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【斬新な着眼】![]()
日本経済の足を引っ張っている消費低迷の仕組みはどのようになっているのでしょうか? 認識しなければならないのは、日本の社会を蓋っている惰性です。
そして、上記の惰性 (大多数の日本人が罹ったままになっている病) が2段階の悪影響を生み出し、このことが大きな原因となって、消費低迷を招いているのです。
経済の牽引役になるべき消費を拡大するために四つからなるポリシー・ミックスを実施する。
“濡れ落ち葉”的存在になりがちだからです。その背景に、二つ図式があります。
現役時代の貯えで悠々と暮らせる年齢になっても、なお節約に努めて年金の中からでも貯蓄している背景には深刻なものがあるのです。しかしながら、上記のように原因の原因の解明努力によって、抜本的打開策がイメージできたのではないでしょうか?
日本が嫌老社会から好老社会に転換するためには、一人一人が次のような図式実現に向けて努力しなければなりません。 自分の個人ビジョンと実現策を適切に策定する ⇒ 構想・独創の喜びを認識する ⇒ 人間が本来持っている「繰り返しの快」本能が作動する ⇒ 加齢に応じた知力強化並びに肉体の若さ保持が実現する ⇒ 生涯現役の人生を送りことができるようになる。 ●繰り返しの快とは何か? どうしてもやりたいからやる。困難を乗り越えて所期の目的を達成する。すると、この快感をまた味わいたい…ということで再び挑戦する。これが「繰り返しの快」です。 立つことができた幼児が何度もこの行動を繰り返すことから明らかなように、人間には元々「繰り返しの快」を求める本能があるのです。 ●個人ビジョンと実現策を適切に策定したいと思うようなるにはどうしたらよいか? 日本人は横並び社会の中にどっぷり浸かり続けてきたために、ビジョン開発の動機は希薄です。したがって、「個人ビジョンを何としてでも開発したい」と思うようになるためには、
という二つのことをしっかり認識することです。(詳しくは ⇒『成長の4条件』) 堺屋太一氏が「高齢者よ、自分の趣味を探し、誇りを持ってお金を使おう。そこで、人脈を培って人生を楽しみ、誇りを持って暮らそう!」と言っている背景には、上記したようなことがある、と理解すべきでしょう。
年老いた人は働くことができない。のみならず、養護や介護の対象となる。したがって、高齢化社会の到来は悲観材料でしかない──、という通説を覆すことができるようになります。なぜなら、下記の図式が実現されるようになるからです。 知識経済に必要な人材が日本社会に大量に輩出される ⇒ 生涯現役人生を送る人が増える + 日本の産業構造が高度化する ⇒ 年金問題を解決しつつ、日本経済の安定的成長が可能になる ⇒ 労働から喜働への転換を伴いつつ、雇用が拡大する。 ●より納得頂くための説明1 ― 独創的構想が必要な時代がやってきた ウォークマン的な製品・サービスが市場に行き渡っている。同時に、様々な知識が氾濫する時代になりました。このような現象をどのように捉えるべきでしょうか? 開発活動には大きな限界が生まれた…と言うべきでしょうか? 「否」です。なぜなら、製品・サービス並びに知識が氾濫している。この事実は創造に必要な素材が豊富であることを意味するからです。(詳しくは ⇒『ジグソーパズル思考』) ●より納得頂くための説明2 ― 高齢者の方が独創的構想を提起しやすい それではどうしたら独創的構想を提起できるようになるのでしょうか?
といった具合に3ステップを踏むことです。 若者と高齢者のどちらが上記の実行において有利でしょうか? 知力を鍛え続ける人生を送りさえすれば、高齢者の方が有利です。(詳しくは ⇒『80歳台に脳力のピークを迎えることが可能である』) それでは独創的構想を提起できる高齢者は直ちに輩出できるでしょうか? 「否」です。なぜなら、「今更無理」と頑なに思い込んでいる高齢者が殆んどですので、「構想・独創の喜びを知る ⇒ 繰り返しの快を求めて構想・独創し続ける」という図式の人生に転じる高齢者の数は極めて少ないからです。 ここに、堺屋太一が提言している、四つからなるポリシー・ミックスの意義があるのです。但し、下記二つの実現に結びつく環境を整える必要があります。
具体例を挙げますと、下記のような図式を実現させる仕組みの開発、この仕組みを有効にするための目利きの発掘・登用が期待されます。 多くの国民が未来進行形の自己物語をインターネット上に公表する ⇒ ニーズとシーズのすりあわせが円滑にできる ⇒ 臨機応変の社会横断的な適材適所が実現される。 上記図式の実現の端緒になるのは、極度のマンネリに陥ったままになっている同窓会の運営革命ではないでしょうか。
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