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渡辺高哉はこんな人物 | E-mail

【斬新な着眼】



→May I help you ?…のエネルギーを日本社会で爆発させるためには日米関係の創造的な強化が必要かもしれない──「イラク問題」「北朝鮮問題」「東電等の不祥事問題」「政治の劇場化現象」の一体化から考える(6)

  「助けて欲しい。理屈はいいから、妙案だけが欲しい」…という人が少なくありませんが、こういう考え方では抜本的問題解決はできません。そして、小手先の対策では立ち往生状態からの脱出・躍進は望めないことがほとんどです。なぜなら、自らのあり方を再構築することなくして様変わりした時代への適応は不可能だからです。

 成功する抜本的対策を策定するためには、設定された目標を念頭に置いて、問題解決に迫られている当事者の置かれている立場を洞察しきる。その上で、知恵のある対策を策定する──、というアプローチが必要です。洞察力と知恵がものを言う時代になったのです。

 この考え方に基いて、日本並びにアメリカが国際社会における立場を考察します。この立場がしっかり認識できて始めて、May I help you ?…のエネルギーを日本社会で爆発させ、日本経済を再び成長路線に乗せる──、という目標達成のための対策が適切に策定できる、と考えているのです。

 筆者の母は実家のある沼津から末弟がいる那須に引っ越しました。彼女は知的好奇心旺盛ですが、91歳という高齢から来る難聴のために補聴器を使っても電話での会話ができません。そこで、彼女が人生の最終章を生き生きと生活することを願って、彼女にメールを送り続けています。

 以下の文章は、このメールのひとつをほぼそのまま転用したものです。その方が分かりやすい、と判断したからです。



 不良債権の加速処理によって目一杯溜め込まれる人々の助け合いのエネルギーを爆発させるのにアメリカが大きなプラスの役割を果たす必然性がある──、このようなことを前回のメールで申し上げました。

 本論に入る前に、日本とアメリカの国際社会における立場の説明をしなければなりません。「到達目標」だけではなく、「現状認識」をきちっと行う──、これが適切な対策を策定するために必要不可欠なことだからです。

 (「どうしたらよいか。理屈はいいから結論を早く教えて欲しい」…という人が少なくありませんが、こういう態度は本質の分からない愚か者の謗りを免れません。つまみ食い的な小手先の対策を講じることしか考えない習慣から脱却しない限り、没落するしかないことを覚悟しなければなりません)

 私の少年時代の我が家に即して言いますと、食べ物にも不自由する生活苦を克服した上で子供全員の大学卒業を実現させることが「到達目標」でした。

 食糧の供給よりも需要が大きく上回っている。幼児一人を含む7人家族であるので家内労働力としては十分である。庭が比較的広かった──、この三つが「現状認識」でした。

 そして、家族労働を投入できる。庭が使える、養鶏を中心とする小規模畜産業を経営する。軌道に乗った段階で、お父さんが単身で東京に行き、お金を稼ぎつつ、公認会計士を目指す──、という「対策」が策定され、お母さんとお父さんは見事に目標を達成したのでした。

 アメリカの助力を得つつ、人々の助け合いを社会全体で推進するという「到達目標」の実現策を策定するためには、国際社会における日本とアメリカの立場という「現状認識」を行わなければならないのです。

 それでは、国際社会における日本の立場の認識から始めます。

日本は哀れな末路を辿る危険性があります

 社会全体で仕事を分け合う風潮が生まれる…は、「日本の社会が一段と閉鎖的になる⇒産業構造の高度化が停滞する⇒日本は再びアジアの一辺境国家になる道を歩む」…ことに結びつきかねないのです。理由は三つに大別できる、と私は理解しています。

(理由1) 日本の社会は外国人を受け入れない(受け入れにくい)ところがある

 無数の蛸壺がある──、これが日本の社会の特徴です。以前に説明しました「国民総囲い込み体制」がほぼ崩壊したにもかかわらず、社会の実態は相変わらずなのです。だから、「高角度で人材を探索・登用しようとしない(お互いに知った中で人選が行われがちである)⇒政治・行政・企業を適切に再構築できない」…となってしまっているのです。

 適材適所とは程遠い人災が日本病の根本原因となっているのです。教育の荒廃だって同じことなのです。

 だから、公認会計士の資格を取ったお父さんは駿河銀行の創業者である岡野喜太郎さんや日本軽金属の元社長である草野義一さんの強力な助けが必要だったのです。この二人がいなかったら、公認会計士の資格をとっても生活が成り立ちにくかったことでしょう。

 国内でも上記の状態ですから、外国に対してはなおさらのことです。外国の対日投資が少ないことでは先進国中ダントツのナンバーワンであることが何よりの証拠です。となれば、「社会全体の同質化⇒例外的異色人材の排除⇒社会全体の保守化⇒社会全体の環境変化への不適応⇒国力低下の継続」…という道を辿らざるを得なくなるのです。

 日本人はすぐに派閥を作りたがる。だから、組織全体を適切に再構築しにくい──、こういうことがよく言われる背景には、よく知った仲でなければ受け入れない蛸壺のような小集団が日本の社会に無数に存在していることがあるのです。日本は相変わらず国内に無数の国境があるような状態が続いているのです。

 「外国に対して閉鎖的なのは日本だけではないでしょう?」…と言われるかもしれませんが、その考えは間違いです。次の歴史的事実を認識してください。そうしますと、日本だけがアジアの中でも異色であることを納得されることでしょう。

中国は東北部がロシアと歴史的に交流があり、ロシアを通じてヨーロッパとも結びついている。

インド、パキスタンはイギリスと関係が深い上に、イラン、アラブと交流がある。私は商社マン時代にインドに半年ほど滞在して、このことをしっかりと認識しました。

東南アジア諸国の各界の指導者達の多くは、「アメリカに留学した⇒アメリカ流の考え方を持つに至った+帰国後もアメリカ人の同級生と交流している」…ということで、アメリカの知的影響を色濃く受けています。インドネシアは唯一日本の強い影響下にありましたが、日本経済の衰退に伴って、その傾向がなくなりつつあります。

 このような日本人の宿命的な環境のことを考えますと、私はお母さんとお父さん、それから数奇な運命に感謝しなければなりません。なぜなら、私は、二つのことが原因して日本人離れした、高角度思考ができる、異常な鋭敏さがある、つまり、偏狂さがまったくない──、という特徴を持つに至ることができたからです。

「生まれてから5歳までの台湾時代自由奔放な生活を送った⇒抑圧されるのも抑圧するのも嫌いな体質ができ上がった⇒派閥に入るようなことを一切避け続けてきた」…ために、自然に自由奔放な発想ができるようになった。

台湾を去った後の“異国”日本で沼津に落ち着くまでの流転の生活、奈良県の山村での疎開生活を、人間の精神形成に一番大事な5歳以降連続的に経験したために、異文化の理解・許容力が自然に養成された。

 このことに関連してお母さんにこの際だから報告しなければならないことがあります。三菱総研時代の昭和56年、当時の三菱瓦斯化学の長野和吉社長に会った時のことです。

 安宅産業に入社して配属された原料部の部長であった信澤巌さんの紹介でプロジェクト売り込みのための長野社長との面談に漕ぎ着けることができました。そして、長野社長は「地位の低い者がなんだ。生意気な」…という顔つきで私の前に現れました。(信澤さんは名門のゴルフ場クラブ「小金井カントリークラブ」の再建理事長、長野さんは同理事…という関係だったことがあります。だから、私は長野さんに会うことができたのです)

 ところが、大変な面談結果が生まれたのです。15分の約束であったために秘書による次の予定のための催促を悉く無視して時間を伸ばしに伸ばしました。そして、興奮の面持ちで私の手をしっかりと握り締めて、「どうしたら貴方のような人間ができあがるか、その秘密を知りたい。ご両親に会わせて欲しい」…ということを言い出したのです。

 私の日本人離れした感性に吃驚仰天したのだ、と思います。3時間に及んだ面談が大成功したことは言うまでもありません。私が大勝負に出た、マルチクライアント・プロジェクト「新規事業開発の手引き」成功の先導役となった顧客第一号がかくして獲得できたのです。私は両親並びに辿ってきた数奇な運命に感謝したものでした。

(理由2) 日本は自力では国家を改造できない

  国家の病を治すのが政治家である──、こういうことを政治家は言いますが、この謳い文句の実現はほとんど不可能な状態になっています。なぜなら、中央官庁が日本のあり方を決める官僚支配体制が長いこと続き、政治家は官僚と国民の間に入るブローカーでしかなかったからです。鈴木宗男事件がこのことを如実に物語っています。

 だからといって、官僚に改革を期待できるものではありません。現状維持が官僚の本質だからです。変革を決断できるのは政治家だけなのです。

 そこで、「政治家の世代交代を推進しよう」…という声が沸きあがりがちですが、現状路線を歩む限り、新世紀の政治家にも適切な改革は期待できません。

 なぜなら、「日本人の多くは保守的な体質が色濃く残っている⇒古い考え方に凝り固まった地盤が存続している⇒地盤がないに等しい候補者の当選は至難の業となる⇒地盤のお陰で当選した政治家は能力不足もあいまって地盤の意向に反した大胆な日本改造策を打ち出せない」…という図式が成立しているからです。

(理由3)頼みの綱である創造的な挑戦力も衰退傾向にある

 経済のデフレ状態から脱出して、再び成長路線に乗るためには、次のようなビジネス・パーソンが実権を握ることが必要不可欠です。

 危険だがどうしてもやりたいからやる。ところが、思わざる障害が次から次へと発生する。でも、自分で決めたことだから後に引けない。そこで、工夫に工夫をこらして障害を克服して所期の目的を達成する。

 すると、この達成感をまた味わいたくなって、冒険に乗り出す。そして、苦労に苦労を重ねて成功する──、こうしたことを繰り返すことにより、未知への挑戦力である「度胸」(どうしても巧くいかない状態になってもパニックにならない)並びに「勘」(五里霧中のような状態になった場合、「出口はあそこだ」と言いきれる)、つまり本当の意味でのイノベーション力を持つに至っている。

 このようなビジネス・パーソンは日本の産業界に沢山いるのでしょうか?「否」です。なぜなら、中高年はぬくぬくした環境の下でナアナア主義に慣れすぎている。若者は厳しい時代に育ったが、「夢を持っていない。夢を持とうともしない者がほとんど」…という調査結果が示すように、創造的な挑戦力に必要不可欠な進取の気性が大幅に不足しているからです。

 国家の夢を前提に個人の夢があるのが日本の社会の伝統。今は国家の夢がない。となれば、個人は夢を持ちようがない──、という一部の主張は正しいのです。でも、実に情けないことです。なぜなら、「どうしてもこういうことをしたい」…という心の奥底から湧き上がってくるのが、本来の個人の夢でなければならないからです。親の過干渉等の日本社会に横行している慣行の負の遺産の深刻さを感じざるを得ません。

アメリカの軍事力は一段と突出した輝きを持つようになる
 
 以前申し上げましたように、「もうアメリカには頼るまい」「さらば、落日の経済大国」等、アメリカ不信の論文がわが国の一流月刊誌に目立つようになりました。しかしながら、世界ダントツの超大国というアメリカの立場は当分揺るぎそうにありません。なぜなら、3段階にわたる理由がある、と私は理解しているからです。

(理由1)水と油のキリスト教文明とイスラム教文明の対立が激化する

 キリスト教とイスラム教は昔からあった。9・11事件の発生は宗教的対立から生まれたものではない。にもかかわらず、キリスト教とイスラム教の対立の激化を云々するなんて少し変じゃないの?….という当然の疑問から答えます。

 歴史的に共有できるものを持った者同士が集団を形成するようになり、ひいてはいわゆる文明の衝突の因子が生まれる度合いが高まります──、時代はこういう方向に流れています。この背景には、3段階からなる物語ができあがる必然性があるのです。

師となる人物や援助者の存在が原動力となって成長や成功を遂げた場合、「自分が本来持っているものが原因しているのだ」…と思いたがる自尊心の強さを人は持っいる。人間は伝統文化や宗教に帰依しがちなのです。

一人一人に世界が大きく広がる時代がやってきたために、「不気味に感じて不安を抱く⇒不安を収めるために確かなものに帰依したがる⇒伝統的な宗教に帰依する」…という図式が生まれてきている。環境変化は伝統文化や宗教への帰依の心を一段と強めるのです。

似た者同士は以心伝心の関係になりやすく、この関係が確立できれば、お互いに分身になれる。のみならず、自己否定したくないという本能が働いて似た者同士の紛争はエスカレートしにくい──、という生物学の「生存の拡大」並びに「恒常性の維持」が可能になる。伝統文化や宗教を共通にする人々の団結心はいやがうえにも高まるものなのです。
   

 そして、この団結心は自分が所属する集団と他の集団と比較を通じて集団間の対立の心が生まれます。各種派閥抗争がこのことを物語っています。

(理由2) 文明の衝突は武力衝突に発展しかねない

 以上まででしたら紛争は発生しません。いわゆる文明の衝突が生まれるだけだからです。ところが、イスラム教には経済的に不利なルールがありますので、9・11事件の背景にある「絶望的な貧富の格差⇒怨嗟」…という図式が実現しやすくなります。

 (だからといって、「イスラム教は駄目だ」…と言い切ることはできません。なぜなら、イスラム教には、地球環境破壊に結びつく安易な経済開発を抑制できる。改宗する前の非行は許されるので、人生の再出発を容易にしてくれる──、という二つがあるからです。イスラム教徒の数が世界中で急増している背景には、このようなことがありそうなのです)

 自由主義経済は金利並びに先物取引を認めているが、イスラム教は認めていない。したがって、イスラム教徒は将来性を買う形の先行投資ができない。金利が認められていないので資金を集めにくい。となると、自由主義経済の国の経済力に追いつくことは不可能となってしまうのです。逆に、イスラム教の方が行き過ぎた経済開発を抑制できるのです。

 「絶望的な貧富の格差⇒怨嗟」…となっても、イスラム教徒が節度ある行動をしてくれればよいのですが、これを望むことは困難です。なぜなら、世界の宗教を比較しますと、イスラム教には闘争性が目立つからです。だから、イスラム教徒が大量破壊兵器を持つことは怖いのです。核兵器と長距離ミサイルを保持するに至った北朝鮮のことはこういう脈絡の中で理解しなければならないのです。
 
 経済混乱期におけるインドネシア人の中国系に対する暴動の激しさは凄まじいものがありました。「日本人には考えられない。同じアジア人でありながらどうして?」…と思った人は少なくありませんでした。この疑問は「インドネシア人のほとんどはイスラム教徒だから」…ということで解く必要があるのです。

(理由3) ブッシュ大統領が宣言した「他国を寄せ付けない圧倒的な軍事力を保持し続ける」…は当分の間の真実になる

 アメリカは万難を排して国家ミサイル防衛構想(NMD)を実現させる可能性が大です。なぜなら、これによって、他の国家が攻撃ミサイルでアメリカを攻撃することが不可能になるので、あらゆる不安から国民を守る…というアメリカ政府の新しい任務に合致する。のみならず、アメリカ経済の底上げに結びつくからです。

 国家ミサイル防衛構想(NMD)の実現は、「宇宙衛星の開発⇒地球隅々の監視体制の確立+情報通信技術の発展」…という図式を伴うことを忘れてはならないのです。


 アメリカの助力を得つつ、人々の助け合いを社会全体で推進するという「到達目標」の実現策を策定するための前提となる日米の国際社会における立場を認識して、「日本の単独主義はありえない。アメリカとの緊密な連携が必要不可欠」…と思われたことでしょう。

 同時に、「どちらかの犠牲の上に成り立つ連携は成立しないし、成立しても長続きしない。日米の連携は両国にとって大きな利益になるのだろうか?」…と思われたことでしょう。
  
 そこで、日本とアメリカの間にはどのような力学が働いているのか。どのような連携がこの力学の創造的な活用に結びつくのか──、の二つの説明を次回のメールで行います。楽しみに待っていてください。



諸悪の根源である染み付いた生活リズムを再構築できる秘訣がある

 オートメーション装置の監視者は「ノントラブルの長時間継続⇒感覚麻痺⇒トラブル看過」…という事態に陥りやすいものですが、この現象は他人事ではすまされません。なぜなら、

 日本の伝統的社会にどっぷりと浸かり続けますと、「人間関係の固定化⇒集団の同質化⇒異俗排除傾向の発生⇒異俗に対する免疫力衰退⇒自己否定を避ける本能浮上⇒異俗の徹底的排除(抑圧的環境の実現)⇒新しいものとの断絶⇒感覚麻痺(思考力低下)⇒独創的構想の提起困難化+集団の同質化が醸成した“ぬるま湯”体質⇒様変わりした時代への不適応」…となってしまいがちだからです。

 だからといって、諦める必要はありません。なぜなら、次の理由が考えられるからです。

(理由1) 人間の行動を支配するのはリズムです。リズムが良くないので巧くいかない。逆にリズムが良いので巧くいく──、こういうことが多いものです。

(理由2) 抑圧的な環境が「イノベーション力」「構想力・独創力」の強化を妨げる、生活や仕事の負のリズムを生み出している。

 上記の理由を前提とする適切な対策は、「カルチャーショックを受けたが、すーっすーっと巧くいった」….という成功体験を得ることです。

  (上記の説明からお分かり頂けたと思いますが、「リズム=行動習慣」なのです。したがって、「スタートダッシュが巧くいく⇒効果が生まれる⇒快感を味わえる⇒新しい行動習慣が根づく」…となって、革新的目標だって達成できるようになるのです。

 そして、この革新的な目標達成の経験を積むと、「挑戦目標が新たに生まれる⇒構想力・独創力が強化されているので、目標達成の大まかなプロセスを瞬時にイメージできる⇒新たに生まれた挑戦目標に向けて嬉々として行動を開始する⇒目標を達成したい…という心の奥底からの想いがあるためにプラス思考できる⇒環境変化に臨機応変に適応できる」──、こういうことが可能になる理想的なチャレンジャーが誕生するのです。

 「本当かな?」と思われる方は、新規事業・新製品(サービス)を開発し続けている企業は環境変化への適応力がある。ところが、逆は逆であるのはなぜなのか?──、このことをお考え頂ければ、[なるほど」と思われることでしょう)

 上記の成功体験に結びつくのが、難問の創造的解決策、構想力・独創力、やる気──、この三つの同時入手を可能にする「ワタナベ式問題解決へのアプローチ」なのです。そして、構想力・独創力がありさえすれば、『勝ち組メーカーに学ぶサービス事業戦略』にあるように、公開されている情報からでも詰めるに値する魅力的な構想を打ち出せるようになります。

 企業全体を新時代に適応できるよう自然に革新したい──、こういうことを願うのであれば、社内にビジネス・クリニックを設営・運営することをお勧めします。

 なお、創造的な挑戦力の源泉となる夢はどうしたら持つことができるようになるのか?…に関心のある方は「成長の4条件」をお読みになってください。


(前号に戻る) (次号に続く)
                




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