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【斬新な着眼】



→日本再生の近道は個人ビジョンの開発である ― 本質理解のなさが日本の悲劇を招いていることから考える〈2001/3/22〉


 日本経済を再生するためには、次のことを実現させなければならない。これが前号の結論でした。

           ネットワーク型社会への転換、構想力・独創力の強化。この二つを急いで実現させ、自信に満ち溢れた中高年者 を輩出する。と同時に、若者がイノベーション力を身につけて経済のフロントランナーになる。

 (やる気のある若者に神風が吹く時代がやってこようとしていることを忘れてはなりません。若年労働者争奪戦が始まる。企業はピラミッド組織に決別しなければならない。経験至上主義が通用しなくなる。この三つの条件が音を立てて近づきつつある。これが新時代のひとつの側面なのです。

 ピラミッド組織の崩壊は上司が組織人の生殺与奪権を握る度合いががくんと減ることを意味します。これは全組織人の生き方を大きく変えることに結びつきます。なぜなら、上司にへつらうよりも能力開発に勤しむ方が遥かに得するようになる。一方、上司の立場にある方々は職権を唯一の拠り所とすることができなくなるからです)

 日本人一人一人がしっかりしたビジョンを開発すれば、上記したことを短期間で実現させることが夢ではなくなります。なぜなら、「ワタナベ式問題解決へのアプローチ」を適用して行う個人ビジョンの開発は、次のような想像を絶する効果を発揮することが期待できるからです。

◎「ユニークだ。実現できそうだ。勝てそうだ」と思える構想をゲットできる

 やる気のない人が増えていますが、同情できます。なぜなら、ライバルがひしめいている上に、市場のパイは拡大されそうにない。成長の限界が「桃太郎集団」的な役割の固定化を招いている。成熟社会にはこういう面があるからです。

 しかしながら、この悲観主義には大事な見落としがあります。なぜなら、先発の壁を乗り越えることを可能にする新しい成長機会を生んでいる。成熟社会にはこういう別な面もあるからです。

 上記の主張の証拠となる例を示しますと、次の通りです。(成熟社会でも頑張りがいがあることをしっかりとご認識ください)

 スイスの新進気鋭のファンド・マネジメント会社は先発の大手が行っている総合的株式投資を避け、「水の供給あるいは水の供給に関連する施設や道具を提供する」企業に限定して株式投資を行い、躍進を続けています。

 世界の出来事を水の需給予測に結びつける。予測した水の需給動向に照らして水関連企業の優劣を見抜く。その上で、水関連企業に絞って臨機応変の投資をする。こういうことができるからこそ、この新進気鋭の会社は大手を尻目に躍進できている。このように申し上げことができるでしょう。

 (推論力を身につければ、森羅万象を特定事象の動向に結び付けることができるようになるものなのです。インスタント食品の需要量を決める因子に高速道路の普及率を、商業印刷の需要量を決める因子にガソリンの価格を用いて成功した経営者がいたことが何よりの証拠です)

 上記のスイスのファンド・マネジメント会社のこの考え方は個人の職業計画にも応用できます。伝統的な人事の専門家では有利な就職はできません。でも、これにプラスして人をその気にさせることができれば、話しは別です。このような能力を持てば引く手数多になること間違いなしなのです。

 但し、目指すべき複合的能力の選択は慎重に行わなければなりません。なぜなら、市場性がある。本人に合っている。この二つの条件が揃っていなければ成功できないからです。社会的な需要のない能力であったり、競馬騎手に向いている人がプロレスラーを目指すようなことをしては駄目なのです。

 仕事に真面目に取り組めば取り組むほど視野がどうしても狭くなり、上記したような適切なビジョン開発は困難となります。それから人は誰しも自分のことを客観視しにいくいものです。したがって、単独思考はどうしても沢山の盲点を生んでしまいます。ところが、渡辺高哉はこの盲点を取り除くだけではなく、有益な知恵を沢山提供します。

◎目標に向けてスタートダッシュできる

 「これだ」と本人が気に入るビジョンが行動に移されない場合が少なくありません。これをやるとあれが疎かになってしまう。足らざるを補うためのタイアップに壁を感じてしまう。こういったようなことが原因して心に躊躇が生まれてしまうからです。

 渡辺高哉にお任せ頂ければ、このような心の躊躇を取り除き、ビジョン実現に向けて円滑な第一歩が踏み出せるようになります。なぜなら、渡辺高哉はお客様に次のようなことをして差し上げることができるからです。

解決しなければならない全問題に共通している要因を見抜き、この要因に焦点を合わせた対策を講じる。その結果、将来目標達成のための行動が差し迫っている問題の解決に役立つ。差し迫っている問題の解決が将来目標の達成に役立つ。こういうことの実現を可能にする。

 「財政再建が先か、景気回復が先か」といった類の論議は「私には構想力・独創力がありせん」ということを言っていることと同じなのです。個人や企業も同じような状況に陥っていることが実に多いのです。

   
立場や価値観の違いなどからくる、足らざるを補うためのタイアップの壁を見抜く。のみならず、この壁を取り除くための対策を講じる。
 
 とりあってくれそうにない。世間の目が気になって接触しにくい。ライバルが中傷して邪魔をしかねない。信頼関係を築きにくい。こういうことがあると、足らざるを補うためのタイアップに壁を感じてしまうのです。

◎新時代の成功の鍵である「構想力・独創力」が身につく

 集めた情報に基づいて推論を行い、独創的な構想を提起できる。ビジネスで成功し続けるためにはこの能力が決定的に必要になります。嬉しいことに資産ではなく知恵がモノを言う時代がやってきたのです。理由は次の通りです。

情報収集力よりも収集した情報から独創的な結論を導き出す能力の方が遥かに重要になった。

 インターネットの普及により情報収集力で差をつけることが困難になりました。その上、日本のマスコミ情報は「日本の社会の特異性を理解せず欧米流の見方をしている。PR手段としてマスコミが利用される度合いが高まっている」という二つの理由でますます鵜呑みにできなくなっていることを忘れてはならないのです。

   
「設備・土地・労働力などの量的経営資源」より「何をすべきかを適切に設定する能力」の方が遥かに重要になった。

 ITの普及により時間軸と空間軸を超えて誰とでもコミュニケーションできるようになりました。そして、経済のデフレ化。量的経営資源は他から転用できる可能性が飛躍的に拡大しました。したがって、様々な量的経営資源を巧みに組み合わせて使いこなせる能力が決定的に重要になったのです。
   
 
 前述の説明からお分かり頂けましたように、思考の三原則 (全体を見る/長い目で見る/根本的に考える) の適用なくしては魅力的な構想はゲットできません。適切なビジョンを開発するためには構想力・独創力が必要不可欠なのです。

 ところが、日本の社会は超長期にわたってこの能力強化を怠ってきました。だからと言って、悲観する必要は全くありません。自分の抱えている問題の解決策を渡辺高哉と協力して策定することにより、この能力を短時間で強化できるようになる。こういうことが期待できるからです。

◎個人ビジョンを開発する人が増えれば増えるほど日本経済再生のピッチは早まります


 変化はますます早くなります。したがって、ビジョンの実現はスピードを要します。となると、臨機応変のタイアップにより足らざるを補わなければなりません。これは日本経済を再生させるための神風となります。なぜなら、多くの人々が「ワタナベ式問題解決へのアプローチ」を適用してビジョン開発を行うことにより、次のようなシナリオが実現できる。その可能性が大だからです。

自分の市場性のある特徴並びに自分の特徴を増殖しつつ発揮するための課題が掴めるようになる。言い換えれば、自分のプレゼンテーションの仕方が分かるようになっている。のみならず、タイアップ先の探索や仕事探しが的確に行われるようになっている。しかも、競馬馬のようなスタートダッシュ力が生まれている。

 こういう人が増えることによって、ネットワーク型社会は急速に実現に向わざるを得ません。なぜなら、異業種交流パーティーの足を引っ張っているのは適切な人物が適切な問題意識を持って参加していないことにあるのですが、適切なビジョン開発を行う人が増えることによってこのようなことがなくなるからです。

   
構想力・独創力が強化されている上に、ネットワーク型社会が実現されている。したがって、イノベーション・ラッシュが大いに期待できる。

 いかに優れた事業構想であっても足らざるを臨機応変に補うことができなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。同じことが優れた職業的能力についても言えます。ネットワーク型社会が実現できて始めて、次から次へとイノベーションが生まれるようになるのです。(根拠 ⇒『解決すべき課題を糧に用い続けてきた日本経済』
   

上記の歴史的裏づけ ⇒『解決すべき課題を糧に用い続けてきた日本経済


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