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個性的才能を引き出す性格診断の勧め


第3-1部 個性的才能を引き出す性格診断はどんな効果を生み出すのか?(T)         ― 人生再構築プロジェクトの提起 ―          

悩みを寄せつけず、個性的才能を引き出すための処方箋を創る

プロフェッショナルとは特定分野における臨機応変力の持ち主である

地で勝負できるので泰然自若としている(プロフェッショナルのタイプ3)

2008.10.5(2014.6.22)

プラス思考すれば、どんな性格と歴史的立場でも貴重な財産にすることができる

自分を生かす人生を送ることが人を動かす底力に結びつく

(節子)
さくらと一郎はすっかり落ちぶれていた。ところが、『昭和枯れすすき』を大ブームに乗せることに成功した。歌だけが原因とはとても思えない。何があったのかしら?

(高哉) 大事を成し遂げるために必要不可欠な一般にも応用できる次の図式が実現したからだと思う。

 歌手人生を送り続けてきていたのでその面での脳内シソーラス機能が充実していた + 『昭和枯れすすき』は一郎の人生そのものであった ⇒ 感情をこめて歌うことができた ⇒ 脳内シソーラス機能のネットワーキングが“火事場の馬鹿力”を発揮するが如くに行われた。

(節子) 大事を成し遂げるためには二つの条件が揃わなくてはならない。そのための努力をしなければならない。こういうことね。

目標に向かって弛まぬ努力をして、 目標達成に必要な脳内シソーラス機能をオーバーフローするほど充実させる。
迷うことなく全身全霊を打ち込む形で目標に向かって行動する。いいかえれば、限界まで集中力を高める。

(高哉) その通りだけど、この二つの条件をどのようにして同時に充足するかが問題だ。目標に向かって弛まぬ努力をしようとしても飽きてしまう。飽きなくてもストレスが溜まって挫折してしまう。いざ本番になっても気が乗らない。気が乗っても集中力が高まりにくい。こういう壁がつきまとうことが多いからね。

(節子) その壁、分かる。三日坊主になったり、浮気心が働いて続いていた努力が中断されてしまう。練習ではうまくいっても本番になると力を出し切れない。こういことはよくあるもの。この壁はどうしたら乗り越えることができるのかしら?

 直ぐに浮かぶのは“好きこそものの上手なれ”効果の入手。でも、職場の中で「博士」と呼ばれるほど専門知識が豊かでありながら、お世辞にも創造的とは言えない人がいる。このことが示しているように脳内シソーラス機能が充実していることが本番に強いことに結びつくとは言えないんじゃないかしら?

(高哉) 感情を司る脳の部分に損傷があると、堂々巡りをしたり検討ばかりして一向に決断・決行しない。こういう実験結果があるそうだが、ここに重要なヒントがある。「なんとしてでもやり遂げよう!」「やるっきゃない!」という状態になることが“好きこそものの上手なれ”効果を本番で生かすことに結びつくことを忘れてはならない。

 というのは、こうなって始めて僕がさっき言った「脳内シソーラス機能のネットワーキングが“火事場の馬鹿力”を発揮するが如くに行わた」という状態に結びつくからだ。

(節子) ハングリー精神が豊かな人は本番を迎えると、「なんとしてでもやり遂げよう!」「やるっきゃない!」という状態になりやすいわね。そのためには、内発的動機に基づく意思決定を幼少時に行い続け、その延長線上の人生を送る必要がある。そのためには貴方のような生い立ちが必要よ。でも、そんな環境は選びたくても選べない場合が多いのが現実。したがって、貴方とは正反対の生い立ちの人がほとんど。こういう人はどうしたらよいのかしら?

(高哉) だから、新創業プロジェクトを用意したんじゃないの。よく読めば分かるように、このプロジェクトは“好きこそものの上手なれ”効果を入手できるだけでけではなく、本番を迎えると、「なんとしてでもやり遂げよう!」「やるっきゃない!」という状態になれるような配慮がなされている。

(節子) 差し迫っているので、このプロジェクトを導入する時間的な余裕がない人はどうすればいいのかしら? プロフェッショナル・シミュレーションの洗礼を受ければいいのかしら?

(高哉) そうだね。難問を抱える度に貴女が今言ったようなことをする。こういうことを積み重ねることによって新創業プロジェクトを導入したと同じような結果になる可能性がある。この可能性を確実にするためには相談者の性格と歴史的立場を必ず見抜けるようにプロジェクトを推進しなければならない。そうすれば、二つの効果が得られるようになるからね。

私共は相談者の性格をよく理解している状態なっているので、直ちにピンポントの助言・誘導ができる。
相談者は採るべきであった言動を理解している状態なっているので、私共の助言・誘導を瞬間的に脳裏に刻み込むことができる。


最重要な脳力を身に着ける最善策は性格を乗りこなせるようになることだ

(節子) 話を脳内シソーラス機能のことに戻したいんだけど、いいかしら? プロフェショナルになるためには特定分野の脳内シソーラス機能をオーバーフローするほど充実させなければならない。そのためには、博覧強記の人生を送らなければならない。だとすると、「群れないと排除の論理が働く ⇒ 独りで勉強したり、考え抜く時間が不足する」となっている日本人は危機意識を持たなければならないんでしょ?(参考資料 ⇒ 『日本人はどんな知的生活を送ってきたのか?』)

(高哉) 「あいつは皆と群れないから駄目だ」という上司は相変わらずいるようだけど、どうしてもやりたいことがないので群れる方を選んでしまう。こういうことが考えられる。そういう意味で、企業風土を云々する前に“好きこそものの上手なれ”の世界に入ることの方が大事だ。でも、こうなるためには、「彼我の性格を知りあう ⇒ 互いに予測制御できるようなる ⇒ 群れなくても安心できる ⇒ 仕事中心の人間関係に円滑に転換できる」という図式が必要だろうね。

(節子) そうなれば、安心して博覧強記の人生を送ることができるようになるけど、その前に大事なことがあるんじゃないかしら。若い時は仕事を通じて力をつける必要がある。ところが、これが必ずしも容易ではなくなってきたようなのよ。新卒者が3年以内に会社を辞める傾向がある背景には次の図式があるみたいなの。

 平等主義が崩れた ⇒ 育てる人とそうではないの峻別が行われるようになった ⇒ 社員に共通してあったキャリアー・パスがなくなった ⇒ 雑用期間の長い人が出てきた。

 育てられる人の側に入らないと、能力主義の時代だと暗い人生になってしまう。育てられる人の側に入るにはどうしたらいいのかしら?

(高哉) 若いうちにコミュニケーション能力を身につけることに全力投球することを勧めたい。というのは、この能力の持ち主は上司にも得意先にも気に入れられること間違いなしだかね。そうなれば、強力な後押しが行われてどんどん重要な仕事が任されるようになる。

(節子) 今指摘したコミュニケーション能力は論理的思考能力が大前提よね。これって相手の表情を見ながら話をする。その上、ディベートの習慣がないに等しい日本人にとっては大きな壁。どうしたらこの壁を乗り越えることができるようになるかしら?

(高哉) 相手の表情を見ながら話をするのはなぜなのか? ディベートの習慣がないに等しいのはなぜなのか? ── を考え抜けば自ずと対策が浮かび上がってくるんじゃないかな。

(節子) 貴方にこれまで教えて貰った知識と思考方法を使うと、対策が思い浮かばないけど、次の図式が浮かび上がってくる。私の思考に何か欠けていることがあるかしら?

 日本的集団主義の影響を強く受けた状態で人生を送ってきている ⇒ (その場しのぎの習慣が染みついている ⇒ 精神的対決になるようなことは避けることになる ⇒ 相手の表情を見ながら話をすることになってしまう) + (人間関係における情緒的一体感をとても大事にする習慣が根付いた ⇒ 情緒的一体感を損ないかねないディベートは敬遠されることになる)

(高哉) 肝心なところが抜けている。日本的集団主義の影響を強く受けた状態で人生を送ってきている理由が明らかにされていないよ。この抜けをなくせば、論理的思考能力を円滑に鍛える方法が浮かび上がってくると思う。

(節子) 惰性で生きてきたので、太古から延々と続いてきた日本的集団主義の影響を強く受けることになってしまった。こういうことかしら? ・・・・・分った。性格を乗りこなすのではなく、性格に振り回されてきたことが現実直視力を失い、マンネリズムにはまってしまった。こういうことなんでしょうね。→各人各様の性格と歴史的立場(行動力学)が形成される仕組み

(高哉) ピンポン! 大当たりです。論理的思考能力を円滑に鍛えるためには、新創業プロジェクトを通じて次の図式を実現しなければならない。

 悩み事の背景にある人生史を分析する ⇒ 性格に振り回されて現実を直視できず臨機応変の行動を採れなかったことがチャンスを逸したり、ピンチに陥ったことに結びついたことに気づく ⇒ 大いに反省して性格を乗りこなそうと努力するようになる ⇒ 自立と自律力が身についていく ⇒ ナアナア的な態度からの脱却が進む ⇒ 自己主張の必要性に迫られる ⇒ ディベート力をつけようと努力するようになる。


性格発衝動脅迫に支配されると、賢者でも愚者になってしまう

(節子) さくらと一郎のことから始まった議論は「魅力溢れる創造を行うためには脳内シソーラス機能をオーバーフローさせるほど充実させた上で、感じたこと、考えたことを素直に表現しなければならない」ということに収束できるわね。でも、分からないことがある。天才小説家・太宰治がそうであったように、筆が進まなくって浴びるほどお酒を飲む作家がいるのはどうしてなのかしら? プロフェショナルでありながらよ。

(高哉) 感情が不安定になる ⇒ 集中できない ⇒ 創造力が発揮できない ⇒ 感情を安定させるために深酒をする──、という図式のなせる業だろうね。太宰治は赤貧時代のことが常にモチーフになっており、このことに心の奥底では納得できないものがあり、これが感情を不安定にしていたんじゃないかなぁ。

 にもかかわらず、泥酔の挙句の果てに執筆できるようになるのは「健康を害する ⇒ 深く反省する。いいかえれば、フィードバック回路が作動する ⇒ 感情が安定する」という図式になるからだと思う。

(節子) 脳内シソーラス機能がオーバーフローするほど充実していても、折に触れて心の中に引っかかていることが浮上してもやもやした気持ちになり、「なんとしてでもやり遂げよう!」「やるっきゃない!」という状態にはならないのね。こうならないためにはどうしたらいいのかしら?

(高哉) 才能を開花しきれないまま自殺してしまった天才小説家・太宰治を例に採ってこの問題を考えてみたい。赤貧のことをに小説のモチーフにしていることに心の奥底では納得していない背景には、次の図式があるんじゃないかと思う。

 田舎のいわゆる金持ち。こういう家の兄と姉が大勢いる末っ子として生を受けた ⇒ 物質的に不自由することはなかった。精神的には抑圧された生活を送ることとなった ⇒ 自立と自律力が養われなかった。にもかかわらず、心の奥底では自分独自の精神的な居場所を探すようになった ⇒ はにかみやの態度を採るようになった ⇒ はにかんでいることを誇っているように他人から見られやしないかと気にするようになった

 ⇒ この気持ちを打ち消しつつ自分独自の精神的な居場所を求める気持ちが赤貧をテーマにする創作活動に結びついた ⇒ 自分が金持ち出身であるために自分の創作に嫌悪感を覚えた ⇒ 自分の気持ちを落ち着かせるために自虐的行動を採るようになった。

 「心の奥底では自分独自の精神的な居場所を探すようになった」は「はにかみやの態度を採るようになった」だけではなく、次々と女性を求めることに結びつき、対象となった女性の一人が自殺してしまった。彼はこのことをずーっと気にすることとなった。このもやもやした気持ちは自虐的行動の採りやすさと結びつき、かの有名な玉川上水自殺事件という結果を招いてしまった。

 こうならないためには、「自分の性格と歴史的立場をきちっと認識する ⇒ 自分が採ってきた言動は性格に振り回された結果であることを理解できるようになる ⇒ 「性格を乗りこなそう!」と思うようになる。いいかえれば、マイナスの衝動強迫の支配を受けなくなる。

(節子) 太宰治の深層心理は分かったけど、マイナスの衝動強迫は生い立ちだけが生み出すものではないんじゃないかしら。現在の生活で気になることがあると、これが衝動強迫になって臨機応変力の欠如に結びつくことがある。こういう場合はどうすればいいのかしら?

(高哉) そういう時は一晩寝たり、数日を置くことだよ。というのは、そうすることによってリラックスでき、自分と自分を取り囲む環境の盲点に気づく。いいかえれば、現実直視力が強化されるようになり、良い知恵が浮かび臨機応変の行動が採れるようになる可能性が高まる。

(節子) しつこくて申し訳ないけど、もうひとつ分からないことが出てきちゃった。保険不払い事件はどうして起きたのかしら? エリートと思われる人たちがどうしてあんなことをしたのかが不思議でならないの。何かが原因して盲点が生じてしまったのでしょうね。

(高哉) 保険不払い事件が起きたのは盲点があったからではなく、人間の弱さが出て次の図式に陥ってしまったからだと思う。

 (旧大蔵省を頂点にする護送船団方式が採用された ⇒ 保険業界が手厚く保護された ⇒ 現実を直視する必要性がなくなったに等しくなった ⇒ 保険業界の人々は性格に振り回されっ放しの状態になった⇒現実直視力が欠如することとなった) + (成長の限界が生じた ⇒ 打開策として消費者中心の行政に転換した) ⇒ 保険業界は茫然自失となってしまった。

 保険業界の経営幹部だけでも個性的才能を引き出す性格診断を受けていれば、次の図式を実現できていたはずだ。

 性格に振り回されないようになる ⇒ 現実を直視できるようになる ⇒ 環境変化に逸早く気づくようになる ⇒ 異変待ち受けができるようになる ⇒ 事業再構築に成功する ⇒ 保険不払い事件のような不祥事を起こさなくてすんだ。


性格発衝動脅迫に支配されたくないのであれば、小さな勇気を持って予測制御できるようになろう!

(節子) 環境が様変わりして茫然自失となってしまったのは銀行も同じね。『ハゲタカ』のDVDを見ていてつくづくそう思った。日本の大銀行の経営者は資本の論理を是認している。にもかかわらず、銀行が持っている債権を買い叩き、それを高く売るハゲタカの行動を人でなしのように批判するのには吃驚した。どうしてこうなってしまうのかしら?

(高哉) 自分達が守ってきた価値観や常識が守られるべきであると思い込んでおり、これが破られると激怒する。圧倒的大多数の日本人に見られる性癖のなせる業だよ。こういう枠内思考に凝り固まってしまっている指導者達が主導するから日本経済の本格的な再生がうまくいかず、日本経済は泥舟状態になったんだ。(参考資料 ⇒ 『日本再生の鍵は国民パワーのフル回転である』)

(節子) 今紹介してくれた参考資料は読んだわよ。・・・・・日本人の悪しき体質は社会構造に由来するものであるので、真正面から問題に取り組むと「日暮れて道遠し」なってしまう。だから、新創業プロジェクトを導入するなり、差し迫っている状態をテーマにワタナベ式問題解決のアプローチの適用を前提にシミュレーション・サービスを受ける。こういうことを貴方が言いたいだろうことは納得できる。

 ここで質問したいことがある。私達が用意しているサービスは王子製紙による北越製紙の買収失敗のようなドタバタ騒ぎの未然防止にも有効なのかしら? もしそうだとしたら、先の見えにくい日本にも希望が持てるような気がするの。

(高哉) 王子製紙と北越製紙は両社共に深い反省が必要だと思う。というのは次のことが指摘できるからだ。

●王子製紙は生き抜くための北越製紙との共同事業を先に行い、両社共にメリットを受けつつ相互理解を深めることを先行させるべきであった。なぜなら、日本人は情緒一体感をこよなく大事にするので、時間をかけて自らを変えることなくして異変を受け入れることができないからだ。

●北越製紙は「(デジタル革命が進行する ⇒ 紙の需要が減る) + 従来型の製紙であれば中国でも十分やれる ⇒ 日本の製紙業界はジリ貧にならざるを得ない」という図式を読めなかったために慌てふためいて対応した。

(節子) 今の分析は示唆的ね。だって、個性的才能を引き出す性格診断を受けていれば、両社共に深い反省を必要とする事態に陥ることはなかったんだから。というのは、両社の経営幹部は次の図式にはまってしまっていたからよ。

 性格に振り回されていた ⇒ マンネリに陥っていた ⇒ 現実直視力を失っていた ⇒ 環境変化に逸早く気づくことができなくなっていた ⇒ 異変待ち受け的な行動が採れなくなってしまった。

 ということは、人生再構築プロジェクトを導入するなり、差し迫っている状態をテーマにワタナベ式問題解決のアプローチの適用を前提にシミュレーション・サービスを受ける。こういうことが有効な対策であるとなるわね。

(高哉) その通りだよ。経営幹部がシミュレーション・サービスを受けて泰然自若とした態度を採ることは次の図式実現の可能性を高めることも忘れてはならない。

 周囲の人々に安心感が生まれる ⇒ 周囲の人々が協力するようになる ⇒ 経営幹部の脳力・能力の補完ができる ⇒ 企業としての臨機応変力が万全になる。

(節子) 貴方のさっきの説明ではこの臨機応変力を強化するためには日本人が陥りがちな枠内思考は邪魔なんでしょ。この考え方に異を唱えたい。

 アメリカのサブプライム・ローンに端を発した金融恐慌の中にあって日本は比較的安全な状態にあるのは次の図式のお陰であると理解している。

 日本人は抽象的なことを理解するのがどちらかと言えば不得手である ⇒ 現物と突き合わせることができない金融商品に対して警戒心が強い ⇒ サブプライム・ローン問題の被害を受ける度合いが欧米よりも遙かに低くてすんだ。

 この図式が実現できたのは日本人の枠内思考が大いに貢献したと思うの。したがって、怪しげなことに手を出すことの抑制に結びつく枠内思考は歓迎すべきことじゃないかしら?

(高哉) そういうことだと、「目に見える具体性のないものには手を出すな」ということになってしまい、後手後手となり、じり貧に陥ってしまう。というのは、昔の新成長機会は洗濯板の代わりとなる電気洗濯機…といったような具体性があった。ところが、これからの新成長機会は『成長の持続が個人にも要求されるようになった』で紹介してあるようにそうではないからだ。したがって、日本人が陥りがちな次の図式にメスを入れなければならない。

 日本的集団主義の影響を強く受けた状態で人生を送ってきている ⇒ (その場しのぎの習慣が染みつく ⇒ 現実直視力が衰える) + (人間関係に縛られた判断をしがちとなっている ⇒ 物事をゼロベースで考えなくなっている) ⇒ 抽象的なことを理解するために必要不可欠な洞察力が養われようがなくなる。

 この図式は貴女が指摘している「日本人は抽象的なことを理解するのがどちらかと言えば不得手である」という実態に結びついていることを忘れてはならないんだ。したがって、no-play no-errorではなく『個性的才能を引き出す性格診断』を強く勧めなければならない。「時間的余裕がない。今すぐに臨機応変力を身につけたい」というのであれば、シミュレーション・サービスを受けることだろうね。

結論
 プロフェッショナルの条件1「総合的創造的に問題が解決できる」並びにプロフェッショナルの条件2「到達目標のイメージングとこの実現策のシミュレーションを短時間でやってのける」が充足できるようになったことが常に臨機応変の行動を適切に採ることを可能にするとは限らない。

 枠内思考に凝り固まってしまう or マイナス衝動強迫がある ⇒ 現実直視力を失う ⇒ 視野狭窄症、ひいては拘禁服着用症のような状態になってしまう ⇒ 充実した脳内シソーラス機能が宝の持ち腐れとなる ⇒ 臨機応変の行動を適切に採ることができなくなる──、という人間の弱さが露呈される図式が待ち構えていることが実に多いからだ。

 ここに、プロフェッショナルの条件3「地で勝負できるので泰然自若としている」を充足する必要性がある。どうすれば、この最後の関門をクリアーできるのか?

 「自分の性格と歴史的立場をきちっと認識する ⇒ 悪しき生い立ちは過去のもの…と割り切ることができるようになる ⇒ 悪しき生い立ちが生み出すマイナスの衝動強迫の支配を受けなくなる」という図式実現を大前提とする「個性的才能を引き出す性格診断」を受けることだ。

 「根本的対策を講じる時間的余裕がない」という方にお勧めできるのは、差し迫っている状態をテーマにワタナベ式問題解決のアプローチの適用を前提にシミュレーション・サービスを受ける。こういうことを積み重ねることである。

 泰然自若性と程遠かった渡辺高哉がこの面で躍進を遂げることができるようになったのは、理想的自己像を実現させる手段として三菱総研に入社し、泰然自若性の源である揺るぎない臨機応変力入手へ向けての強制力を入手できたことが大きい。(性格が生み出すプラスの衝動強迫を利用して脳力革命のピッチアップに大成功したのです)

 かく言う渡辺高哉もプロフェッショナルの条件3の充足面ではまだまだの状態にある。そこで、実行しているのが二つの得がたい効果を生み出してくれている50分程度の特殊歩行である。

ジョギングよりも運動としては激しく、汗びっしょりとなる。したがって、爽快感を味あうことができ、かつ血行が良くなるので、前向きの気持ちを維持・強化できる。
「だから大丈夫なんだ」という宗教を信仰するような心理状態になることができる。


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