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【斬新な着眼】



→社長があることを決断する。そうすれば、企業は業績を拡大し続けることができる ― 日本の歴史上ナンバーワンの革命家・織田信長のやり方から考える〈2000/11/14〉

 タイアップを常套手段に用いる

 信長は自分の手勢だけで天下を掌中に収めようとしていたわけではありません。今川義元死去後、独立した徳川家康と逸早くタイアップし、この関係は信長が死ぬまでつづきました。これは戦国時代では類まれなことでした。

 戦国時代から抜け出して全国制覇を遂げるためには、自前の兵力をじっくりと育てるのでは間に合いません。なぜなら、チャンスのゲットどころか、生残るのさえ難しくなるからです。だからこそ、「足らざるを補うタイアップしかない」ということで、長期的な展望の下に家康との親密な関係を取り結んだわけです。

 現代の経済社会はチャンスに満ちています。しかし、悠長な経営行動をとることは許されません。という意味で、信長のタイアップ作戦は今様だと言えます。但し、タイアップに成功するためには、それ相応工夫が必要です。例えば、次の手順を踏んで相互利益を実現するなどが考えられます。

市場性のある特徴を発見あるいは確認し、この特徴を強化しつづける事業展開を心がける。(こういうことを実現するためには、経営ビジョンを開発することが必要不可欠です)

お互いの特徴を活かす、社外の個人や企業との相乗効果の高いタイアップを積極的に行う。(こういうことを実現するためには、違いを認めあうことができる能力を培い、社外に対しては開放、社内に対しては多様性尊重の経営を行うことが最低限必要となります)

 強化し続ける、市場性のある特徴を発見あるいは確認するためには経営ビジョン開発はハイリターンを生んでくれます。なぜなら、市場性のある特徴はタイアップ先だけではなく、市場をも惹きつけるからです。(ダイナミックな成長力をイメージできる広告コピーが注目されたり、厨房をガラス越しで見ることができるレストランが受けているのはなぜなのかを考える必要があるのです)


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