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年老いた人は働くことができない。のみならず、養護や介護の対象となる。したがって、高齢化社会の到来は悲観材料でしかない。これが通説でした。この通説を鵜呑みにして良いのでしょうか? 「否」です。なぜなら、新時代を有利に切り開くために一番必要とされる、独創的な構想は若者よりも高齢者の方が生み出しやすいからです。 このように申し上げますと、訝しく思われる方が多いことでしょう。でも、ここで考えてください。独創的な構想は三つから成り立っているのです。
若者と高齢者のどちからが上記の にわか仕込みの知識は独創的な構想に転換できない。したがって、人生経験を積めば積むほど どうしたら脳力を強化し続けることができるのでしょうか? 数多くの人々を観察してきた結果からこの問題を考えてみましょう。 脳力面での曲がり角は一般的に3度 (30才代の半ば、40才代の半ば、50才代の半ば) あります。この曲がり角を境に脳力がぐんと伸びる人、逆に衰え続ける人が多いのです。 加齢に応じて鋏 (はさみ) のように脳力の差が広がっていく根本的な原因は何なのでしょうか? そうです。人生に対する意欲の程度なのです。 定年退職すると、どんどん衰えていき、死亡が早まる。こういう研究成果があるとのことですが、これが何よりの証拠です。気力が衰えると、脳力が衰える。すると、体力が衰える。体力が衰えると、気力が衰える・・・・・。こういう悪循環があるのです。 某開発途上国の話ですが、抹殺したい人物がいるとします。周囲の者が「お前は役立たずだ」…と言い続けることによって、この人物の早期死亡に結びつけるのだそうです。この話は気力の源である生きる張り合いの重要性を物語るものである…と理解すべきでしょう。 このような加齢と脳力の関係を実証的に研究してデータにまとめたものがありますので、以下に紹介しておきます。 ![]()
上記した悪循環とは正反対の人生を確実に送ることができる。つまり、上記の図にある「成功者」になれる秘訣があります。あなたならではのビジョンを適切に策定する。これが秘訣です。狙いは『適切な方向で“好きこそものの上手なれ”の世界に入ることが生み出す効用』の入手に結びつく人生を送れるようにすることにあります。 以上の説明によりご認識されたことと思いますが、知識・知恵経済時代の到来を考えますと、「個人ビジョンを適切に策定する ⇒ 気力を充実させる ⇒ 脳力を強化する」…という人生を送り続けさえすれば、喜働の生涯現役が可能になるのです。(参考資料 ⇒ 『低所得から抜け出せないままでいると、悲惨なことになる可能性が大である』) 80〜84歳の人のなんと60%が心身共に健全で、知力を要する立場で社会的に活躍している人ほどこの傾向が強い──、というアメリカにおける最近の調査結果がありますが、これは上記したことを裏付けるものです。(渡辺高哉の母親は歩行できなくなったために独り暮らしができなくなりましたが、89歳まで心身ともにすこぶる健全でした) 中村桂子さんは2009年5月3日付け『毎日新聞』の中でリータ・L・モンタルチーニ著『老後も進化する脳』について次のような書評を載せています。 ・・・・・精神活動は、老年期、そして人生の最後の時期において、まったく新しい能力の発揮されうる分野。・・・・・その中でも重要なのが創造性であるとして、とくに老年にそれを発揮した実例として、ミケランジェロ、ガリレイ、ラッセル、ベン=グリオン、ピカソの五人をあげる。・・・・・ (関連記事 ⇒ 『年齢の壁は幻にすぎない。明るく陽気に己を鍛えよ / 老人が自立できる社会に /潜在能力開発が最優先の投資案件であることを示す証拠例 (自信がなく読書嫌いであったにもかかわらず、明確な目標を持って勉強し続けるようになった / 元旋盤工の児玉隆夫さんが大阪市立大学の学長になれたのはなぜなのでしょうか?)
以上の説明に対して、「高い知力を保っていても高齢になると敬遠されてしまうことが多い。だから…」と反論する人がいるかもしれません。そして、この反論はあながち否定できません。なぜなら、高齢になるにつれて伴いがちな二つの危険性があるからです。
でも、よくよく考えますと、上記二つの危険性は杞憂にすぎない、と言いきれます。なぜなら、
脳力の持続的強化に成功するためには、上記のリンク先を読みお分り頂けましたように「疑問や悩み事を持つ ⇒ 問題意識を持って世の中を幅広く学問する ⇒ 総合的考察の結果として独自の見解や問題解決策を創る」という図式の習慣醸成が必要になります。
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