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【渡辺高哉の時代認識】



イノベーション力があればすべて解決できる。ところが、これが大幅に不足している

新成長機会ゲットのためには未知への挑戦力が必要。ところが、日本人の生活環境はこの力を持つことに不利に作用してきた

 ところで、構想力さえあれば万事OKなのでしょうか。「否」です。企業の新成長機会の特徴は未知への挑戦力をも必要としています。ところが、日本人は全般的にこの力も大幅に不足しています。

 危険だがどうしてもやりたいからやる。ところが、思わざる障害が次から次へと発生する。でも、自分で決めたことだから後に引けないので、工夫に工夫を凝らして障害を克服して所期の目的を達成する。この達成感をまた味わいたくなって、冒険に乗り出す。そして、苦労に苦労を重ねて成功する・・・・・。こうしたことを繰り返すことにより、二つのことが得られます。

@ どうやってもうまくいかない状態になっても、パニックにならずにじっと耐えることのできる度胸が養われる。

A 五里霧中のような状態に陥っても、「出口はあそこだ」と言いきれるような勘が養われる。

 「未知への挑戦力がある」とは、上記した度胸と勘があることを言いますが、一朝一夕でこのような状態になれるものではありません。幼少時からの積み上げが必要です。なぜなら、年を採ればとるほど失敗が許されなくなる。仮に失敗が許されても体面を気にするようになるからです。

 ところが、「あれをしては駄目、これをしては駄目」といったような育てられ方が支配的である。答が先にある学校・大学教育。そして、社会人になっても、横並びで事足りてきた。これが大多数の日本人の人生。これでは未知への挑戦力は養われようがありません。

 自力中心で魅力的な構想を打ち出すことができれば、「よしこれだ。なんとしてでもやり遂げよう」と思いこめるようになります。ところが、未知への挑戦の成功体験がないに等しいために、難関にぶつかるとへなへなとしてしまう場合が多いようです。


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