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節子の個人的体験1
2013.8.18新規掲載

中学1年の時、伯父の家での生活に苦しんだが、誰にも相談できなかった話
中学入学時に、今は亡き子供のいない伯父から「ウチへ来ないか?」と言われたことを私は「遊びに来ないか?」と受け取り、伯父の家に連れて行かれたが、間違えたことを言い出せなかった。
そこでの生活が辛かったため、自分の家に戻りたかったが、誰かに相談したくても相談できなかった。(私は転勤先にいる両親の元を離れ、東京の実家で祖母と暮らす予定だった。伯父が、私を東京駅に迎えに来てくれたところから始った、まだ電話が一般家庭にない時代の話です)

辛かった理由
朝早く大きな音のベルを鳴らして起こされた。毎朝怖い顔の伯父に、大きな声で挨拶をするのがとても恐ろしくて苦痛だった。

毎朝、広い庭の掃除をしてから学校に行く。毎日風呂をマキで焚くことが私の仕事だった。帰宅後も時間さえあれば車の掃除などを言いつけられた。これらの事は、自分の家では経験がなかったので大変だった。

なにかにつけて「実家ではそんなことをやっているのか?」と言われて、まるで嫁いびりの姑のように嫌みっぽく言うので悔しい思いもした。

伯父のお酒を飲む相手をして、くどい話を聞いた。酒に酔った伯父は、近所に迷惑な大音響でレコードをかけるのも嫌だった。

いい成績がとれたらご褒美に旅行に連れて行くと言っていたのに嘘をつかれた。

伯父の経営する企業の社員旅行で伯父伯母が留守になる時は、必ず大きな2階建ての母屋のガラス・床・扉をピカピカに磨く命令が出た。帰宅後チェックが入るのも、とても苦痛だった。

子供を遊ばせる発想は全くないので、休日は会社の大掃除を手伝った。

部活で遅くなると悪いことをしていたように叱られて、「ウチは軍隊式だから1分でも遅れたら家に入れない」と言われ、説明しても無理だったので部活をやめた。

伯父は私がへまをしたら伯母に辛く当たる可能性があるので、いつもそうならぬよう緊張していた。しかし、私は伯母に情を感じることはほとんどなかった。伯母は人に対して感情をほとんど表わさない人になっていたから。

60代のお手伝いさんが来るまでは精神的に居場所がなく話し相手もいなかった。学校も変わったばかりで友達ができる前なので、ちょっと気がおかしくなりそうだった。

人に相談できなかった理由
私は苦しかったのでやっとできた友達に伯父のことを話すと、「家族の悪口は聞きたくない」と言われてしまった。同級生は皆、心の余裕がなく自分のことで精一杯に見えた。

学校の先生に相談したいが、自分の勘違いで伯父の家へ行ったことが原因なので我慢するしかないと思った。

問題についての私の心の声
5歳年上の、伯父の血縁に当たるお兄さんより弱いと思われるのも悔しい。
いつも実家と比較されるので、自分から先に伯父の家を出るのは、家の恥になるのかもしれないし、伯母にも迷惑がかかるかもしれない。

夏休みに母に言えば解決すると思って我慢していたが、なんにもしてもらえず辛かった。

自分の気持ち全てを理解して解決して貰えるとは思えないので他の誰にも相談できなかった。

解決
お兄さんの嘘がばれて、お兄さんが自分の家へ帰ることになり、伯父に「節子も帰りたいなら自分の家へ帰れ」と言われたので帰ることができた。

お兄さんは勉強が嫌いで伯父から私より厳しくやられていたので耐えきれず、部活の朝練があると嘘を言って朝掃除をさぼり実家に泣きついていたことがばれてしまったのです。

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