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日本の新しい進路を提言する
─ その場しのぎとの決別の勧め ─


第1部 小泉改革を歴史的な重みを持つ布石として捉える

2006.7.23掲載

靖国参拝を象徴に用いて改革を断行した

危急の時は例外措置が許されてもいいのではなかろうか

 小泉首相が靖国参拝をしなかったらどうなったでしょうか? 日本は改革できず滅亡の道を歩むことになっていたことでしょう。なぜなら、

 国民の多くは「強靭な意志力の持ち主に思えた小泉首相も外圧に屈した ⇒ 政府のご都合主義は治らない ⇒ 政府が行いつつある改革は増税誘導等のためのまやかしである」といった具合に順次思うようになり、下記の図式に結びついたであろうからです。

 国民は改革ではなく安易な道を選ぶ ⇒ 増税等のまやかしが結果としてまかり通ることになる ⇒ 進行中の刹那主義に拍車がかかる & 国民の曖昧模糊とした気持ちが一段と強まる ⇒ 「何としてでも…」という気持ちにならない ⇒ この気持ちがビジネス活動にも伝染して集中思考に支障を来たす ⇒ 日本経済再生に必要不可欠なイノベーション力が一段と弱まる ⇒ 小泉改革は頓挫する。

集中思考なくしてはイノベーションが困難である理由
あなたが抱えている問題解決のための集中思考が生み出す効果の仕組み

 日本の社会で改革を成功させるためにはどのセクターであっても考慮に入れなければならないのは、下記の図式なのです。

 日本的集団主義の影響を強く受けている ⇒ ほとんどの人が深い思考を伴わない融通無碍の体質になっている ⇒ コンフリクトを本能的に避けるので、賛成した改革であっても骨抜きにしてしまう or 最高権力者が不退転の姿勢で改革路線を歩み続けるとついて行く人が次第に増えていく。

 改革が成功するか否かは最高権力者の態度次第なのです。これは組織改革を推進した経験者であれば、誰でも知っていることです。

 どのセクターであれ、最高権力者が「わが組織に所属している人々は様変わりした環境変化に適応できていない」と仮に嘆くとすれば、この嘆きは自分のリーダーシップ不足を公言しているのと同じことなのです。(対策の例 ⇒『社長力抜本的強化の秘策』)

 したがって、反対を押し切っての小泉首相の靖国参拝は別の頁でも述べたことですが、「聳え立つ巨大な樹木」よりも「森全体のこと」を考えての決断であったと理解すべきでしょう。

 マスコミで盛んに報じられている「靖国問題が中国との経済関係を悪化させる」という意見は斬新な着眼を欠いたものであると言えるのではないでしょうか。(詳しくは ⇒2006.8.13掲載予定の『 日中融合は不可避であることを認識しよう!』)


首相の首尾一貫性が外交力強化に結びつく

 日本が中国や韓国に対して弱腰外交の姿勢を採り続けているのはどうしてなのでしょうか? 侵略戦争の罪意識があるからなのでしょうか? これは否定できませんが、それだけではありません。「国の求心力が不足している ⇒ 国民世論をバックにした外交ができない」となっていることも原因しているのではないでしょうか。何が原因してこのような状態になっているのでしょうか?

 国民を裏切ってきた歴史がある。その上、太平洋戦争がきちっと総括されていないので、国民の気持ちが曖昧模糊としているからではないでしょうか。だから、小泉首相の靖国問題に対する頑な態度があるのだと言えるのではないでしょうか。

 但し、国民に分かりやすい説明が必要であったかもしれません。その意味において、自民党の体質改善が必要でしょう。

 アジア外交について「国民にも理解させる必要があるのでは?」という問いかけに対して自民党の某実力者が「その必要はない。政治家が話し合いをどんどん進めれば良いのだ」と答えたのは間違いなのです。なぜなら、「民は知らしむぺからず。寄らしむべし」という伝統的な態度では国民の求心力は高めようがないからです。


小泉政権がアジア外交をぎくしゃくしたものにした」は短絡的過ぎる

 今のままでは時代の流れから取り残されてしまうを、次いで『第1部 あの太平洋戦争の真犯人は日本的集団主義である』の目次を読んでください。事は単純ではないのです。だから、筆者が太平洋戦争の総括をしようとしているのです。


急いで改めなければならないことがある

小泉首相が 「顕彰のためにではなく追悼のために靖国神社を参拝した(する)」と内外に明言する。

靖国神社が日本人の心を一元支配するのを止める。そのために、遺族の戦争賛否並びに本人の戦死についての納得の有無により祀るか否かを決め直す。

遊就館の正面に「この遊就館は犠牲者のために戦争当時の名残を留めたものです。したがって、現在の日本の姿を表現したものではありません」といったような趣旨の表示をする。

2006.7.20に電撃的に公表された、靖国のA級戦犯合祀に不快感を示した昭和天皇のメモに対しては「戦前・戦中の昭和天皇は神格を持った日本の最高権力者であった。しかしながら、このメモ作成時は象徴的な存在にしか過ぎない」ことをしっかりと確認して、為にするような内外の論議に惑わされない。


ワタナベ式を適用して性格を識別することが大事を成し遂げるための要諦である

 小泉首相の靖国参拝に固執した態度に対して言論界は勿論のこと、小泉改革を支持してきた財界のみならず与党内からも反対の声が上がりました。太平洋戦争の総括がきちっとなされていないにもかかわらず、どうしてこうなってしまうのでしょうか?

 深い思考を伴わない融通無碍の体質が遺伝子のように染みついている日本の社会では「正しい信念に基づいた行動であっても、合唱される反対の声に歯向かうべきではない」という考え方が常識化されているからでしょう。日本の指導層の歴史的な過ちが繰り返されようとしているのではないでしょうか。

日本の指導層の歴史的な過ち
第三の経済政策提言フォーラム

 このようなイージー・ゴーイングなことは衆知のように個人の生活においても日常茶飯事的に生じています。このままでよいのでしょうか? 「否」です。なぜなら、下記の図式に嵌りこんでしまうからです。

 信念に基づいた行動を採らない ⇒ (軸足がぶれやすい人であると思われる ⇒ 「この人に最後までついて行こう!」と思われない) + (視野狭窄症や拘禁服着用症に罹る ⇒ チャンスをしばしば逸することになる ⇒ 人生の落とし穴に嵌りこんでいく) ⇒ 多くの人、特にキーパンソン的な存在の人物から次第に見放される。

 (友人・知人は多い。しかし、心の奥底から信頼しあえる人が皆無に等しい場合が多いのはなぜなのか? 国際社会の中にあって日本人がなかなか信用されないのはなぜなのか? ── をとっくりと考える必要があるのです)

 「思考の三原則」(全体を見る/長い眼で見る/根本的に考える)を適用した信念に基づかない圧力に屈することなく決行された、小泉首相の靖国参拝は 「危急の時は例外措置が許されてもいいのではなかろうか」にあるように個人の人生の送り方に貴重な教訓を残してくれました。

 大事を成し遂げて、本当の意味での自分の信用を守りたいのであれば、「なんとしてでもやり遂げよう!」と思い続ける。そのために、現実を直視し、意識を明確にする。これが貴重な教訓です。具体的にはどうしたらよいのでしょうか?下記のことを実行することです。

 意識の明確化に絶大な効果を持つワタナベ式問題解決へのアプローチを適用する ⇒ 視野狭窄症や拘禁服着用症に罹らないようにしようと決意する ⇒ 性格とその由来をきちっと認識する ⇒ 性格に振り回されるのではなく乗りこなすようにする ⇒ 誰でも本来持っている現実直視力と行動自由力を取り戻す ⇒ 創造的問題解決の三種の神器「感性と知恵と勇気」を入手する。

上記した三種の神器「感性と勇気と知恵」入手の根拠
今なぜワタナベ式アプローチなのか?
YAHOO!等 検索 第1位ランク  知恵と勇気の入手方法



小泉改革に関する記事掲載の私共にとっての意味
 新創業研究所は斬新な着眼に満ちた創造的問題解決策を新創業の心で提供します。したがって、すっかり追い込まれてしまった社長、逃げ込み先のない人は「真っ暗な部屋の天井から光明が差し込んできたようでわくわくしてきました」と言いたくなるような気分になります。必ずです。

 
上記の約束事を国民最大の関心事で具体的にイメージして頂きたいために、小泉改革を歴史的な重みを持つ布石として捉えるを提供することを思いつくに至ったのです。

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2006.9.4更新

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