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〔断片的な公開情報から複雑な全体像を推理した具体例〕


2003.11.23新規作成(2023.11.23更新.

鳥羽洋行(株)の課題の構造(仮説)を具体例に用いる理由

 コンピューターを作るためには部品や素材が必要です。但し、設計図がなければ、部品や素材はコンピューターに転換されません。ところで、この設計図は誰でも書けるのでしょうか? 「否」です。画期的なコンピューターを生産しようとすればするほど高度の創造力が必要になります。

 同じことが複雑な問題の解決を可能にする知恵を生み出すことにも当てはまります。創造的問題解決策を創るためには情報が必要不可欠です。但し、情報をただ単に集めるだけでは創造的問題解決策を生み出すことはできません。

 問題が複雑であればあるほど斬新な着眼入手を前提に独創的なジグソーパズル思考を行なわなければならないのです。そして、その結果は図解して提起する必要があります。(理由 ⇒『山積している問題を一体化して図解することがなぜ必要なのか?』)

 収集した断片的な情報を独創性の高い構想に大化けさせるのがジグソーパズル思考ですが、このジグソーパズル思考を僅かな公開資料からでもやってのけることができることを説明をしましたところ、「そんなことはとても信じられない。見本を見せて欲しい」という声がありました。そこで、提起させて頂いたのが『東京一極集中が消費拡大を困難にしている仕組み』です。

 ところが、「東京一極集中が消費拡大 を困難している仕組みの鮮やかさは認めます。でも、マクロ的すぎる。もっと身近に感じることで例を示して欲しい」という意見が出ました。・・・・・考え抜いた結果、新たに提起させて頂くのが『鳥羽洋行(株)の課題の構造(仮説)』です。

 (本格的調査に基づいた図解結果の見本が欲しい方 ⇒『豊田市地域商業近代化ビジョン』の一部である『商業近代化ビジョン策定に当たっての問題点』&『実施手順と主体者の割り当て』)

  (2016年9月21日のTwittter)  
石原元都知事叩き「“地下コンクリート箱”(豊洲市場)が混乱の元凶だ」は黄金の法則「緻密な仮説設定→問題意識旺盛化→未知の既知化脳力入手→仮説の検証と肉付け→創造的問題解決」の否定に通じる。脱・閉塞状態がままならないセクターは心すべし。
http://www.trijp.com/persona/6-1-4-3.shtml


鳥羽洋行(株)の課題の構造(仮説)の作成理由並びに性格

 私、渡辺高哉長年の研究専念生活の結果を踏まえて装い新たな創造的問題解決者として再スタートしようとしていた矢先に故・妻「洋子」が病に倒れ、末期肺癌を宣告されました。彼女を救い出すことが私の仕事になりました。そして、この試みは巧くいきそうでした。

 私は「長期戦を覚悟しなければならない。そのためには資金を稼がなければならない」と思いました。(脱西洋医学に基づく治療には多額の費用が必要だったのです) そこで、約500万円の費用を投じて短期決戦型の市場開発に乗り出しました。全上場企業の社長に詳細な営業案内をA4の書類用の封筒に入れて郵送したのです。

 社長宛の郵便物は超大量ですので、見知らぬ人からの郵便物は読まれることなく廃棄されてしまうのが通例です。そこで、第三者に毛筆の達人を捜し出して貰い、必要事項を封筒の表・裏に全て直筆して頂きました。乾坤一擲の行動を執ったのです。─── この試みへの反応第一号が鳥羽洋行(株)だったのです。

 原沢毅男社長 (当時) からの「全役員並びにその他の主だった幹部を集めるからプレゼンテーションをして欲しい」という要望に応えるべく1997年10月14日に同社を訪問する約束を交わしました。そして、『鳥羽洋行(株)の課題の構造(仮説)』を急いで作成しました。

 ところが、その日の早朝から故・洋子が呼吸困難状態に陥ってしまいました。そこで、私は「病院の受け入れ体制を整える ⇒ 救急車の手配をする」を一気呵成に行うという“火事場の馬鹿力”のような離れ業を演じました。その上で、時間をずらして頂くために同社に電話をして、経営に役立つように『鳥羽洋行(株)の課題の構造(仮説)』を作成して、プレゼンテーションをさせて頂きました。

 社長以下の「我々がまったく気がついていないことをずばっと見抜いてしまうなんてこれが本当のプロなんですね。それも僅かな公開資料を分析するだけですから恐ろしくなってしまいました」という言葉は苦境に陥った私にとって大きな励ましでした。

 約三週間後に彼女は他界。独りで不眠不休に近い状態で彼女を支え続けてきた私は心身共に破滅寸前。リハビリには長期間を要しました。したがって、同社から仕事を受注するためのフォローを行うことができませんでした。同社との縁はそれっきりなのです。だからこそ、同社に提起した資料を公開できるのです。

 (見本として遥かに適切なものが他にありますが、いずれも職業倫理上公開不可能なものばかりなのです)

 以下に紹介する資料の元データはパソコンの買い替え時に消失してしまいました。したがって、印刷しても判読しにくい画像情報になっていることをご容赦ください。



上記目次にしたがってコンテンツをお読み頂ければ、「先発企業が犇めいているので、隙間市場開発は困難」という思い込みは吹き飛ぶことでしょう。

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