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企業の変身・成長を確実に成功させる秘訣

異変待ち受け ( 事を有利に運ぶための準備)

    2018年6月18日のTwittter
「(AI・IoTの進化・普及→学問力・発想力が成功の鍵に)+(世界秩序再構築→ロックイン状態の習慣は足枷に)→勝ち組の存立基盤無力化→負け組の躍進可能性拡大」は、野心を邪魔する仕組みが存在しない時代到来を意味するかも。戦略発想に裏打ちされた異変待ち受けをしよう!http://www.trijp.com/approach/sfa01-4.shtml

 オイル・ショックや新しい法律の施行といったような「異変」の前には必ず「連続的な変化」があります。漫然と仕事をしていたり、生活を送っていますと、異変に遭遇して慌てふためきます。

 ところが、「世の中はかくかくしかじかの理由でこうなるのではないか」といったような問題意識をしっかりと持っていますと、シミュレーション効果のみならず四つの例が示すような異変待ち受け効果を享受できるようになります。

(異変待ち受け効果の例1) 二輪車と軽四輪自動車しか生産していなかった本田技研が強力な先発企業が居並ぶ中、普通四輪自動車に乗り出すことに成功したのは、公害問題が日に日に深刻になっていったことを、日本版マスキー法の施行という異変に結びつく小さな変化として捉えて逸早く先発企業に先駆けて開発できたからなのでした。→世の中を支配する新しいロジック

(異変待ち受け効果の例2) 大洪水は「崖が崩れる ⇒ 土砂がダムに大量に貯まる ⇒ ダムの貯水機能が大幅に減退する ⇒ 大雨が降ると河川の堤防が決壊する」という図式を原因とすることがしばしばあります。ということは、この種の大洪水は下記の図式によって未然防止できることを意味しています。

 天候を常時ウォッチする(変化の連続の中に身を置く) ⇒ 大量降雨を予知する ⇒ 崖の斜面の随所に食い込んでいる潅木の枝葉を取り除く。(参考資料 ⇒ 『対ロシア外交の苦い教訓「変化の連続の中に置くことが情報力強化の決め手である」』)

(異変待ち受け効果の例3) ベネッセコーポレーションが倒産した福武書店を引き継ぎ、再生・躍進を遂げた軌跡を分析すると、三つの例が示すように、将来の環境を適切に読み、その結果をタイムリーな新事業展開に反映したことがうかがわれます。

事例1:1969年に高校生の大学進学講座を開始しました。1948年に新制度が発足して、高校生の数はこの時の120万人から55年の240万人に急拡大しました。1969年は曲がり角となるニクソン・ショックの前でしたので、猫も杓子もが大学に行く風潮が生まれた時期だったのです。

事例2:1990年に社会人向け通信教育講座「ニューライフゼミ」を開始し、その後、91年に大学生の就職支援のための「キャリアアップゼミ」に名称を変更しました。1990年といえば、バブル崩壊の予兆が出始めていた頃です。つまり、就職難時代到来が予感される時だったのです。

事例3:1993年に傘下に収めたベルリッツ・インターナショナルを中核とする語学事業を開始しました。1993年は自民党の一党支配体制、つまり「55年体制」が終結した前の年で、グローバリゼーションの時代を迎える予感のあった年だったのです。
上記3事例は渡辺高哉著『勝ち組メーカーから学ぶサービス事業戦略』(PHP研究所)の192・3頁から転載)

(異変待ち受け効果の例4) 上記「例1・2・3」のように意識的な行動がなくても旺盛なハングリー精神が異変待ち受けの成功に結びつく場合もあります。→新規事業開発成功に必要な理論的条件が完備していたギブ&テイクの度重なる転職が夢見ていた脳力獲得に結びついた具体例

 上記した異変待ち受け効果の例1・2・3・4は他を尻目にできる有利な企業経営や人生のためには異変発生の必然性を予め認識しておくことが必要不可欠であることを物語っています。

 この必要不可欠な行動を採らないことは躍進機会を掴めないことに結びつくだけではありません。破壊的悪影響を蒙ってしまうことだってあるのです。(関連記事 ⇒ 『異変に適応できずドロップアウトした例』、『うまくいかなくなったのなぜなのか?

 問題はどうしたら異変発生の必然性を予め認識できるかです。三つの方法が考えられます。

(異変予知の方法1) 「かくかくしかじかの理由でこういうことをしたい」というように明確な目標を持った経営 (生き方) をする。いいかえれば、強烈な問題意識を持つようにする。そうすると、必要な情報が飛び込んできたり、黄金の囁きが聞こえてきたりする (ひらめきが生まれたりする) のです。

(異変予知の方法2) 「おやっ」と思われるできごとをできるだけ数多く認識して、「どうしてだろうか?」「だからどんなことが言えるのだろうか?」という思索を継続的に行う。あるいは「思考の三原則」を適用できる知恵者を臨機応変に活用する。(資料提供等でご協力頂ければ、お望みを叶えてご覧に入れることができます)

(異変予知の方法3) 人生・仕事・人間関係が行き詰まったらポジショニング手法を適用して原因となっている環境変化を見抜き、「この環境変化はかくかくしかじかのチャンスを生み出すはず」といったような創造性豊かな発想作業を行う。(発想作業の具体例 ⇒ 『直覚し知的アクロバットすることの勧め 老害発生の仕組みからの脱却は企業の業績拡大を可能にする』)

(異変予知の方法4) 大企業の経営基盤を大きく揺さぶる技術革新は新参者に付け入るチャンスを与えてくれます。この可能性を現実のものにするためには、技術予測に目配りし、チャンスを虎視眈々と狙う姿勢が不可欠です。

    2014年9月30日のTwittter
技術革新はトヨタにですら「自動運転OK&ネットワーク連繋+自由自在の行動需要拡大→動くオフィス需要の拡大→顧客・技術・取引先とのしがらみが足枷→市場撤退へ」を迫る。負け組が夢の逆転勝利を収める唯一の条件は適切な異変待ち受けになったのだ。
http://www.trijp.com/approach/sfa01-4.shtml

 こうした異変予知力の抜本的強化に役立つのが新創業して群れて横並びする人生と決別することです。なぜなら、次の図式が実現しやすくなるからです。

 挑戦的人生を送るようになる ⇒ 現実直視力(鋭い勘)の源「脳細胞間のネットワーキング力」の強化が進む ⇒ 変化の連続の中に身を置くようになる ⇒ 例1~4のような異変待ち受け効果が得られたり、大きな隙間市場発掘を可能にするジグソーパズル思考が可能になる。

 異変待ち受け力はこれからの時代の成功の鍵になっていくことでしょう。なぜなら、必至の状況「世界秩序が徐々に再構築されることもあって先行きがどんどん不透明になる戦略発想による新成長機会発掘のチャンスが多発する/ITによって超枠内思考が可能になる(例:達人でも敵わない将棋ソフト) ⇒ 人間が活躍できる分野は未踏分野になっていく」があるからです。

 案件を持ち込んで下されば、直接的に異変待ち受けを誘導させて頂くことは可能です。(納得したい方へ ⇒  新創業研究所代表が超難問解決の達人である根拠)。ポジショニング手法の適用により、案件を提起することも可能です。


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