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【渡辺高哉の時代認識】



イノベーション力があればすべて解決できる。ところが、これが大幅に不足している

特定市場別の分社経営が新成長機会ゲットの最善策。だが、構想力の大幅不足がこの実現を妨げている

 新製品(サービス)を単発的に世に送り出すだけでは新規事業の開発に成功したとは言えません。激烈な市場競争に勝つためには、特定コンセプトの中身を埋める形で新製品(サービス)を次々と開発しなければなりません。

 但し、特定コンセプトの中身を埋める形で新製品(サービス)の開発に成功し続けることは「言うは易し、行うは難し」です。なぜなら、新成長機会は豊富ですが、洗濯の自動機械化のような分りやすいものではなく、名状しにくい、潜んだものがほとんどです。しかも、大競争時代ですから、模倣や「カイゼン」ではチャンスはゲットできないからです。

 想像力の光りで発想し、インスピレーションをロジックに照らして検証する。こういう姿勢で臨機応変の迅速な開発行動を採れるようにする。新時代のチャンスを逸早くゲットするためには、こういう行動が必要不可欠です。

 どうしたら上記したような経営行動を採ることができるようになるのでしょうか。寝ても醒めても特定市場のことだけを考え続けるように企業人を仕向けることです。となると、臨機応変の行動ができるような権限と責任を持った上で特定市場に専念できる、特定市場別の分社化を徹底的に進めるしかありません。
 
 進むべき方向だけを示し、後は現場を預る一人一人の創造力と挑戦力に依存するしかないのです。

 ところが、多くの企業はこれもままならないのです。特定市場別の分社経営を任せることができる人材が少ないからです。(判断力のない人物に権限を与えることは危険きわまりないのです) ここにも、「思考の三原則」(全体を見る/長い目で見る/根本的に考える)を適用した、構想力の強化を怠ってきたことの付けが回ってきているのです。(判断力と構想力は裏腹の関係にあります。なぜなら、「思考の三原則」の適用がいずれにも必要だからです)


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