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2005.2.20更新

重要記事 ⇒ 『社会運営システムのこれまで&これから


【脳力のピークは80才台だ!】



Nikkei Business 2003年10月13日号の1頁より転載



 80歳代に脳力のピークを迎えることができる。そのためには、個人の「ビジョンと実現策」を適切に開発しなけれならない。このように主張する背景にきわめて大事なことがあります。社会運営の仕組みをがらりと変えなければならなくなったのです。

社会はこれまでどのように運営されてきたのか?
 (規格型製品の大量生産が可能であった ⇒ 国庫を潤すことができた。その反面、思考力強化とは無縁の人生を送る人がほとんどであった) + (人口の高齢化問題が深刻ではなかった ⇒ 現役世代が引退世代を背負うことができた) ⇒ 定年退職者の手厚い年金生活が保障されていた──、という図式なのです。(補足説明 ⇒『大多数の日本人が罹ったままになっている病』)

 ところが、環境が様変わりしたために、年金不安を抱えることとなったのです。ここで考えなければならないのは、古きよき時代が戻ってくるかどうかです。

社会運営はどのように変わるしかないのか?
 (知識・智恵経済の時代が進む一方である ⇒ 肉体的若さよりも脳力の方が遥かに重要になる ⇒ 生涯現役の可能性が大きくクローズアップした) + (国家財政は破綻せざるを得ない+日本モデルの賞味期限が切れて久しい ⇒ 個人の自立・自律が必要不可欠になった) ⇒ 構想力・独創力の継続的強化が「勝ち組」であり続けるための条件になった──、という図式に変わらなければならなくなったのです。

 脅威だけではなく、好機も到来したのです。ここで考えなければならないのは、構想力・独創力を継続的に強化して「勝ち組」であり続けることを可能にする巧い方策があるかどうかです。



「勝ち組」であり続けるための秘訣は何か?
納得できる「志」を持ち続けることです


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