【斬新な着眼】
|
悔いなき人生はどうしたら実現できるか? |
---|
― 人生を生け花に見立てることである ― |
|
2006.2.5 (2006.12.11緑色部分追記) |
![]() |
![]() |
受身の人生が不幸に結びついている(日本人の現状4) |
![]() |
個人は企業の従属的存在になっている傾向が強い |
![]() |
世間知らずが若者から夢と希望を奪っている |
2005.5.5付け『朝日新聞』に掲載された右の図表を見てください。ニート拡大の主犯は「不況等の経済状況」であるとしているのは間違いなのです。主な理由は二つあります。 (理由1) 世界的に統合されつつある労働市場の中で日本の若者が敗退した。その結果がニート現象を生んでいる。 (理由2) 労働力の質的向上を伴う日本の産業構造の高度化があって始めて景気が回復する。したがって、景気が回復しても脳力・能力が強化されない若者の雇用環境は厳しい。 二つの図式がクロスした結果がニート現象を生んでいるのです。
|
![]() |
新時代におけるアンケート調査の鉄則 |
|
![]() |
相変わらずの横並び志向が民を奴隷状態に追いやっている |
2005.10.24付け『日経ビジネス』に掲載された右の図表を見てください。企業と従業員の明暗がくっきりと分かれています。この結果は民の資産状態にも反映されています。家計部門に残る金融資産が始めて前年より実質的に減ったからです。(日本銀行の03年の資金循環統計) 一方において労働強化が行われています。「このままでのペースで働いたら、身体をこわす」と正規社員の6割近くが考えていることが、独立法人「労働政策研究・研修機構」の調査で分かったのです。(2005.5.8付け『朝日新聞』) 企業が栄え民が滅びつつあるような実態がどうして生まれたのでしょうか? 「省力化投資 + 非正社員の割合の急拡大 ⇒ リストラ ⇒ コストダウン ⇒ 中国ブームを活用しての外需拡大」という図式のなせる業なのです。 様変わりした環境に企業は適応できている。ところが、従業員はニートになってしまった若者同様に適応できていないことがこのような実態に結びついるのです。 |
![]() |
|
![]() |
「日本は先進国」と言っていられない時代が忍び寄ろうとしている 2006.12.11緑色部分追記 |
『The Economist January 21st 2006』の70頁に掲載された右の図表を見てください。開発途上国が昔日の面影を急速に取り戻しつつあります。イギリスで始まった産業革命の前は開発途上国が世界経済の約8割を占めていたことは何を意味するのでしょうか?
次のように解釈すべきでしょう。
|
![]() |
![]() |
日本社会の盲目的な受け入れが民を悲惨にしている |
![]() |
日本社会の後進性を認識しよう |
![]() |
![]() |
2001.11.3付け「The Economist」の『A survey of the near future』の 6頁より転載 |
2005.7.23付け『The Economist』の64頁より転載 |
|
![]() |
日本社会の後進性に甘んじれば低所得、背を向ければ高所得が可能になる |
二つの図表を見てください。 |
![]() |
![]() |
2005.1.2付け『日経ビジネス』の14頁より転載 | 2004.3.1『日経ビジネス』の38頁より転載 |
|
![]() |
日本的集団主義が重くのしかかっている |
![]() |
強く求められるようになった創造力とは何か? |
・ | 日本人は合理追求の習慣が大幅に欠落しているので、単純な個の発揮は猪突猛進となり林郁夫現象に結びつく危険性がある。 |
|||
・ | 世の中が複雑になったので、「あちら立てればこちら立たず」といったような状況の下で事を起こさなければならないことが多くなった。 |
![]() |
小さな勇気のなさが創造力の養成と発揮を妨げている |
2005.11.24付け『朝日新聞』に掲載されていた右の図表を見てください。意外な理由が秘められています。 ある幹部が「深夜作業など仕事はとても熱心な部下が、試験を受けようとしない」と言うように、「がんばりたくないので、出世したくない」ということではないのです。 試験を受けない理由を複数回答可で尋ねたところ、「管理職に魅力を感じない」「自信がない」との答えが、共に4割に上がっているのです。 |
![]() |
|
大事に結びつく社内勉強会を発足させるための秘訣 |
|
![]() |
間違った年のとり方は晩年を悲惨にするしかない |
![]() |
その場しのき、横並びの人生を送り続けると、濡れ落ち葉になってしまう |
・ | 伝統的な日本の社会は癒着しないとチャンスが巡ってこないという特徴を色濃く持っている。 | ||||
・ | 人間は社会的帰属を本能的に求める動物である。 |
となれば、下記の図式に嵌ってしまう人が多いのは自然の成り行きかもしれません。 |
![]() |
濡れ落ち葉には誰も寄り付かなくなる |
・ | 日本社会の大勢が経済再生の足を引っ張っている日本的集団主義から脱却するのは容易ではない。(詳しくは ⇒ 2003年に掲載。しかしながら、今も十分通用する『「日本復活道遠し」となっているのはなぜなのか? 超長期の「個の抑制 ⇒ 構想力・独創力の軽視」という図式が災いしているのだ!』) |
|||
・ | 年金問題が深刻になればなるほど「経済的余裕がある ⇒ お金を拠り所として子供や孫とのつながっている」という図式が通用しなくなる。 |
![]() |
相変わらずの生き方は一番大事なものを失うことにも結びつく |
![]() |
|
長期低迷状態から脱出する秘訣![]() |
←前ページへ | 〔目次〕 |
|
|
|