2004.8.27に渡辺高哉が行った講演『智恵と勇気で羽ばたこう!』の要旨
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後ろ向きの人生は悲惨な結果を招くようになる |
1、悲惨な結果を招く仕組みを認識しよう
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癌や動脈硬化に至る仕組み |
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痴呆症に至る仕組み |
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孤独死に至る仕組み |
2、中高年者が犠牲になりやすくなることを認識しよう
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中高年者を取り囲む環境が様変わりしつつある |
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中高年者は様変わりした環境に適応しにくい |
3、中高年者は今からでも遅くないことを認識しよう
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絶望状態が長く続くと若くても痴呆症になる |
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脳力のピークを80歳代に迎えることができる |
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高齢者に有利な時代がやってきつつある |
悲惨な老後を迎えないためには、積極的な人生を送らなければならない。そのためには、智恵と勇気を持たなければならないのです。しかしながら、普通の人が積極的人生を可能にする智恵と勇気を持つことができるのでしょうか?
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知恵と勇気の入手を可能にする秘策がある |
1、競馬馬のようなスタートダッシュ力の入手は可能である
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ある業界団体の経営幹部達の例 |
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ある消費財メーカーの経営幹部達の例 |
2、別人のように鋭敏になることだって可能である
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海外出張を成功させる秘訣 |
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T社のN君の例 |
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高齢の元経営者Nさんの例 |
3、問題解決型会議を成功させる秘訣がある
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ある食品メーカーの開発部長と社長の例 |
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ある生産財メーカーの例 |
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K商工会議所の例 |
4、智恵と勇気が生まれにくいのはなぜなのか?
●外された鳥かごがあるように振舞っている
●長い間どっぷり浸かってきた蛸壺型社会に根本的原因がある
5、抜本的解決を図るために2種の神器を使うことをルールにする
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やる気を引き出すための日常的な工夫を凝らす |
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立ち往生したらsolution focus approachを採用する |
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県庁の適切な主導があれば沖縄県は日本の星になれる |
1、アジアのフロントランナーを目指すビジョンを開発する
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県民性と立地は新時代の貴重な資産である |
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物凄い威力を持つビジョン効果を認識する |
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斬新な着眼の有無が成否を決する |
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模倣よサヨナラ、創造よコンニチワ…の時代になったことを認識する
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2、内外の企業を誘致しながらビジョンの中身を埋めていく
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ホームページの開設とその宣伝 |
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コンサルティング・セールス |
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セールス・ポイントの発見・確認&必要なインフラ・制度等の調査 |
沖縄がアジアのフロントランナーを目指すことは可能なのです。しかしながら、地方分権の時代であるので、市町村との関わり方が難しい。どうすればよいのでしょうか?
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新時代は県庁に新しい機能を期待している |
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広域レベルでの地域再開発が必要になったことを認識しよう |
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沖縄県全域でのニーズ・シーズのすり合わせが必要であることを認識しよう |
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チェーン・ストアーにおいて仕入れ権限を現場の店に委譲しても本部が必要不可欠な理由を認識しよう |
上記講演で明言した提言が陽の目を見る見通しになりました。なぜなら、沖縄基地に駐留する米国の海兵隊1・8万人の内、8千人がグアム島に移転することが決定。そして、このことが織り込まれるデータが発表されたからです。但し、このデータは沖縄の立地条件を考えると、極めて控えめです。
沖縄を中心に置いた周辺地域・国の地図を一度ご覧になってください。沖縄に対する考え方が一変することでしょう。
ところが、米国議会上院軍事委員会は4月17日に発表した報告書で、米軍普天間飛行場の県内移設の見通しが立たないことを理由に在沖縄米海兵隊9千人をグアムなどに移転させる予算を凍結すべきだとした。2013.4.12記 |
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2006.5.7付け『朝日新聞』オピニオンの7頁 |
渡辺高哉が2004.8.27に公言した沖縄の豊かな未来が証明されつつあります |
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出所:『日経ビジネス』(2012.8.6・13号) |
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