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個性的才能を引き出す性格診断の勧め


第1部 個性的才能を引き出す性格診断が必要不可欠になった

成長の持続が個人にも要求されるようになった

2008.9.14

至福の家庭を持ちたければプロフェッショナルになることに全力投球しよう!

(節子) 日本には「出る杭は打たれる」という諺がある。今もこの諺が通用するとしたら、加齢に応じて脳力・能力が際立って伸びていくことを可能にする「個性的才能を引き出す性格診断」を受ける人は少ないと思う。お金の用途は沢山あるんだから無駄となってしまうような投資は避けるんじゃないかしら。「そんなことはない」と言い切るためには、市場性の高い脳力・能力があれば仮に徒手空拳であっても羽ばたくことができることを証明する必要がある。どうかしら?

(高哉) 次に紹介する例を考慮に入れると、貴女が提起したことは杞憂に過ぎないということになるんじゃないかな。

 Yシャツの生産は手間暇がかかるので、日本で生産を続けるのが困難になり、生産拠点は中国等に移行して、昔からある日本の産地は大打撃を受けている。この大打撃を跳ね返そうとしている片山象三という繊維機械を販売する零細企業の社長のことがこの間テレビで紹介されていた。

 これまでの方法だと糸を取り換えるのに1〜2日かかるので、色・デザインを変えるのはコスト的に納期的にも容易ではなかった。このことに着目して様々な色・デザインの横糸を自動的に繋ぐ機械を開発しようとしている。これが完成すれば、Yシャツの布地の生産コストと納期は約5分の1になるそうだ。

 地方の名の知れない零細企業の社長でありながら、中央官庁を含めて様々なセクターの人々の協力を引き出しているんだ。これは画期的なアイディアがあれば、徒手空拳であっても思い通りに羽ばたくことができることを証明しているんじゃないかな。

(節子) そうか。片山さんのような才覚があれば、徒手空拳であっても抜群の求心力を発揮できるというわけね。この考え方を応用すれば、市中からの借り入れコストが高いのでまともなやり方では大銀行に勝ち目のない小さな銀行だって堂々と生き抜くことができるかもしれれない。というのは、新創業研究所のようなところとタイアップすれば、次の図式を実現させることができるはずだから。

 創造性の高い総合コンサルティング力を身につける ⇒ 顧客の人生・仕事を支援する ⇒ 顧客と切っても切れない関係ができる ⇒ 預金金利を低くして貸し出しコストを高くして十分な利益を稼ぐことができる。

 人生・仕事が順調であるようにしてくれるのであれば、預金金利を低くして貸し出しコストを高くしたってどうということはないものね。

 このようにして市場性の高い才覚を身につけた個人はこれまでのような企業の従属的立場から脱却できるようになるのかしら? 大丈夫だという気がしてきたけど確信を持ちたいの。

(高哉) 極端な例かもしれないけど、興味深い話がある。今から15年以上は前のことだったと思うけど、世界最大の広告代理店といわれた英国のサーチ&サーチ社で、大株主である米国の機関投資家グループによって会長が解任されるという事件があった。業績が悪化しているにもかかわらず、経営者兄弟が派手な生活を改めないのが解任理由だったと記憶している。

 兄弟は共にこの会社を離れ、新たにM&Cサーチ社を興した。多くの幹部社員も行動を共にし、顧客を持って会社を移り、新会社はサーチ&サーチ社を凌ぐ業績を上げるに至ったそうだ。

(節子) 広告の企画は個人プレイでできる典型であるとしても、そんなことが昔からあったのね。しかも、今は次の図式が実現している。

 生産拠点が開発途上国も含めて世界中に広がっている + 工業化が限界に達しつつある + グローバリゼーションと情報化が同時に進展している + 金余りである ⇒ あらゆる経営資源の利用可能性が飛躍的に拡大した。

 この図式と過去の延長線上を歩む限り成長機会を掴み取ることが困難になってきたことを考え合わせると、さっきの貴方の「これは画期的なアイディアがあれば、徒手空拳であっても思い通りに羽ばたくことができることを証明しているんじゃないかな」という発言はずっしりした重みがあるものになるわね。

(高哉) そうなんだよ。二つのデータを比較して欲しい。ひとつは右の図表。高付加価値の追求が可能である製薬業界であっても惨憺たる結果。もうひとつはNECと東芝の株価の時価総額を合算しても企業規模が遥かに小さなデンソーを下回っているという事実。このデンソーの成功の背景には、

 数十年先の技術開発目標があり、そこから今の仕事を評価する ⇒ 未来から眺めた社員研修が行われる ⇒ 社員の付加価値がどんどん上がっていく──、という図式がありそうなんだ。

 これは斬新なアイディアを打ち出せない企業人の集まりでは企業間競争に勝てる付加価値を生み出せないことを意味している。

 個人パワーが凄く大事になったんだ。このことと貴女が指摘した時代の様変わりを肝に銘じなければならない。こういう認識を持てば、米国経済にとって巨額の累積赤字や中産階級の貧困化は多くの評論家が言うような危惧すべき要因ではない。米国が今のようなイノベーション力を維持・強化できるかどうかだけが問題とすべきだということになるんだろうね。

(節子) 今の意見は累積黒字は巨額だけど、イノベーション力が問題にされている日本経済にとって深刻な意味を持っているわね。こういう日本の中にあって個人はどのような心構えを持てばいいのかしら?

(高哉) 同じことの繰り返しになるけど、個性的才能を引き出す性格診断を受けて“好きこそものの上手なれ”の世界に入ることが生み出す効用を入手するこを強く勧めたい。このように言う背景には次の図式がある。

 産業基盤も市場も成熟化の一途を辿っている ⇒ 斬新なコンセプトを打ち出すことが困難になってきている ⇒ エンドレスのハイエンド化ができない分野はコスト力のみが競争力となってきている ⇒ 高付加価値型経営を行いたい or スケールメリット追求に限界がある企業はエンドレスのハイエンド化が可能な分野を狙わなければならなくなる

 ⇒ 脳力・能力のハイエンド化が求められる仕事に就かないと人間らしい生活を送ることができなくなる ⇒ 弛まぬ努力が必要になるので、好きな仕事でなければ挫折してしまう。

 したがって、好きこそものの上手なれの世界に入ることが生み出す分かりすい例を念頭に置くことの重要性をいくら強調しても強調しすぎることはない。セールスのあり方でも次のような変遷がある。

(大分前迄) 市場が未成熟だった ⇒ 顧客が知っている情報は限られていた ⇒ 御用聞きが有効であった。

(少し前迄) 工業化の進展に伴い、購買の選択肢が多くなった ⇒ 迷いが顧客に生じた ⇒ 押し込み販売が有効であった。

(これから) 物質文明が爛熟期を迎えた + 労働市場の世界的統合が進んだために顧客の世界も大競争時代になった ⇒ 競争に勝つことにも結びつく購買をしたくなった。しかし、経験則が使えない ⇒ ピンポイントのコンサルティング・セールスの有効性が増す一方である。

 顧客の性格と置かれた立場を見抜き、顧客の心の琴線に触れるような応対辞令。これがピンポイントのコンサルティング・セールスの中心テーマであることは言うまでもない。顧客の心は移ろいやすいのでマニュアル通りにやっていたら相手にされなくなってしまう。神経が磨り減ってしまいかねない。これはセールスだって“好きこそものの上手なれ”の世界に入らないと大成しない時代になったことを意味する。

 免疫力強化に遺伝子工学を応用したガン治療。医食同源、かつグルメに貢献する食糧生産。従業員一人一人の性格と置かれた立場を配慮した経営コンサルティング ── こういった将来性の高い新成長機会も今言ったことの延長線上にあると考えるべきだろうね。というのはいずれもエンドレスのハイエンド化が必要だからね。

(節子) 成熟社会が生み出した閉塞状態から抜け出すためには“好きこそものの上手なれ”の世界に入って進化し続ける必要がある。そして、この必要性に応えることができれば、徒手空拳であっても羽ばたき続けることができる。したがって、個性的才能を引き出す性格診断という投資はし甲斐がある。

 こういう結論になるんでしょうけど、説得材料として使われた例は普通の人にとっては目標が高すぎるので、自分を正当化するためにイソップ物語の中にある「あのブドウは酸っぱい」というような状態になってしまうんじゃないかしら。人間は自己否定には耐えられないことを忘れてはならないと思うの。

(高哉) 「自分だけが羽ばたけるようになるよりも皆と仲良く没落していく方がいい」ということだったら「あのブドウは酸っぱい」というような状態になるのもひとつの生き方だと思う。自己満足は大事だからね。そうではなく、自分のためにも大切な人のためにも没落路線を歩むようになることは絶対に避けたいと思うのであったら、

 発想を大転換させた革新的な生き方が必要になる。というのは、日本人が過去の延長線上を歩む限り日本経済には明日がないので、ぬくぬくと支えられて生きることが困難になるからだ。一部の専門家は「日本は100年に一度の危機に襲われている」と言っているけど、この表現は決して大げさではない。なぜなら、規格型工業製品の量産・量販が可能であった時代が長く続いたことが根本的原因となって日本の社会に次の図式がしっかりと根づいているからだ。

世界のエアーポケットにすっぽり収まっている日本の実態
日本モデルから外れた生き方をする人には経済的ペナルティーが課せられた (詳しくは ⇒ 『日本経済再生の鍵は個の解放』) ⇒ 社会横断的人的交流はないに等しい状態になった ⇒ “朱に染まれば赤くなる”ので、集団は似た者同士の人間で構成されるようになった ⇒ 複雑な状況を適切に判断して、創造的問題解決策を創ることとは無縁の日本人を数多く生み出した。(補足説明 ⇒ 『閉塞状態の根本的原因』)

(節子) この図式にはまったままであると新成長機会を掴み取ることも人間関係問題の解決も困難である。発想を大転換させた革新的な生き方をしないと、泥舟に乗っているのと同じことになる。こういうことね。

 相変わらずの景気対策を講じて日本の窮状並びにサラ金経済化している日本の実態を糾そうとしているのは、視力低下の本当の原因は糖尿病であるにもかかわらず眼科的対策で乗り切ろうとしているのと似ている。

 日本人が今認識しなければならないのは、日本全体が麻酔にかけられたような状態になっていることよね。(詳しくは ⇒ 『頼りがいのある自分になるか、パニックになるか…の選択の時期が間もなくやってきます』)

(高哉) そうなんだよ。「あのブドウは酸っぱい。だから…」なんて甘っちょろいことを言っていたら大変なことになる。しかし、人間は精神的な自己否定に耐えることができない動物であることも理解しなければならない。だから、過去の歩みを最大限生かし、どんな人でも好きこそものの上手なれ”の世界に入ることが生み出す効用を入手できる新創業を提唱し、実践しているんだ。



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