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個性的才能を引き出す性格診断の勧め


第3-1部 個性的才能を引き出す性格診断はどんな効果を生み出すのか?(T)         ― 人生再構築プロジェクトの提起 ―          

悩みを寄せつけず、個性的才能を引き出すための処方箋を創る

プロフェッショナルとは特定分野における臨機応変力の持ち主である

2008.12.14(2012.7.4更新)

性格が生み出す衝動強迫に支配されたくないのであれば、小さな勇気を持って予測制御できるようになろう!(プロフェッショナルのタイプ4)

社会的風潮に全幅の信頼を置かず疑ってかかる習慣を持とう!

(節子) 環境が様変わりして茫然自失となってしまったのは銀行も同じだったわね。『ハゲタカ』のDVDを見ていてつくづくそう思った。日本の大銀行の経営者は資本の論理を是認しているにもかかわらず、銀行が持っている債権を買い叩き、それを高く売るハゲタカの行動を人でなしのように批判するのには吃驚した。どうしてこうなってしまうのかしら?

(高哉) 自分達が守ってきた価値観や常識が守られるべきであると思い込んでおり、これが破られると激怒する。圧倒的大多数の日本人に見られる性癖のなせる業だよ。

 こういう枠内思考に凝り固まってしまっている指導者が主導するから日本経済の本格的な再生がうまくいかず、日本経済は泥舟状態になっているんだ。

(節子) 枠内思考の本質をより深く理解したいために聞きたいんだけど、日本の失われた10年とか20年とかの原因になったバブル経済時の銀行の貸付態度をどう理解したらいいのかしら? 銀行は「チャンス到来」とばかりに貸し付け競争に突入。貸付ノルマをクリアーするために、「無茶な不動産融資をして土地を値上がりさせる ⇒ 値上がりした土地を担保として融資をする」という強引な手法が貸付担当者に押し付けられた。

 大手銀行に勤めていた私の親戚の人は「そのうち、住宅ローンの保証会社が全部破綻するんじゃないですか?」と上司に不安をぶつけた。そしたら、「経営者は分かっているはずだ。自己欺瞞によって分らないフリをしているだけだ」という返事が返ってきたそうよ。エリートと言われる人達がどうしてそんな愚かしいことをしたのかしら?

(高哉) 日本を未曽有の悲劇に巻き込んだアジア太平洋戦争の時と同じように次の図式が実現してしまったんだと思う。

 日本的集団主義に強く影響されている ⇒ 「和をもって尊し」の思想が社会のほぼ全体を支配するようになる ⇒ 良きにつけ悪しきにつけ社会全体のムードができあがる ⇒ このムードに逆らうとKY(空気が読めない)人だという烙印が押されてしまうので、「ムードに従うしかない」となる ⇒ 現実を直視しないように努める ⇒ 性格無知が災いして性格発の衝動強迫に支配されるようになる。

事を有利に運ぶ準備をする習慣を持ってマイペース力を確立しよう!

(節子) KYって時と場合によって疑ってかからないといけないわね。昔ならともかくも今は共同体には全面的に頼ることは不可能になった。したがって、悲劇に巻き込まれたって救ってくれるわけじゃない。となると、自立と自律力を持つために個性的才能を引き出す性格診断を受けて性格発の衝動強迫に支配されないようにしなければならないというわけね。

(高哉) そうなんだよ。そこで、個性的才能を引き出す性格診断のフルメニューである人生再構築プロジェクトの導入は経済的・時間的負担が大きすぎるので、簡便手法を用意したんだ。

(節子) 日本人の悪しき体質は社会構造に由来するものであるので、真正面から問題に取り組むと「日暮れて道遠し」になってしまう。だから、人生再構築の簡便手法を適用するなり、差し迫っている状態をテーマにワタナベ式問題解決のアプローチの適用を前提にプロフェッショナル・シミュレーションを受ける。こういうことを貴方が言いたいのでしょ?

理想的合併が成立しなかった背景に現実直視力欠如がある
 ここで質問したいことがある。私達が用意しているサービスは王子製紙による北越製紙の買収失敗のようなドタバタ騒ぎの未然防止にも有効なのかしら? もしそうだとしたら、先の見えにくい日本にも希望が持てるような気がするの。

(高哉) 王子製紙と北越製紙は両社共に深い反省が必要だと思う。というのは、次のことが指摘できるからだ。

日本人は情緒一体感をこよなく大事にするので、時間をかけて自らを変えることなくして異変を受け入れることができない。したがって、王子製紙は生き抜くための北越製紙との共同事業を先に行い、両社共にメリットを受けつつ相互理解を深めることを先行させるべきであった。

北越製紙は「(デジタル革命が進行する ⇒ 紙の需要が減る) + 従来型の製紙であれば中国でも格安で十分やれる ⇒ 日本の製紙業界はジリ貧にならざるを得ない」という図式を読めなかったために慌てふためいて対応した。

(節子) 今の分析は示唆的ね。だって、個性的才能を引き出す性格診断を受けていれば、両社共に深い反省を必要とする事態に陥ることはなかったんだから。というのは、両社の経営幹部は次の図式にはまってしまっていたんだと思うから。

 性格に振り回されていた ⇒ 深く考えることなく行動してきた ⇒ 行動がパターン化されてきた ⇒ 思考が硬直化してきた ⇒ マンネリズムに陥ることになってしまった ⇒ 現実直視力を失うことになってしまった ⇒ 環境変化に逸早く気づくことができなくなってしまっていた ⇒ 異変待ち受け的な行動が採れなくなってしまった。

 だから人生再構築の簡便手法を適用するなり、差し迫っている状態をテーマにワタナベ式問題解決のアプローチの適用を前提にプロフェッショナル・シミュレーション・サービスを受ける必要性があるわけね。

(高哉) その通りだよ。経営幹部がプロフェッショナル・シミュレーションをして泰然自若とした態度を採ることは次の図式実現の可能性を高めることも忘れてはならない。

 周囲の人々に安心感が生まれる ⇒ 求心力が強化される ⇒ 周囲の人々の協力度が高まる ⇒ 経営幹部の脳力・能力の補完ができる ⇒ 企業としての臨機応変力が万全になる。

洞察力欠如の原因をしっかり認識して、新成長機会を掴み取れるようになろう!

(節子) 貴方のさっきの説明ではこの臨機応変力を強化するためには日本人が陥りがちな枠内思考は邪魔なんでしょ。この考え方に異を唱えたい。といいうのは、日本経済がリーマンショックの影響度を比較的少なくできた背景には次の図式があったと思うから。

 日本人は抽象的なことを理解するのがどちらかと言えば不得手である ⇒ 現物と突き合わせることができない金融商品に対して警戒心が強い ⇒ 現物と突き合わせることができないサブプライム・ローンの被害を受ける度合いが欧米よりも遙かに低くてすんだ。

 この図式が実現できたのは日本人の枠内思考が大いに貢献したと思うの。したがって、怪しげなことに手を出すことの抑制に結びつく枠内思考は歓迎すべきことじゃないかしら?

(高哉) そういうことだと、「目に見える具体性のないものには手を出すな」ということになってしまい、後手後手となり、じり貧に陥ってしまう。というのは、昔の新成長機会は洗濯板の代わりとなる電気洗濯機…といったような具体性があった。ところが、これからの新成長機会は『成長の持続が個人にも要求されるようになった』で紹介してあるようにそうではないからだ。したがって、日本人が陥りがちな次の図式にメスを入れなければならない。

 日本的集団主義の影響を強く受けた状態で人生を送ってきている ⇒ (その場しのぎの習慣が染みつく ⇒ 現実直視力が衰える) + (人間関係に縛られた判断をしがちとなっている ⇒ 物事をゼロベースで考えなくなっている) ⇒ 抽象的なことを理解するために必要不可欠な洞察力が養われようがなくなる。

 この図式は貴女が指摘している「日本人は抽象的なことを理解するのがどちらかと言えば不得手である」という実態に結びついていることを忘れてはならない。したがって、no-play no-errorではなく『個性的才能を引き出す性格診断』を受けることを強く勧めたい。


結論
 プロフェッショナルの条件1「総合的創造的に問題が解決できる」並びにプロフェッショナルの条件2「到達目標のイメージングとこの実現策のシミュレーションを短時間でやってのける」が充足できるようになったことが常に臨機応変の行動を適切に採ることを可能にするとは限らない。

 KY(空気が読めない)人だという烙印が押されたくないばかりに枠内思考に凝り固まってしまう ⇒ (臨機応変の行動を採ることができなくなる ⇒ チャンスを逸したり、ピンチに陥ったりする ⇒ ストレスが溜まる ⇒ 性格の健康状態が悪化する ⇒ 充実した脳内シソーラス機能が宝の持ち腐れとなる ⇒ 性格無知が手伝って性格発の衝動強迫に支配されるようになる) or (新しいものの見方を採り入れることができなくなる ⇒ 徐々に老害発生の仕組みに陥ってしまう)

 ここに、プロフェッショナルの究極像「地で勝負できるので泰然自若としている」を充足する必要性がある。この泰然自若性を身につけることはオーラを漂わせ、これが人を惹きつけると共に敵対行為を抑止することに結びつくという人間関係上の効用をも生み出すことを忘れてはならない。

 泰然自若性と程遠かった渡辺高哉がこの面で躍進を遂げることができるようになったのは、理想的自己像を実現させる手段として三菱総研に入社し、泰然自若性の源である揺るぎない臨機応変力入手へ向けての強制力を入手できたことが大きい。(性格が生み出すプラスの衝動強迫を利用して脳力革命のピッチアップに大成功したのです)

 かく言う渡辺高哉もプロフェッショナルの条件3の充足面ではまだまだの状態にある。そこで、実行しているのが毎朝行っている、二つの得がたい効果を生み出してくれている40分程度の特殊歩行である。

ジョギングよりも運動としては激しく、汗びっしょりとなる。したがって、爽快感を味あうことができ、かつ血行が良くなるので、前向きの気持ちを維持・強化できる。
「だから大丈夫なんだ」という宗教を信仰するような心理状態になることができる。


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