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個性的才能を引き出す性格診断の勧め


第1部 個性的才能を引き出す性格診断が必要不可欠になった

成長の持続が個人にも要求されるようになった

2008.9.7

80歳代に脳力のピークを迎える人生が送りやすくなった ― モーツアルト効果を梃子に用いて生涯現役を目指そう!―

(節子)
企業人の生き方が未来型になると、好きこそものの上手なれ”効果の入手を通じて生涯現役の人生を送ることが可能になった。前回の議論でこういう結論になったけど、本当にそうであることについて確信を持ちたいので聞きたいことがある。

 年配の方が企業から大歓迎されるためには製品・サービスのハイエンド化だけではなく、大型事業の独創的構想(例)のような超ハイブリッド型のコンセプト開発においても若者を圧倒的に凌駕する脳力・が必要であると思う。そのためにはモーツアルト効果を与えてくれるキャリアを積まなくてはならない。終身雇用制度に長年どっぷり浸かってきた日本の社会で多くの人がそんなことができるのかしら?

(高哉) 日本人は「安心して人を育てることができる終身雇用制度、年功序列にできたら戻りたい」という思いを強く抱いていることは否めない。何と言ったって日本モデルに長年馴染んできたからね。でも、年功序列は才能を伸ばしきれないというマイナスがあることを忘れてはならない。ジレンマがあるわけだ。

(節子) このジレンマを解決するのが次の図式の実現を可能にする個性的才能を引き出す性格診断というわけね。新創業プロジェクトを導入すれば、

 適切で好きな道に入るだけではなく、背伸びを必要とするビジョンを追い続ける ⇒ 自分の進化を楽しむ人生を送ることができる ⇒ 終身雇用制度、年功序列の下では考えられないほど人が大きく育つようになる。

 でも、中途入社組に待ち構えている組織の壁があるんじゃないかしら? 社内遊泳術がものを言うのが日本的経営なんだから。

(高哉) そんな悠長にことを言っていたら企業は生き残れるなくなるよ。というのは二つの厳然たる事実があるからだ。

右の図表が示すように企業成長に必要不可欠な革新的アイディアの源泉は問題意識が旺盛であり、かつ実情に精通している従業員である。しかし、この従業員が長年同じ釜の飯を食ってきた人達だけであると自ずと限界が生じる。→閉塞状態の根本的原因。 これは転職組を歓迎することに結びつく。

先行き不透明時代を迎えるに伴い、企業は次の図式の下に置かれるようになる。

 組織のフラット化が進む ⇒ 上昇のチャンスが少なくなる ⇒ 社内でトップの人材を養成することが困難になる ⇒ ヘッドハンティングの必要性が拡大する。

 好むと好まざるにかかわらず、企業は生え抜き主義に拘っていると生き抜くことが困難になってきた。このことを忘れてはならない。

(節子) 中途入社組に待ち構えている組織の壁が取り払われていくことは分かった。でも、世の中が複雑になってくると、問題点やチャンスを感覚的に掴む才能が重要になってくる。このことは年配者よりも若者の方に有利に働くんじゃないかしら?

(高哉) ただ齢を重ねるだけの生き方をしてきた年配者だったらそういうことが言えるかもしれない。年配者と若者のどちらが有利なのかの判断をするためには、「感覚的に掴むとはどういうことなのか?」を考えなければならない。

 頭脳のシソーラス機能が広く、かつ奥深く発達している。しかも、やる気がある。こういう条件が整っていればいるほど感覚的に掴む才能が生まれる。

 「若者の方が感覚的に掴む才能がある」という風評は次の図式から生まれた偏見にしか過ぎないことをしっかり認識しなければならない。

 日本モデルから外れた生き方をする人には経済的ペナルティーが課せられた (詳しくは ⇒ 『日本経済再生の鍵は個の解放』) ⇒ 脳力を磨くことよりも組織内遊泳術を磨くことの方が遥かに大事であった ⇒ 加齢と共に脳力が低下さぜるを得なかった。

(節子) なるほど。ということは、挑戦し続ける人生を送りさえすれば年配者の方が若者よりも有利であるということになるわね。→脳力のピークは80歳代だ!。 ・・・・・何事も長続きするためには歴史的な必要性に応えるものでなければならない。そういう意味で聞くんだけど、加齢に応じて脳力が伸びていく人生を送ることは日本にとってどんな意義があるのかしら?

(高哉) 社会の安定装置の再構築がしやすくなることに意義があるんじゃないかな。というのは、次の図式が実現する必然性があるからね。

 (少子高齢化が進む ⇒ 人口動態のピラミッド構造がどんどん壊れていく ⇒ 終身雇用・年功序列式は崩壊せざるを得なくなる ⇒互助を可能にしてきた共同体の崩壊が決定的になる) + (日本的集団主義の影響を強く受けている人が圧倒的に多い ⇒ 自立と創造力がないに等しい人が圧倒的に多い) ⇒ 不安に脅えた人生を送る人が圧倒的に多くなる

 ⇒ 社会を安定させるために成果主義の下で終身雇用を復活させる必要性が生じる ⇒ 加齢に応じて脳力が伸びていく人生を送ることが必要になる。

2013年8月26日追記
 この必要性に応えないと悲惨な人生が待っていることを覚悟しなければなりません。『渡辺高哉による日本経済診断』が示すようにライフスタイルを一新することが必要になったからです。→自分自身を命ある限り成長させ続ける絶好調を維持しながらの生涯現役の人生が可能である私共に悩み事を吐き出すだけで創造的問題解決脳が入手できます


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