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個性的才能を引き出す性格診断の勧め

第5部 悲劇の人生の裏に臨機応変力のなさがある ─ 人生・仕事の問題解決者を登用しなかったことが悔やまれる ─ (ノンフィクション編)

三度目の覚醒剤吸引で実刑となった三田佳子の二男

悲劇を招いたマイナスの生い立ちは飛躍の原動力になることに気付こう!

2009.11.8

 ここで紹介する事例はインターネットや出版物に基づいての推理結果であってクライアントを診断したものではありません。クライアントから知りえた情報が新創業研究所から具体例で洩れることは一切ありません。ご安心ください。



彼我の性格無知→自分の価値観を前提とする間違った指導→人生の台無し…という図式に気づかなければならない

(節子) 貴方は『脱集団主義の時代』の中で高齢化社会を肯定的に捉えている。その一方において『老いていくのを待つだけの同級生・同期生』にあるようなことも指摘している。この矛盾をどう解けばいいのかしら?

(高哉)脳力のピークは80歳台だ!』という事実があるので、日本が人類史上初のスピードで人口の高齢化に向かっていることを積極的に捉えたからだ。何事にもプラス思考が必要だからね。マイナス思考に陥ると事態は悪化することを肝に銘じなければならない。

(節子) プラス思考になるか、それともマイナス思考になるか…は性格の健康状態次第。(関連記事 ⇒ 『紙一重の人生』) 性格の健康状態を良くするためには、ストレスを貯めすぎないようにしなければならない。そのためには、自分の性格と由来をきちっと認識して性格に振り回されて現実直視力を失うようことを防止しなければならない。(関連記事 ⇒ 『多くの日本人が一触即発の状態になっている(台無しの人生寸前の)仕組み』) でも、これって難しいんじゃないかしら?

(高哉) その通りだ。20年以上密着していた姉妹だって本当の姿を分かりあっていないことがあることを僕は経験したことがある。僕が良く知っているお姉さんから仕事を手伝ってもらうために妹を紹介してもらったけど、まったくの期待はずれ。このことをお姉さんに伝えたところ、彼女は「そうなの。知らなかった」と吃驚していた。

(節子) 私も似たようなことを経験したことがあるけど、良く知っているはずなのに実はそうではなかったことはどうして起きてしまうのかしら?

(高哉) 地方自治体の財政再建に真剣に取り組んだ公務員の父親のことを全く理解せず誤解していた息子を例にとって説明しよう。彼がこうなってしまった背景には次の図式があったようだ。

 (やりたいこと、やらなければならないことが沢山ある ⇒ 物事を機械的に判断・処理する必要性が生まれる ⇒ 固定観念ができてしまう──、という図式にはまりがちなのが人間である) + 息子は民間企業で創造的な仕事をしてきた。一方、父親は創造性に乏しいと思われがちな公務員である

 ⇒ 父親は10年1日の如くに生きてているというイメージができあがってしまった ⇒ 父親はつまらない人間であると思いこんでしまった ⇒ 父親のことをプラス思考する姿勢がなくなってしまった。

(節子) 貴女が今言ったことに性格が絡むと大変なことになってしまうわね。というのは、次の図式が実現してしまいがちだから。

自分の価値観を他人に押し付けがちとなる理由
 (性格が人生を選ぶ ⇒ 選んだ人生が生き様を決める ⇒ 生き様が価値観に結びつく) + (人間は誰でも自己否定感に陥りたくない ⇒ 自分の生き様が醸成した価値観を大切にする) ⇒ 違いを認めることができないので、自分の生き様が醸成した価値観をついつい他人に押し付けてしまう。

(高哉) 貴女が今言った図式が実現した場合、価値観を押し付ける人と押し付けられる人の性格が大きく異なると、確かに大変なことになってしまう。というのは、例えば、三つの選択肢が用意されてしまいがちだからだ。

押しつける人が大物の親であると、押し付けられる子供は抵抗しても敵わないので、反社会的な行動に逃げ込んでしまう。

大物の親を憧れのロールモデルにすると、性格に合わないので中途半端な人間となり、決して大成しない。

子供は親から大事にされる。しかし、理解されていない。こうなると、子供の心の中はもやもやし続けてストレスが溜まり、脱線的行動に走ってしまう。(関連記事 ⇒ 『才能を生かした人生を送り続けたいのであれば、人生を早めに総括しなければならない』)

誰にも理解されず立ち直りが不可能だと思っている人でも大丈夫。心配無用である

(節子) 貴方の言うところの三つの選択肢にはまってしまい、悲惨な状態に追い込まれてしまった人は人生のやり直しができないのかしら? 『問題の根本的原因を突き詰めない。この姿勢が青年の絶命に結びついた』のような痛ましい事件をなんとしてでもなくしたいので聞くんだけど。

(高哉) そんなことはない。『自信がなく読書嫌いであった。にもかかわらず目標を持って勉強し続けるようになった人』に紹介されている人物のことを思い出して欲しい。大きな隙間市場になるような目標に向けて心にスイッチが入れば必ずなんとかなる。普通に考えると、マイナスの生い立ちはその気になればプラスに転じることができるんだ。オセロゲームのようにね。

(節子) 貴方もそうだったのよね。折れてしまいそうな過酷な体験の連続が躍進の糧になったんだから。(関連記事 ⇒ 『トラウマになるような衝撃的な事故は類稀な才能に結びつく癖を生む』) しかし、貴方の場合は社会が成熟する前だった。いいかえれば、豊かなニューフロンティアが満ち溢れていた。ところが、今はそうではない。このことをどう考えたらいいのかしら?

(高哉) 過去の延長線上を歩めば事足りる時代であれば、先発組の壁が厚いので年齢や立場が災いして人生のやり直しは容易ではない。しかし、時代が様変わりしたので、斬新な着眼を入手して新創業を行えば逆転の人生はいくらでも可能だ。(関連記事 ⇒ 『どんな立場の人であっても閉塞状態と訣別して羽ばたけるようになります』)

(節子) 自信が元々ある人だったらいいけど、そうでないと、事は簡単ではないと思う。台無しの人生になってしまった人は打ちのめされて自信喪失状態になっていることを忘れてはならないんじゃないかしら?

(高哉) どんな人でも人種・性・年齢・社会的立場のいかんにかかわらず次の図式が示すように磨くに値する個性的才能を持っている。

 性格は行動力学である + 人生の内容は人によって異なってくる + 人間は環境に適応しようとする本能を持っている ⇒ 人生遍歴は人によって異なる特訓効果を生み出すという側面がある。いいかいえれば、各人各様の才能が醸成される。(関連記事 ⇒ 『トラウマになるような衝撃的な事故は類稀な才能に結びつく癖を生む』)

 この図式のことを知らない。知っていても個性的才能の磨き方が間違っている。こういう状態が自信喪失状態に結びついていることを肝に銘じなければならない。

(節子) 性格発衝動強迫を巧みに活用できれば 『自信がなく読書嫌いであった。にもかかわらず目標を持って勉強し続けるようになった人』のように「もっともっと」の心境になり、やがて自信が生まれてくる。(関連記事 ⇒ 『意欲満々になるための定石がある』) 『人生は紙一重』にあることを頭にたたみこみなさい。こういうことね。


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