[TRI] Total Renovation Institute 新創業研究所
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日本の新しい進路を提言する
─ その場しのぎとの決別の勧め ─

第2部 日本再生の鍵は国民パワーのフル回転である

挑戦的人生が臨機応変力を強化する

2007.7.8

日頃の努力が躍進機会を掴むことを可能にする (脳の鍛え方2)

(節子) 襲いかかってきた難問を逃げずに受け止める ⇒ 問題を創造的に解決する ⇒ ショックに耐えることができるよう海馬が鍛えられ、かつ脳のシソーラス機能が増強される ⇒ 更に大きな難問を受け止めて創造的に解決する──、ということを繰り返すことが思考力強化に結びつくことはよく分かった。でも、問題を創造的に解決できるようになるのは容易なことではない。これこそが難題。どうしたらこんな凄いことができるようになれるのかしら?

 「斬新な着眼塾を活用しなさい」で終わりかしら? 活用するにしても納得してからにしたい人が多いと思うの。問題を創造的に解決できるようになるにはどうしたらいいのかしら?

(高哉) 場外ホームランのような超大型のヒット商品に長期間依存し続けてきた企業に比べて新規事業・新商品を開発し続けてきた企業の方が遥かに環境変化適応力がある。この理由の解明が貴女の質問に対する分かりやすい回答になる。

(節子) 前向きの姿勢が視野を広げることに、視野が広がったことが環境変化適応力強化に結びつくからでしょう。これじゃいけないかしら?

(高哉) その通りだけど、その説明だけだと、抽象的過ぎて問題を創造的に解決できるようになるための分かりやすい行動指針にはなりにくい。 開発をし続けてきた企業は次の図式が実現しやすいことに秘密があるんだ。

 前向きのリズムがある上に、「かくかくしかじかだからこういう新規事業・新商品を開発したという記憶が残る ⇒ 環境変化に逸早く気づく ⇒ 環境変化に適応するための行動を逸早く採ろうとする ⇒ 問題解決策の策定に向けて記憶が総動員される。と同時に新たに必要な知識・情報が飛び込んでくるような形で吸収できる ⇒ 創造的問題解決策が入手できる。と同時に海馬が鍛えられ、かつシソーラスが増強される。

(節子) なるほど。個人の場合だったら次の図式の実現というわけね。

 「かくかくしかじかの性格の持ち主である」という意識の下に行動する。いいかえれば、自分の行動力学を知って行動する ⇒ 自分の性格の長所と短所をクローズアップさせる形で「なぜうまくいったのか、なぜうまくいかなかったのか」がよく分かる ⇒ 新たな事態を自分に都合よく解釈したり、自動応答的に反応して行動することがなくなる

 ⇒ 現実を直視して創意工夫を凝らして環境変化に適応しようとする問題解決策の策定に向けて記憶が総動員される。と同時に新たに必要な知識・情報が飛び込んでくるような形で吸収できる ⇒ 創造的問題解決策が入手できる。と同時に海馬が鍛えられ、かつシソーラスが増強される。

(高哉) ピンポン! 大当たりです。モーツアルトだって自分の性格を知っていたら短命に終わることなくもっと多くの名曲を世に送り出していたかもしれない。性格に振り回されるのと性格を乗りこなすのとではストレスの溜まり方が大違いだからね。性格に振り回されると、「現実を直視できない ⇒ うまくいかない ⇒ ストレスがたまる」という図式にはまってしまうからね。

(節子) 創造的問題解決能力を強化するためには粘り強さが必要なのね。ということは便利な世の中や厳しさのない親は思考力強化の敵ね。どうしてかというと、最近の子供が失くしたモノを探そうとしない背景には100円ショップの登場がある。しかも、家庭も学校も子供を甘やかしすぎている。だから、生徒が分からないことを説明しようとすると、「意味不明」と言って遮断してしまうようなことがあるからよ。

 このままだと、海馬も考える力も鍛えられていないので、大きなショックを受けると不安定な精神状態がパニック状態になってしまう。準教授に「課題がクリアーできない場合は留年」と脅されていとも簡単に自殺してしまった高崎経済大学の女子大生がいい例よ。

(高哉) まったくその通りだ。多くの現代人は次の図式にはまり込んでしまっていることを自覚しなければならない。

 (科学技術が進歩したので便利になった ⇒ 独りで生きていけると錯覚するようになっている ⇒ ジコチュウになっている) + (横並びの生き方を支えてきた共通規範がなくなった ⇒ 親も教師も自信を失っている) ⇒ 親も教師も子供を甘やかさざるを得なくなった

 ⇒ 精神的重圧に耐える力が鍛えられていない ⇒ 現実を直視して創意工夫を凝らして環境変化に適応しようとしない ⇒ 海馬も考える力も鍛えられようがない ⇒ 先行き不透明時代の餌食になりやすい。

 先行き不透明であるということは持たざる者が躍進できる異変待ち受けのチャンスがあることを意味する。ところが、海馬も考える力も鍛えられていないのであれば、格差が固定されるのを嘆くしかないない。

個性的才能を引き出す性格診断が必要不可欠になったのはなぜか?


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