【ホームページ開設の記念論文】
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価格競争力強化手段を過去型から未来型に転換しよう!(ポイント1) |
・ | 開発途上国全体の経済規模は先進国全体を2010年度に上回ったようである。 | ||
・ | 開発途上国のリーダーの多くはアメリカの大学出身者である。いいかえれば、アメリカの知的ヘゲモニーが確立されている。 | ||
・ | 巨大なバブルが世界金融危機によって破裂したアメリカ経済は外需拡大に邁進すること必至である。 | ||
・ | 工業化の限界に伴い量的成長が限界に達している他の先進国の経済活動の主戦場も規模が大きく膨れ上がる開発途上国になることは必至である。 |
・ | 日本人が圧勝し続けてきた技能オリンピックでタイ人が旋盤分野で金メダルを取ったことが示すように「日本はモノづくり大国」と言っていられなくなった。しかし、日本人の肌理の細かさは国民性に由来するので世界に冠たるものがある。 |
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・ | 製品は部品点数が多くなればなるほど最適化が容易でなくなるので、その分、価格競争から逃れやすい。しかし、一度生産してしまうと、変化させることができにくい。 |
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・ | サービスはカリスマ美容師がそうであるように個々のニーズにピタッと合致させることができる。にもかかわらず、『成長が見込める新しいサービス事業の開発が容易ではない』という事実がある。 |
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・ | 「どんな社会をデザインするかが教養教育の柱になるのだが、今の日本にはそれに当たるものがない。専門知識だけがどんどん増えて、それを束ねる基準が現れない」ということが言われ続けている。 |
・ | 品質保証を前提に運行や事故防止などのノウハウの販売価格を大幅に引き上げる。(世界史上稀に見る大地震が引き起こした福島第一原子力発電所事件はそうならなかった女川原発との対比で品質保証が大きな経済的メリットを生み出すことを如実に証明した) | ||
・ | 品質保証が生み出す市場支配力をてこに用いて、新幹線沿線の地域開発などの周辺事業に乗り出す。 |
●過去の事業経営のあり方 |
●今後の事業経営のあり方 |
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革新的コンサルティング・セールス力を身につけよう!(ポイント2) |
・ | ブランド力並びに販売網に優位性があるうちに台湾に生産を委託した自動車を自らの手でしっかり売り、保険などのアフターマーケット事業の収益力を強化する。 | ||
・ | 台湾に生産を委託して浮かした資金などの経営資源を投下して画期的な燃料電池の開発に成功してモノづくりの面での新たな比較優位性を確立する。 |
●コンサルティング・セールスを成功させる条件とその背景 (過去) |
●コンサルティング・セールスを成功させる条件とその背景 (今後) |
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地域主権のうねりをフォローの風にしよう!(ポイント3) |
行政民営化は新次元の新成長機会発掘に結びつく |
(高哉) 地方自治体と深く連携した企業経営が必要不可欠な時代が必ずやってくる。なぜなら、日本経済再生のためには地域経済の活性化が必要不可欠であり、この命題に応えるためには広域地域全体を視野に置いて開発力を持つ本社機能を拠点都市に確立しなければならないからだ。(関連記事
⇒ 『日本経済再建の切り札「地域主権」確立のために必要な工夫』) (節子) 日本の基幹産業である自動車産業を例に用いて地方自治体と深く連携した企業経営のあり方を説明して頂けないかしら? ITは自動車産業のあり方を根底から変えるであろうことは分かるけど、もやもやしているの。 (高哉) トラブル発生前にメンテナンスカーが駆けつけたり、電気やガソリンが切れる前にステーションに誘導されるようになるだろう。というのは、エアコンで既に実現されているリモートセンシング・システムが車にビルトインされるようになるのは時間の問題だろうからだ。 こういうことを実現させるためには自動車メーカーは広域地域の実態把握が必要になる。この必要性に応えることができると、車ビジネスは点から面に発展する。 (節子) 広域地域の実態把握ができるようになれば、自動車メーカーは地域開発と地域メンテナンスが可能になる。となると、地方自治体と深く連携した企業経営が必要不可欠になるというわけね。この必要不可欠性に応えることができれば、地域住民のニーズに合致した事業開発が可能になる。でも、「小さな物語」の時代になったので、ニーズは多様。したがって、行政が絡むとややこしいことになるんじゃないかしら? (高哉) そんなことはない。日本の政権党が掲げる経済成長戦略とは違ってニーズに基づいての事業であるので、絵に描いた餅にはなりにくいからだ。但し、先回りして技術進歩の方向性を示して複数の自動車メーカーを同時に満足させる製品開発を可能にしたボッシュを見習うとかの複雑な利害を乗り越える工夫が必要になる。その場合、『異変待ち受け (事を有利に運ぶための準備)』力を身につけることを忘れてはならないのは言うまでもない。 「異変待ち受け」のことを知って「面白経営だ」と揶揄する人がいるとすれば、その人はその場しのぎの生き方かしか知らないことが世の中を支配する新しいロジックへ適応を不可能にしていることを告白しているのと同じことであると受け止める必要がある。 |
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適切で好きな道を歩む人材を輩出しよう!(ポイント4) |
●高度経済成長時代の処遇 |
●小泉・竹中改革後の処遇 |
●未来型の処遇 |
母産業都市機能を拡散させるためのシナリオ |
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