は一段と激しくなる

 上記の図式は環境が変化しないと実現しようがありませんが、果たしてどうなのでしょうか?心配無用です。なぜなら、三つの環境変化が一段と発生しやすくなっているからです。

環境変化1 ── 量産・量販型工業化の限界がもたらす、心の奥底にとぐろを巻くがごとき個性的需要 (例:激しい運動に相応しい、栄養豊富・消化良好のスポーツ弁当に対する需要。衣料品の氾濫+個性的需要の噴出→ 旧態依然とした衣料品の需要の継続的減少+ピンポイント力あるユニクロの躍進…等)

環境変化2 ── 新技術の登場が刺激する新型の需要 (例:テニス等のビデオゲームのために開発した擬音や動きを実現させる技術を使っている手術訓練システム。豊富な良質の水がなくても半導体製造を可能にする新技術、「地震・集中豪雨の事前察知→被害の大幅削減」を可能にする通信衛星(巨大地震に襲われた能登半島の甚大災害化は防止できたのです)

環境変化3 ──  「のほほん」としていられない時代が生み出す自立と創造力強化型需要(例:年金制度維持困難+科学技術の進歩→生涯現役希求→求心力強化のための自己投資。成長の限界→深く潜在している新成長機会発掘へ→漂うが如き人生航路と決別→現実直視力強化おや、どうして?…と思う潜在事象発掘型Q&Aサービスを受ける…等)

 環境不透明は厄介なことではなく、ビッグチャンス・新成長機会を生んでくれるのです。

 但し、ビッグチャンスをものにするためには、可能性が拡大した異変待ち受けを前提とする構想力・独創力が必要になります。

(2024年4月16日X) 
組織のフラット化には新成長機会発掘効果がある。理由「ピラミッド組織→現場の対トップ意見具申困難→野性的意欲喚起困難」。星野リゾートの奥入瀬渓流ホテル再生「秋冬休館→追込まれ→春夏の新規魅力探索→コケを含む地域の新しい魅力発見→春夏の集客安定→自信→秋冬の新規魅力探索成功」が例だ。

(理由3) 新需要は拡散しやすくなる
 
 上記のような2方面からの需要が生まれても、人が孤立して生活していますと、新しい需要の拡散効果が期待できなくなります。この点はどうなのでしょうか? 心配無用です。なぜなら、

 インターネットの普及、人間の群れ本能が生み出す大都市への人口集中傾向 ──── この二つが「他人と差をつけたい」「他人を模倣したい」…という本能に火をつけるからです。

 ネットワーク型社会の到来はビッグチャンス・新成長機会に満ち溢れた巨大市場の形成を容易にするのです。

(理由4)
技術シーズの源泉は無限になる

 
上記の説明は個性的需要は止めどもなく生まれることの理解に結びついたことでしょう。問題は止めどもなく生まれる個性的需要を満たす技術シーズにいずれ限界が生じるかもしれないことです。しかしながら、このことは杞憂に過ぎなくなることでしょう。なぜなら、

 Nanotechnology、BiotechnologyとInformation Technologyの結合が技術シーズの源泉を無限にするだろうからです。

 技術の分類学的パラダイム(理論的枠組み)から多様性と融合性のパラダイムへの転換がウォークマン的製品の域を超えた、個性的需要に対応できる製品やサービスを無限に生み出すことを可能にするのです。


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