「卒論が書けないのは文才がないからだ」と悩んでいた女子大生が卒論を見事に完成させることができました。どうしてでしょうか?次の手順を踏んだからです。
「何をどうして書きたいのか?」を詰め抜く話合いをする→頭の整理と新しい知見の蓄積が同時に進む→目的達成に役立つ文献の収集が閃きを生みながらできた→収集した文献を読みたい気持ちで一杯になった→収集した文献をメモしながら読んだ→メモをわくわくしながら体系的にまとめた。旺盛な問題意識が創造の肝なのです。
話は変わりますが、熱海の土石流大災害が発生したのはどうしてでしょうか?「ナアナア習慣が根づいている→思考停止症に陥っている→成行き任せになっている→盛土された地中に水が蓄積した所に集中豪雨が襲うことを予見できなかった」からです。
先行きがどんどん不透明になりました。こういう時代に必要なのは旺盛な問題意識が可能にする“見えないものが見える”脳力です。この脳力の欠如は創造を困難にするだけではなく、悲劇の原因にもなるのです。
渡辺高哉はこういう考え方の持ち主です。だから、長期業績不振企業や長期スランプの個人を躍進させることに成功してきたのです。この背景にあるのは、次の手順で行う会議革命です。
相手を解答が喉元まで出ている状態に追い込む→相手の問題意識が極限まで高まる→頃合いを見て、渡辺高哉が当事者の心にスイッチを入れる→創造的問題解決策が身につく。ワタナベ式問題解決へのアプローチの応用が会議革命なのです。
低迷路線から脱出する方法は会議革命しかないのでしょうか?そんなことはありません。「横並びの人生→自尊心とはほぼ無縁→自立と創造とはほぼ無縁」という多くの日本人に見られる生き方を止めればいいのです。そのために用意されているのが人生行路の適切で好きな道化です。
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