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個性的才能を引き出す性格診断の勧め

第4部 悲劇の人生の裏に臨機応変力のなさがある ── 人生・仕事の問題解決者を登用しなかったことが悔やまれる ──

男女問題の達人 = 仕事の達人」になる必要性を認識しよう!

2008.8.3

空回りの努力が「結婚したくてもできない」という結果に結びついている

結婚相手のゲットは製品・サービスのセールス成功と同じである

(節子) 経済的問題もあって30代前半男性の未婚率が増えているけど、自分に合う女性がいれば本当は結婚したいんじゃないかしら。結婚相手になりそうな女性を紹介しようとすると、「その気はない」と言いながらもほとんどの男性はお見合いの場にやってくるそうよ。これが何よりの証拠だと思うの。

 これは女性についても同じことが言えそうよ。キャリアウーマンがよく言う「気楽な独身生活が一番」は「独身の良さを損なうことがないのであれば結婚したい。でも、それは無理」と翻訳する必要があるみたいだから。・・・・・良い相手を見つけて結婚できるようになるための秘訣ってないかしら?

(高哉)
誠意を持ち、かつセンスよく熱心にするセールスがなぜ大きな成果を上げることに結びつくのか?…を考え抜くことによって秘訣が見つかるんじゃないかな?

(節子)男女問題の達人 = 仕事の達人」に相応しい問題設定ね。熱心にセールスされても購買に踏み切ることができないのは二つの壁があるからよね。

勧められた製品・サービスのニーズが今のところない。いいかえれば、需要が創造されない。
購買する製品・サービスに不具合が生じても満足できるような形で対処してくれそうでない。

相手に結婚を承諾させたノックアウト・パンチの例
(高哉) 同じことが結婚についても言えるんじゃないかな。単純化すると、「結婚相手として魅力を感じる」「何かあっても柔軟に対応してくれる」という具合になれば、「結婚したい」となる。電撃的に結婚することになった僕と貴女のことが分かりやすい例になると思う。

 僕は貴女に会って「良心の塊である。それでいて滲み出るような優しさがある」「本質をさっと掴み取る脳力がある」と思い、「何としてでも結婚しよう!」と決断した。そして、僕は自分の夢を熱く語ると共に、大きなダメージを受けたために追い込まれていた社会的・経済的立場を洗いざらい説明した。これが結果として功を奏した。

(節子) 褒めすぎだ思うけど、文字通り受け取るとして応用できるようにするためにこの成功物語の分析をしたいんだけど、いいでしょ? 夢を追い続ける姿が人を感動させるのはどうしてなのかしら?

(高哉) 人はふらふらしない絶対的なものに憧れるからだと思う。この背景に、次の図式があるんじゃないかな。

 この世の中は不確実性に満ちている ⇒ 自分の生き方に確信を持っている人は少ない ⇒ 夢を追い続ける人についつい憧れてしまう。

(節子) 不確実性に満ちた世の中にあって夢を追い続ける秘訣は“好きこそものの上手なれ”の世界に入ることが生み出す効用を手に入れることだというわけね。この効用を手に入れることが躊躇のなさを生み出すんだと思うんだけど、これがどうして強い説得力を生み出すのかしら?

(高哉) 躊躇を伴いながらの説得は「自信がないので騙そうとしている」という印象を相手に与えるからだよ。

(節子) 私の知っている女性は結婚願望がものすごく強い。そして、ルックスが良く、そこそこの教養もある。にもかかわらず、結婚のチャンスを何度も逃している。この原因は躊躇を伴いながらの求愛だったのかしら? 違うような気がする。結婚相手をゲットするために必要なオーラを発することと結婚に熱心なこととの違いを理路整然と説明してくれないかしら?

(高哉) 僕はその女性に会ったことがないのではっきりしたことは分らないけど、次の図式に陥っていたのではないかと思う。

 結婚を焦っていた ⇒ 「こういう男性と結婚したい」ではなく、「そこそこの男性であれば誰でもいい」という心理状態になっていた ⇒ 付き合うことになった男性にこの心理状態をごく自然に見抜かれてしまった ⇒ 付き合うことになった男性は自尊心が傷つくと同時に「この女性は一見魅力的だけど、浅薄な人間なんだな」と思うに至った ⇒ 「相性の心理学」が作動しようがなかった ⇒ 彼女の良さを知らせることができないまま相手が引いてしまった。

 コンサルティング・プロジェクトでも顧客企業の契約締結を急がせると、引いてしまうことがよくあるんだ。この背景には、顧客企業側は「脳力・能力の不足が原因して受注活動がうまくいっていないので焦っているんだな」という誤解があるようなんだ。どんな場合でも焦りは禁物。このことを肝に銘じなければならない。

(節子) 彼女は焦りがあっただけでなく、男から言い寄られやすく、しかも、すぐ親しくなれるタイプなの。この背景には次の三つの図式が合体した生い立ちがあるような気がする。

父親から鋳型にはめるような育てられ方をした ⇒ 自立と自律力が養われにくかった ⇒ 依存心が強くなった。

母親は外部志向性が強く、ついつい子供を精神的にケアーすることを怠りがちであった ⇒ 自分のことは自分で愛しむしかないと思うようになった ⇒ 異性関係における青い鳥症候群に陥りやすくなった。

社会経済的に不自由なく育った ⇒ 精神的満足を大事にするようになった ⇒ 自分の生活基盤の維持・強化よりも今を最高に生きることの方を優先しがちになった。

(高哉) 本人も周囲の人も原因に気づいていないことがほとんどだけど、よくあるケースだね。やるべきことをきちっとやらずに「今回は大目に見よう!」と自分に甘いことをし続けると企業経営がおかしくなる。これと同じように男から言い寄られやすく、しかも、すぐ親密な関係になる。このようなことをし続けているとぼろぼろの人生になってしまう。一日も早く自分の人生を再構築しなければ駄目だよ。(参考資料 ⇒ 『心を痛める最近の世相』)

人生最大の投資案件として捉えて結婚相手をゲットしよう!

(節子) 車の選定・購買における慎重さに比べて結婚の仕方は成り行き任せ的なことが一般的に多いわね。どうしてこうなってしまうのかしら?

(高哉) 「候補者が実存しないので比較しようがない ⇒ 車と違って選択のしようがない」「大きな初期投資を必要としない ⇒ 車と違って一見リスクがないように思える」という二つのことが重なっているからじゃないかな。

(節子) 発想を刺激する面白い例えね。ということは、次の図式の実現が必要になるわね。

性格に合う人生の伴侶をゲットするための秘訣
 夫婦完全融合の必要性を肝に銘じる ⇒ 結婚相手の選定・ゲットは人生で一番大事なことであると強く思う ⇒ 結婚相手の選定・ゲットのために貯金したりローンを組んだりする ⇒ 個性的才能を引き出す性格診断を受ける ⇒ 結婚相手に相応しい性格を割り出す ⇒ 結婚生活をも念頭に置いた未来進行形の自己物語を創造する ⇒ 結婚相手に相応しい性格を割り出した結果を見直し、必要に応じて結果を改める。

  こういう風にしてできあがった行動が貴方のようなノックアウト・パンチに結びつくことを理路整然と説明してくれないかしら?

(高哉) 相手をぐいっと惹きつけて思いを遂げるためには練りに練ったが故に「これしかない」と強く思い込める理念、いいかえれば、信念が必要。このような信念を創ることに貴女が今説明した図式は結びつくんだ。(強い信念が生み出す効果の具体例 ⇒ 燃えたぎるマグマのような挑戦精神が十分たまっていた真正面から肺ガンと闘ってくれた)

(節子) 適切なビジョンを追っている。性格も合っている。だから強い信念の下に相手を口説くことができる。こういう条件が揃っていることが事の成就に確実に結びつくとは言えないんじゃないかしら? こういう条件が揃っていても、いろいろな意味で恵まれない人が逆に恵まれている異性との結婚に漕ぎ着けるのって大変なことよ。

(高哉) 大変かどうかは本人の中身次第だよ。現実の世界は競争的で厳しいので、安らぎを求めて自分の細かいニーズにとことん応えてくれる人を渇望している。この渇望に応えることができる人物であれば、ハンディキャップを乗り越えて余りある効果を生み出すんじゃないかなぁ。この背景には、次の図式がある。

 与えられる印象を吸収する容量には限界がある + プラスの印象の方がマイナスの印象よりも影響を受ける ⇒ 渇望していたことを叶えてくれたことだけが強く印象に残り、マイナス面は片隅に追いやられてしまう。

 魅力的な声で絶妙な表現をすると、醜い容姿ですら痘痕も笑窪になってしまう。こういった印象の重要性を示唆する事例は歴史上にはわんさかあることを忘れてはならない。怪僧ラスプーチンに多くの美女が群がったといったような…。

(節子) 相手の性格と置かれている立場を予め認識する ⇒ 相手をぐいっと惹きつける情報を相手に予め刷り込む ⇒ 事実は見方次第なので、相手は憧れの気持ちで自分に会ってくれる ⇒ 自分も気分が良くなる ⇒ 「相性の心理学」が円滑に作動する──、という図式を実現させよう!…というわけね。

(高哉) ピンポン! 大当たりです。だから、「結婚相手に相応しい性格を割り出す ⇒ 結婚生活をも念頭に置いた未来進行形の自己物語を創造する ⇒ 結婚相手に相応しい性格の割り出し結果を見直す」という図式の実現が大事なんだよ。

 日本モデルの影響を強く受けたままである ⇒ 個が埋没したままである ⇒ 相手の“小宇宙”理解力が欠如したままである──、という図式にはまり込んだままの状態の人が多く、こういう人々には「相性の心理学」の効果が絶大になることを忘れてはならない。サウナ風呂に入った後のビールに対する渇望のようなことが期待できると考えてもいいんじゃないかな。

 「結婚相手に相応しい性格を割り出す ⇒ 結婚生活をも念頭に置いた未来進行形の自己物語を創造する ⇒ 結婚相手に相応しい性格の割り出し結果を見直す」という図式を実現させるための費用vs効果は信じられないくらい高いことを強調したいね。

(節子) 「年をとればとるほど結婚できなくなる」と思っている男の人が多いけど、こういう人でも大丈夫かしら? 若さだけが女性を惹きつけることができると思い込んでいるからいけないんだと思うけど…。

(高哉)
年をとればとるほど結婚できなくなる」と思っている人に共通していることがある。漫然と年を重ねてきており、これからもそうしようと思っているんだ。性格に合う人生の伴侶をゲットするための秘訣を採用してこの姿勢を改めさえすれば、中高年の人だって魅力的な人と結婚できる。(参考資料 ⇒ 『脳力のピークは80歳代だ!』)  (完)


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