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大きな隙間市場
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個性的才能を引き出す性格診断を踏まえた
未来進行形の自己物語創造の薦め
― ビジョンと実現策からなる人生設計を創造的に行えます ―

未来進行形の自己物語創造への期待
                                                     2018.5.19更新

出世魚のように鮮やかな進化を重ねる(期待4)

プラスアルファが「平凡な存在」を「非凡な存在」に一変させる

 出世魚のように鮮やか進化を重ねる人生を送れるようになるためには、大勢の中に埋没してしまうような存在では駄目です。「平凡なタクシー・ドライバー」から「語学堪能・交通事情精通の二つを売り物にしているタクシー・ドライバー」のような存在にならなくてはなりません。

 現在の脳力・能力を生かすためにはプラス・アルファすることが必要なのです。但し、プラス・アルファの対象は何でもいいというわけではありません。良い思いをするためには、需要の大きな伸びが期待されているにもかかわらず供給不足が予測されているものでなければなりません。大きな隙間市場を狙わなくてはならないのです。(補足説明 ⇒ 『分類学的な能力に対する需要はすっかり冷え込んでしまった』)

大きな隙間市場のイメージ(深く潜在している新成長機会の発掘例)
 業界下から2位であった松井証券によるインターネット・ブローキング市場への参入が好い例です。同社の決断の背景には、「株式を売り込まれることを嫌う客が増えている」「大手の証券会社は強力なセールス陣の存在が武器であるが故にインターネット・ブローキング市場に参入しにくい」ということがあったことを忘れてはならないのです。

  (2018年5月14日のTwittter)  
模倣困難な隙間市場。席料1人2万円、シャンパン1本3万円の「稲葉」が盛況続きなのは、ママの白坂亜紀氏が代えの利かぬ女「銀座愛→ホステスに無ノルマ&ホステス独立支援→良好な集団力→一流人のみ来店→好循環『ホステス練磨→客練磨→…』&客交流仲介→求心力抜群」故。→http://www.trijp.com/socioproblem-agro.shtm

 他の例 ⇒ 老害発生の仕組みからの脱却は企業の業績拡大を可能にする第2の由布院町を目指そう大型事業の独創的構想(例)ファースト・リティリング(ユニクロ)のビジネスモデル 亀田総合病院自信がなく読書嫌いであった。にもかかわらず目標を持って勉強し続けるようになった人ギブ&テイクの度重なる転職が夢見ていた脳力獲得に結びついた具体例

 大きな隙間市場(深く潜在している新成長機会)の発掘策 ⇒ 隙間市場の発見・創造の達人になる秘訣斬新な着眼注入前提の新創業創造的衆知結集力創造的問題解決の源「悩み事の根本的原因解明」の勧め
 この考え方は交渉事にも応用できます。なぜなら、ここで言う大きな隙間とは、はっとするような間隙を突き、かつ自分の持ち味を生かせるコンセプトを指すからです。→妥結困難な交渉の成功支援




 悩み事相談skype電話、ご訪問(鉄道路線図道案内)のいずれでもOKです

 一般事務職の音楽大学卒業生は少なくありません。大学でせっかく学んだことをどうして生かすことができないのでしょうか? 音大卒業生の数がプロのミュージシャンや音楽教師の需要を大きく上回っているからなのです。「仕方がない」と諦めるしかないのでしょうか? 「否」です。音大卒業生だって隙間市場を開拓できるはずです。例えば、次の図式が考えられるのではないでしょうか。

 演奏の仕方によって人の精神状態が変わることを認識する ⇒ ケースバイケースの演奏の仕方を学ぶ ⇒ 音楽を用いて精神療法を行う。

 大きな隙間市場は発見・創造ができれば半永久的に安泰でしょうか?「否」です。競争が激化することを覚悟しなければなりません。産業基盤が成熟していることを忘れてはならないのです。したがって、発見・創造する大きな隙間市場は自分の性格(自社の体質)に合ったものでなければなりません。なぜなら、そうなって始めて際限のないハイエンド化に結びつく“好きこそものの上手なれ”の世界に入ることができるからです。ここに個性的才能を引き出す性格診断の意義があります。


「なんとしてでも成し遂げよう!」と心から思い込める目標確立が先決である

 「平凡な存在」を「非凡な存在」に一変させるためには大きな隙間市場を狙ったプラスアルファが必要である。そして、大きな隙間市場は深く潜在しているにしても沢山ある。 ── こういうことを知って安堵するのは早すぎます。大きな隙間市場を洞察・発見しても行動を躊躇するのが悲しい人間の性だからです。

 ブレークした他社の新規事業を目の当たりにして「あの事業の根幹を成す技術は私が先に考え出したものです」といったようなことを言う研究開発型企業の経営者は少なくないからです。

 どうして考え出した技術の研究開発を行わなかったのでしょうか? 新技術開発に乗り出して多額の投資を行った。駄目だと分かった。しかし、諦められず深追いをしてしまい、経営的な大失敗に結びついてしまった。こういう苦い経験をしているので、研究開発に踏み切れなかったからなのです。開発目標の設定は企業経営の命なのです。(補足説明 ⇒マルチクライアント・プロジェクト『新規事業開発の手引き』)

躊躇が招いた大きな機会損失のイメージ
 三井物産はインターネットの雄「AOL」に逸早く出資しながらリスクを感じて撤退してしまったために、インターネット普及を神風に用いて大躍進できる絶好のチャンスを逃してしまいました。この背景には次の図式があったものと思われます。

 全社一丸となって追い求めるに値する創造的統合戦略を策定していなかった ⇒ 成長性と波及性の高い、乾坤一擲の投資目標が確立されていなかった ⇒ 後日「しまった」となる機会損失を招くこととなってしまった。

 三井物産のような例は個人の世界でも実に多いのです。美術大学出身のデザイナーがパソコン習得を逃げてしまったために、「スター」から「雑用係り」に転じてしまったがそうです。ここに性格を乗りこなす人生を送り続けることによって可能になる臨機応変力強化の必要性があるのです。


躊躇という敵がいなければ、波乗りのような人生を継続できる

 良い思いができる仕事は多くの人の羨望の的になり、次第に競争が激しくなっていきます。したがって、大きな隙間市場を開拓する形での「平凡な存在」から「非凡な存在」への成功を長続きさせるための脳力・能力の強化が必要不可欠です。そのためには、次の図式にしたがった生活を送らなければなりません。

 “好きこそものの上手なれの世界で”仕事をする ⇒ 疑問や課題が次々と生まれる ⇒ オフ・ザ・ジョブ・トレーニングをする ⇒ 仕事をする ⇒ 知恵が生まれる ⇒ 仕事をする ⇒ 疑問や課題が次々と生まれる ⇒ オフ・ザ・ジョブ・トレーニングをする ⇒ 仕事をする・・・・・(オフ・ザ・ジョブ・トレーニングの結果を踏まえて仕事をすることによって創造的な知恵が生まれるようになるのです)

 しかしながら、不確実性が高まる一方ですので、現存している仕事がなくなってしまう場合もあることを覚悟しなければなりません。波乗りの必要性があるのです。

波乗りの必要性に結びつく環境激変の具体例
異変に適応できずドロップアウトした例
自由貿易の積極的推進は米国の強みを損ないかねない

 身につけた臨機応変力は永遠に通用するのではなく立場が変わったら、あるいは変わりそうになったら再構築しなければならないのです。ここに情報ゾーンの定期的な見直しの必要性があるのです。(参考資料 ⇒ 『デフレ経済の本当の原因』)

 ところで、この波乗り人生は仕方なくやるしかないのでしょうか? 「否」です。傍から見たら大変そうでも本人はけっこう楽しくやっている。こういう状態が必要です。なぜなら、そうなって始めて脳力・能力を大化けさせてビッグな存在になることができるからです。(具体例 ⇒ 『ギブ&テイクの度重なる転職が夢見ていた脳力獲得に結びついた具体例』&『拡本業路線を歩み続け大変身に成功した「京セラ」』)


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