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【斬新な着眼】
ご無沙汰しています。二つを可能ならしめる日本経済再生策の構想がまとまるまで『斬新な着眼』はお休みにしよう。このように思っていましたが、構想確立⇒連載開始…の時期が大幅に遅れる見通しとなりました。 |
人々の相互依存関係が拡充する(May I help you?…の輪が拡大する)⇒ニュービネス・新技術の開発が進む⇒日本が輸入大国に転換する。 |
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個人的に得するから積極的に行動したい…と思える。(個人のパワーアップ⇒企業のパワーアップ⇒日本経済再生…といった具合になる日本経済再生策を策定したい、と思っているのです) |
中村選手はなぜ夢遊病者のようにメッツと契約寸前になったのか? |
中村選手の「メッツ物語」は新時代における日本の企業経営と人間関係にどんな教訓を残したか? |
中村選手はなぜメッツから近鉄へと態度を急転直下させたのか? |
小学校時代並びに中学校2年までの徹底した学校・勉強嫌いが災いして中学2年の終わりの時の成績はどん尻近く。そこで、高校受験を控えた中学3年になってから独学で猛勉強。その結果、学年全体で10番にごぼう抜き的にのし上がった。所要期間は約半年でした。 (無理がたたって急性胆嚢炎になり、後半は病床生活⇒医務室での受験⇒1科目毎にカンフル注射を林先生に打って貰う」…という羽目に陥ってしまったのでした。そして、独学だったために、漢字の書き順の半分以上が間違ったままで今日に至っているのです) |
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高校入学時は最高のクラスに配置されたが、病床生活でついた空想癖等が災いして、成績はとうとうどん尻近くになってしまった。そこで、お母さんが森永先生に家庭教師を頼みましたが、[見込みなし」と断られるほどでした。 私は悔しさ一杯になり、独学で数学を勉強して、約半年で解析T・Uの入学試験問題集で解けない問題なし…の状態になり、森永先生を問題の解き方で屈服させたり、試験で100点満点を取り、学年のトップに躍進。これは驚異的な出来事であったようで、「数学でどん尻からトップになった生徒は開学以来始めてのことです」とお父さんが学校から伝えられたとのことでした。 (にもかかわらず、大学受験のことでお父さんと衝突して3年の時はほとんど通学しなかったのでした。そして、暗い青春時代を以来送り続けたのでした。だから、社会人になってから「30歳になるまでに歴史に残る仕事を成し遂げたい」…と思うようになれ、チャレンジャーのリズムを得ることができたのです。人生、何が幸いするか分かりません) |
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上記@Aで「その気になれば私には不可能なことはない」…という不遜な自信を私は持つに至った。その上、安宅産業を辞める前に捜し出した有力者と面談にこぎつけ、「困難を切り抜けるだけの精神力がある。だから、思い切ってやってみたらいかがですか」…というお墨つきを貰えた。 |
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そして、「困難を切り抜ける経験をしてビジネスの世界でも自信を持つに至った⇒この自信をバネに新たな挑戦をして成功させて、更に自信を深めた」…ということを繰り返せた。(リズムのなせる技…と理解しています) |
中村選手の態度急転直下は新時代における日本の企業経営と人間関係にどんな教訓を残したか? |
サービス提供者はパリーグのふがいなさから何を学ぶべきか? |
(1)選手は観客に感動を与えるプレイをしなければならない 社会が成熟化したために人々は脱日常感を求めています。しかも、プロ野球は必需性の高い商品を提供する産業ではありません。だから、プレイは感動に満ちたものでなければならないのです。 それではどうしたら観客に感動を与えることができるのでしょうか?人間の本能を考えると、選手が「真剣さ」「成長」の二つを感じさせるプレイをすることでしょう。そのためには、過去の経験を活かした努力が感じられる形で球際に強いプレーをしなければなりません。 常に努力を怠らず、しかも心から共感してくれる医師に死を待つばかりの末期ガン患者が安らかに身を任せるのはなぜなのかを考えてみる必要があるのです。サービス事業の本質を考えると、サービス提供者は先天的能力だけではなく、人間的魅力がなければならないのです。 |
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(2) 観客にハイブリッド型の満足を与える 成熟社会が求める脱日常感の中には「好奇心を満たしたい。微細なことを知りたい」ということもあります。「モノには新鮮さがなくなったし、地球が狭くなったからには、自らの精神空間を大きくしたい」という欲望がクローズアップするからです。 プロ野球は上記の欲望にどのように応えたらよいのでしょうか?「ホームページを使って、選手一人一人の生き様を知らせる」「端末が備わった球場やデジタルテレビ等を使って、個性的な今の想いを知らせる」等などが考えられるのではないでしょうか? そうです。プロ野球がどんなに頑張ってもサッカーよりも時間がかかるとすれば、観客にハイブリッド型の満足を与えればよいのです。 |
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(3)選手一人一人の自主性を最大限尊重する 上記(1)(2)を実現させるためには、選手一人一人は個性的でなければなりません。集団の中に埋没した没個性的な選手には過去の経験を活かした努力が感じられる形で球際に強いプレーは期待しようがないし、生き様を知っても少しも面白くないのです。 そして、日本では実現しなかった大家投手の才能の開花が大リークでなぜ実現できたのかを考えてみれば明らかなように、自主性の尊重は選手としての本来的な能力開発にも役に立つのです。 少子化&塾通いのために、子供は社会的訓練を受ける機会が極度に減ってしまった⇒威張られたり、圧力をかけられるのを徹底的に嫌がるような人が増えた⇒押し付けは通用しなくなった──、こういう図式ができ上がっていることを踏まえて、魅力的な個性の持ち主を出現させることは容易ではありません。 なぜなら、目の前の危機を放置して、『Xプロジェクト』を見て涙を流し、『ハリー・ポッター』を読み、わくわくしている──、このような日本人が急増しているからです。 それではどうしたらよいのでしょうか? ボーナス・ペナルティーではなく、心の奥底から湧き上がってくる「内発的動機」に基づく夢をしっかりと持たせることです。そのために推奨するのが『ワタナベ式問題解決へのアプローチ』なのです。 |
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