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個性的才能を引き出す性格診断の勧め

第4部 悲劇の人生の裏に臨機応変力のなさがある ─ 人生・仕事の問題解決者を登用しなかったことが悔やまれる ─

男女問題の達人 = 仕事の達人」になる必要性を認識しよう!

2008.6.22

人生の伴侶の存在は羽ばたきをしやすくしてくれる

(節子) 相性が良く、かつお互いに新鮮さを保つように努力すれば、夫婦完全融合への道を歩めることはよく分かった。でも、だからと言って、全ての人が「なんとしてでも結婚しよう!」と思うようになるとは限らない。現状維持の魅力に取り付かれる人が多いのよ。そうならないためには、独身貴族生活の盲点についての理路整然とした説明が必要。お願いできないかしら?

(高哉) 独身貴族の生活を楽しんでいた人がどういう状況になったら「しまった。いい人と結婚しておけばよかった」と後悔するかを考えてみるといいんじゃないかな。

(節子) 夫婦完全融合への道は21世紀型ビジネス成功への道に通じる並びに異性は他の追随を許さない四つの魅力を潜在的に持っているにあること以外のことよね。

 ダブル・インカム (夫婦共稼ぎ) であれば解決できることが解決できないことを強調することがひとつあるわね。(具体例 ⇒ 『平凡なサラリーマンであったAさんが30歳半ば前で最大手IT関連企業の高給取りのIT専門家になれたのはなぜなのでしょうか?』)

 「先行きがどんどん不透明になる時代になったことを考えると、このままでは自分の力は通用しなくなる。今の仕事を通じてでは将来必要になる脳力を身につけることができない。2年ほど仕事を辞めて勉強に専念したい」と思っても、シングル・インカムだとそうはいきにくい。


(高哉) 結婚回避の原因のひとつにあると思われる「子供を持つと大変だ」ということにどう対応したらいいのか?…ということもあるんじゃないかな。「都市化がぐんと進んだ ⇒ 危険になった ⇒ 手間がかかる」ということの他に「モノが豊かになった ⇒ 周囲の目を気にしてけちに徹することができにくくなった ⇒ お金がかかるようになった」ということがあるからね。

(節子) ダブル・インカムになる結婚をすれば、子育てに伴う経済的問題が軽減できるので、「だったら子供が欲しい」「結婚したい」となるかもしれないわね。でも、「共稼ぎが必要な時代になった」と言い切れるかどうかに不安がある。この不安を払拭できる説明をしてくれないかしら?

(高哉) 夫が外に出て働き、妻が家事を取り仕切る。こういう分業体制が長いこと定着していた背景には、二つの事情があった。

人口が増加し続けたので、労働力が過剰であった。
チャンスが少なかったので、時間よりも節約の方が大切であった。

(節子) 事情が逆転してしまったので、夫婦分業よりも共稼ぎの方が合理的になったのね。でも、見方を変えると、夫婦共稼ぎは時代錯誤でもあるんじゃないかしら? 夫婦共稼ぎはモノの浪費に結びつく。ところが、環境問題の深刻化はモノの節約を必要とするから…。

(高哉) その見方は短絡的過ぎるよ。自分で調理した食品を大量冷凍をすれば夫婦共稼ぎであってもモノの浪費を抑制できる。それに、夫婦共稼ぎは次の図式だって実現できる。あくまでも例えだけどね。

 所得が増加するし、急に所得がなくなり生活が窮する心配が少なくなる ⇒ オペレーション・コストの低下に結びつく大型投資ができる ⇒ 太陽エネルギーや燃料電池による電化ライフを採用できる ⇒ 環境問題の解決に大きく貢献できる。

(節子) 話を戻してもいいかしら? さっきの「このままでは自分の力は通用しなくなる。今の仕事を通じてでは将来必要になる脳力・能力を身につけることができない。2年ほど仕事を辞めて勉強に専念したい」という自分の発言にふと疑問が沸いたの。

 企業は新分野を開拓しなければならない。年功序列式人事にこだわっていると企業は競争に敗れてしまう。 ── この二つを考えると、大抜擢のチャンスがあるので、現在勤めている会社に留まり、仕事を通じて脳力・能力を飛躍させることだって可能じゃないかしら? もしそうだとしたら、夫が外で働き、妻は家庭をしっかり守る役割分担方式の方が良いんじゃないかしら?

(高哉) 良いところを突いてきたね。金融情報サービス会社「ブルームバーク」にあった本当の物語が貴女の言っていることに該当する。

 この企業の社長は雑誌の創刊を決めた日、ニュース部門の編集者達に向かって、「月刊誌について何かアイディアがないか?」と助言を求めた。すると、ある人物は妻と一緒になって、その日にインターネットをも利用して徹夜作業を行い、社長が求める月刊誌の見本を作り上げた。この社長はこの見本を見て大いに気に入り、この人物を創刊する月刊誌の編集長に抜擢した。

 こういうことって物凄く大事だ。というのは、脳力・能力を目覚しく進化させるためには、背伸びを必要とする仕事に就く必要があるからね。(参考資料 ⇒ 『転職成功術』)

 但し、仕事を通じて脳力・能力を飛躍させるためには、選んだ仕事が性格に合っていなければならない。というのは、仕事が性格に合っていると、次の二つの図式の実現に結びつくからなんだ。

楽しみながら努力に努力を重ねることができる ⇒ ストレスがほとんどたまらない ⇒ “好きこそものの上手なれ”の世界に入ることが生み出す効用を手に入れることができる。

時間が経つのを忘れるような心境で仕事をする ⇒ 全神経を仕事に集中させることができる ⇒ 脳内のシソーラス機能をフル回転させることができる。

(節子)ういうことだったら、夫は外で働き、妻は家庭をしっかり守る分業方式も悪くないわね。でも、この例のような条件が揃うことって簡単ではない。目指すべき理想のひとつではあるけど…。そこで、夫婦共稼ぎの良さに駄目押しをするために敢えて聞ききたいことがある。

 夫婦共稼ぎは良いことづくめに聞こえるけど、男性よりも女性の方がどうしても負担が大きくなってしまいがち。次にあるような内閣府の調査結果がこのことを証明していると思うの。

 「夫が外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方に対して
 
            (賛成)        (反対)
            72.5%        20.4% ・・・・・・・・・ 1979年
            44.8%        52.1% ・・・・・・・・・ 2007年

 この現実を知ってシングルライフの快適さを味わっているキャリアー・ウーマンは結婚に踏み切れない場合が少なくないようよ。この問題にちょっとだけメスを入れてくれないかしら?

(高哉) 環境変化への適応に問題がある男性は大いに反省しなければならない(詳しくは ⇒ 「 空回りの努力が結婚したくてもできないということに結びついている」参照)。しかし、結婚に踏み切れないキャリアー・ウーマンは女性の本能を忘れているんじゃないかな。

 どんなにバリバリのキャリアー・ウーマンであっても、「世界中で一番大事にされたい」という願望を心の奥底に持っている。こういう願望があるからかもしれないけど、親友中の親友である女性がいても「世界中で一番大事にされたい」という願望は男性からしか得られないので、最後は男性になびいてしまう。こういうことが実に多い。だからといって幸せになるとは限らない。

 「性格が合わない ⇒ ボタンの掛け違いが度重なる ⇒ 感情傾向が悪化の一途を辿る」「磨くに値する個性的才能を知らない ⇒ 自分を磨く努力を怠ってしまう ⇒ 加齢と共に輝きを失っていく」という二つの図式が重なって離婚に至ってしまうというお定まりのコースが待っているからね。(参考資料 ⇒ 『最良の伴侶に恵まれたければ性格を乗りこなそう!』)


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