[TRI] Total Renovation Institute 新創業研究所
E-Mail: info@trijp.com
〒 311-1203 茨城県ひたちなか市平磯町414-7
 来客用駐車場があります
TEL 029-229-0225

新創業研究所が掲載した数多くの有益コンテンツがGooleで第1位にランクされています

トップページ


個性的才能を引き出す性格診断の勧め


第3-1部 個性的才能を引き出す性格診断はどんな効果を生み出すのか?(Ⅰ)         ― 人生再構築プロジェクトの提起 ―          

悩みを寄せつけず、個性的才能を引き出すための処方箋を創る

2009.3.25

プロフェッショナルになるにはどうしたらいいのか? ― 適切な方向で“好きこそものの上手なれ”の世界に入ることだ ―

無我夢中を大成に確実に結びつけたい。こう願うのであれば、適切な方向で集中特化型の人生を送らなければならない

日常業務に忙殺されていても人生航路の適切な舵取りを可能にする方法がある

(節子) 世界一の技術開発に成功した若者には有能な社長がついている。貴方には性格と歴史的立場からくる方向感覚の良さがある。だから、無我夢中で頑張り続けることが実を結ぶことになった。でも、全ての人がそういう条件に恵まれているわけではない。

 ここに、私達が用意している個性的才能を引き出す性格診断の意義があるわけだけど、このサービスを受けることが実りある職業生活に直結することを示す分りやすい例がないかしら? 「このサービスを直ぐに受けたい」となるためには、こういう例はなくてはならないと思うの。

(高哉) 日本精工の近年の組織展開の解説が分りやすい例になると思う。この会社は産業機械、自動車などの市場を重点的に深耕することとなり、これらの市場を専門に担当する部署を従来の機能別組織にプラスすることになった。その結果、業績が急上昇したことがあった。

(節子) この業績急上昇の背景には次の図式があることを言いたいのかしら?

 特定の市場だけを担当する + 厳しいノルマが課せられる ⇒ 担当している市場のことを深く研究する ⇒ 担当している市場に対する問題意識が高まる ⇒ 必要な情報の方から担当者に飛び込んでくるようになる ⇒ 担当している市場の深耕に成功する。

(高哉) そうなんだよ。現実直視力を強化することは実りある職業生活に直結する。そして、自分の性格と歴史的立場をきちっと認識することは現実直視力の強化に直結する。このことを言いたかったんだ。

資料:060414付け『日経ビジネス』

(節子) 日本精工の場合は企業の舵取りを専門にする社長がいる。しかし、個人の場合は参謀役を常時雇用していればともかくもそうでなければ、前に紹介したポンポン船の個人事業主のようになってしまいかねない。「個性的才能を引き出す性格診断」を受けてから年数が経ってしまってからはどうしたらいいのかしら?

(高哉) これも人生再構築プロジェクトをじっくり読めば、「分った」となるよ。というのは、このプロジェクトをフルメニューで導入することは優れたオートパイロット機能を自分の体の中にビルトインすることに結びつくからね。

(節子) そうなることは分るけど、このプロジェクトの導入は専門学校や大学の教育を受けることとどんな違いがあるのかしら? 「人生再構築プロジェクトを導入する方が専門学校や大学の教育を受けるよりも遙かに有益である」と思うようにならないと、高額の費用という壁を乗り越えることができにくいと思うの。

 貴方の指導力は専門学校や大学の教育とは天と地の開きがあるほど優れていることはよく知っているけど、このことを身近な例で説明して欲しいの。

(高哉) 適切な方向で“好きこそものの上手なれ”効果を入手できるようになるためには、どちらが得であるかを判断するのに役に立つ例を挙げよう。

 写真を撮ることが大好きな銀行勤めの女性は思い切って退職してフリーのカメラ・ウーマンを目指すことになった。そして、「写真の学校に行くよりも写真を撮ることの方が先決だ」と思い、その通り実行し成功を収めることができた。この背景には、次の図式があると思う。

 写真を撮ることが大好きである(写真を撮ることに無我夢中になれる )
⇒ “好きこそものの上手なれ”の世界に入ることができる ⇒
脳内のシソーラス機能と海馬の強化が効率よく進む ⇒ 予め目標に掲げていた賞をとることに成功した ⇒ 市場開発が容易にできるようになった。

 この正反対の人が日本の社会には掃いて捨てるほど沢山いる。大学の文学部出身でありながら人間心理に疎い人がこのいい例だよ。無我夢中になれないことを学ぶ。このことの無意味さを真剣に考えなければならない。

(節子) 私達が用意している個性的才能を引き出す性格診断を受けることが人生の方向を適切にすることには疑う余地がない。でも、このサービスを受けることが人を感動させるのは身体の奥底から力が湧き出てくる状態の仕事だけであるにあるような状態になることに結びつくことの説明がもっと必要だと思うの。どんな分野だってこういう状態になって初めてプロフェッショナルになれるんだから。

(高哉)
人は誰でもそれなりの経験を積み重ねてきている。いいかえれば、それなりの脳内のシソーラス機能ができあがっている。しかし、普通の生き方をしている限りはこの脳内のシソーラス機能は凄みのある創造力にはならない。どんなに博識であっても「雑学の大家」の域を出ない。

 ところが、これまでの人生経験を狭く絞り込んだ特定分野に全力で投入すると凄みのある創造力になり、貴女が気にしている状態を生み出すこととなる。そのためにあるのが人生再構築プロジェクトであると理解する必要がある。

 これまでの人生経験を集中特化する形で“好きこそものの上手なれ”の世界に入ることは僕がそうであったようにダイナマイトが長期に亘って爆発し続けるような状態になることを忘れてはならない。貴女も今そのことを経験中なのでよく分かると思う。

人生航路の適切な舵取りを可能にする方法は生涯現役人生の要諦でもある

(節子) 若い人も含む日本人の不安は老後の生活を保障してくれる年金・医療制度が怪しくなってきたことにあると思う。こういう問題意識の下に聞くんだけど、人生再構築プロジェクトのフルメニューの導入は老後の生活を保障することにも結びつくのかしら?

(高哉) 結びつくんじゃないかな。貴女の問題意識に入っているかどうか分からないけど、高齢者にとってきわめて大事なことがある。65歳以上に使う国費を日本と外国を比較すると、次のようになっているそうだ。

       (日本) 1対10      (外国) 1対2 or 3

 この数字だけしか知らないと、「日本は高齢者を厚遇する国だ」と思うかもしれない。ところが、どっこいそうはならない。というのは、欧米は年老いても幸せ感は変わらないが、日本は逆。高齢者の不幸感は世界ダントツ1位になっているようだからだ。

 どうしてこうなってしまっているのかだけど、圧倒的大多数の日本人は次の図式にはまりがちだからだと思う。

 (日本の社会は「高齢者 = 弱者」と短絡的に捉えている ⇒ 若者は高齢者を尊敬の念で接する習慣を持たない) + (普通の日本人は異俗を受け入れない ⇒ 欧米のように老若男女が和気藹々とする現象は日本では例外的となっている) ⇒ 80歳を過ぎても脳力が進化し続ける人物に出会い、理解することが困難になっている。

 眼鏡店で僕と接した店長が僕のことを「ご年齢なのにものすごく頭の回転が速いですね」と言ったことがあるけど、このことが何よりの証拠だ。こんなことを言われてむっとすると同時に高齢化が進む日本の大変さを痛感した。

(節子) 若者から尊敬の念を持たれていない高齢者にも問題はあるわね。というのは、次の図式に陥っている高齢者が実際に多いんだから。

 没個性的な生き方をしてきた ⇒ 個性的才能を引き出す性格診断を受けた人生とは程遠い状態になってしまった ⇒ 違いを認めることができない。その上、加齢に応じて脳力が劣化し続けてしまっている ⇒ 嫌われる年寄りになってしまっている(“濡れ落ち葉”になってしまっている)

 こうならないためには人生再構築プロジェクトの導入が必要である。こうなるんでしょうけど、これだけでは説得力が不足しているんじゃないかしら? というのは、記憶に関する高齢者特有の現象があるのよ。昔学習したことは忘れにくいが、創造力は加齢と共に衰える人が圧倒的に多いじゃない。

(高哉) そうなってしまう本当の原因は加齢にあるのではなく、生き方であると思わなくてはならない。創造力は加齢と共に衰える現象はすべての人に当てはまるとは限らない。次の図式に陥ってしまうからいけないんだ。

 「挑戦精神が衰える = 前向きの認知的不協和がなくなる」 ⇒ 分散して存在する、脳細胞に指令を出す前頭前野が衰える ⇒ ジグソーパズル思考力が衰える。

(節子) 歳をとっても挑戦精神をたぎらせるためには、適切な方向で“好きこそものの上手なれ”の世界に入らなけれならない。でも、それって「言うは易し。行なうは難し」よ。というのは、誰もが認める達人になると、“好きこそものの上手なれ”の世界に入っていても惰性的になってしまうからよ。だから、将棋の名人であった人であっても70歳前に引退してしまうじゃないの。

(高哉) 思考の枠組みが固定化されるからそうなってしまうんだ。僕はそうならないためにも 『私が研究プロジェクトに単独で専念することを決断した理由』にあるような生活を早めにすることになったんだ。悔いのない人生を送るためには、

 達人になっても惰性的にならないためにはパラダイムの再構築を怠ってはならない。但し、「なんとしてでも」という気持ちがなければこの再構築はできるものではない。 ── こういう処世訓を持たなければならない。

 この「なんとしてでも」という気持ちにするのが“好きこそものの上手なれ”の世界に入り、かつ挑戦精神を持ち続けることを可能にするのが現状に甘んじることを許さない未来進行形の自己物語なんだ。だから、この未来進行形の自己物語創造が入っており、かつ新時代の成功の鍵であるコミュニケーション能力の抜本的強化を可能にする人生再構築プロジェクトの導入を勧めていると理解して欲しい。


▲トップ  → トップページ

前ページへ 目次 次ページへ



 新創業研究所のご利用案内

閉塞状態脱出のヒントがほほ隔日入手できます
mentalacrobat
on twitter