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日本の新しい進路を提言する
─ その場しのぎとの決別の勧め ─

第2部 日本再生の鍵は国民パワーのフル回転である

挑戦的人生が臨機応変力を強化する

2007.7.15

現有能力を超える目標の受け入れを心がけよう!(脳の鍛え方3)

(節子) 難問を解決できる力を身につけるためには日頃の努力が必要であることは分かったけど、実りある努力ができるチャンスをどのようにして創ったらいいのかしら?

(高哉) 斬新な成長戦略を読めば分かるようにチャンスはいくらでもあるよ。だからといって誰でもチャンスをものにできるわけではない。昔に比べて個性的欲求が増えてきたという意味でチャンスが広がったが、超高速道路ががらがらに空いている状態であなたを待っているにあるように、チャンスを明確に認識できなくなった。

(節子) チャンスを明確に認識するためにはジグソーパズル思考力を養わなければならない。しかしこれだけでは行動が伴わない。大きな壁を乗り越える克己心も必要でしょ? となると、日本的集団主義にどっぷり浸かって生きてきた人にとってはチャンスを掴み取ることは至難の業ね。だって、ほとんどの人は次の図式にはまってしまっているんだから。

 問題を根本的に解決しようとしない ⇒ 現実を直視することができない ⇒ 視野を広くすることができない ⇒ 小手先の対策で事をすませる習慣が身につく。

 だから、超高速道路ががらがらに空いている状態であなたを待っているのだということがよく分かる。手付かずのビックチャンスをものにできるようになるにはどうしたらいいのかしら?

(高哉) 意欲がなければどうにもならないけど、意欲があれば超高速道路ががらがらに空いている状態であなたを待っているを励みに現有の脳力・能力を超える難問を積極的に引き受けることだよ。

(節子)
精神的に鍛えられていない人は挑戦に失敗するとトラウマになってしまい元も子もなくなってしまう。だから、過去の延長線上の仕事をし続けてきた人がいきなり難問を引き受けるなんてことはできにくいわよ。セミナーに通うとか、レッスンを受けるとかでは駄目なのかしら?

(高哉) それだけでは駄目だね。手付かずのビックチャンスをものにできるようになる力をつけたければ、厳しい実践の試練を受ける必要がある。どうしてかというとそうすることによって初めて次の図式の実現が可能になるからね。

 逃げたり、小手先的対応をすることなく難問に真正面から取り組もうとする ⇒ 緊張感がみなぎる ⇒ 目的意識が明確になる ⇒ 「なんとしてでも…」と思い込む

  ⇒ 記憶の総動員が自動的に行われる + 必要な知識・情報の方から飛び込んでくるような状態で学習が進む ⇒ ジグソーパズル思考が円滑に進む ⇒ 脳細胞間のネットワーキング力が強化される ⇒ 「なんとしてでもやり遂げよう!」という挑戦意欲が満ち溢れてくる。と同時に臨機応変力が強化される。

 この図式の円滑な実現に役立つのがワタナベ問題解決へのアプローチの適用。時代が時代だけに「ケチれば損をする」という格言には凄い重みがあることを強調したい。

(節子) 経験則が通用しない分野で成功するために必要な創造力を身につけるためにはワタナベ問題解決へのアプローチの適用というか購入が必要であるというわけね。画期的な新製品の生産のためには材料や素材だけではなく製造ノウハウの購入が必要になる場合があるのと同じように…。

 話は変わるけど、ワタナベ問題解決へのアプローチ適用のパックアップがあるんだったら思い切って独立するとか異分野に転職するとかして厳しい実践の試練を受ける方がいいんじゃないかしら?

(高哉) 絶好のチャンスであればともかくもそうでなければ無理をすることはない。今勤めている企業でも必要な脳力・能力を身につけることができる。馴染みのある組織であると、馴染んだ既存のネットワークを使えるので自由闊達に仕事ができるという利点があることを忘れはならない。

(節子) 現有の脳力・能力を超える難問というと怖気がついてしまう人が多いと思うので、「なんだそんなことだったらできそうだ」となるような具体例を紹介してくれないかしら?

(高哉) 牛丼の吉野家が倒産から再建に立ち向かう際に掲げた方針とその結果が参考になると思う。

 社長が「牛丼の単価を400円から280円に引き下げても品質を保ち、かつ必要利益を確保しよう!」という方針を掲げた。このようなことは過去の延長線上を歩むような努力では不可能なので、社員はゼロベースで考え抜いた。その結果、斬新な改革案が考え出され、実行に移され、見事に経営再建に成功した。その典型が次の物流改革。

(旧方式) 食材を品目別に店に毎日搬送する ⇒ 店の人が食材を自分で冷蔵庫に入れる ⇒ 運転手の店内滞留時間は最小限ですんだが、店の人手が余分にかかった。

(新方式) 店別に揃えた全品目の食材を店に毎日搬送する ⇒ 運転手が自分で食材を冷蔵庫に入れる ⇒ 店内の人手が節約できるのみならず運転手の総所要時間も節約できた。

(節子) ゼロベースで考えるのは、言うのは簡単だけど実行しにくいわよ。先人のやってきたことを否定することは日本の社会ではタブーみたいなもんだから…。でも、斬新な着眼が生み出す画期的対策の例にあるような考え方が必要な時代になった以上は甘い考えは許されないわね。

(高哉) そうだよ。それからゼロベースで考えることの妨げになっているのは、貴女が今言ったタブー云々というよりもマンネリ化の方が大きい。このマンネリ化が現実直視力強化を妨げ、ひいては臨機応変力をなくしていることに結びついている。個性的才能を引き出す性格診断はこの問題の抜本的解決策であることを強調したい。


個性的才能を引き出す性格診断が必要不可欠になったのはなぜか?


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