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個性的才能を引き出す性格診断の勧め


第3-1部 個性的才能を引き出す性格診断はどんな効果を生み出すのか?(T)         ― 人生再構築プロジェクトの提起 ―          

悩みを寄せつけず、個性的才能を引き出すための処方箋を創る

プロフェッショナルとは特定分野における臨機応変力 の持ち主である

地で勝負できるので泰然自若としている(プロフェッショナルの条件3)

2008.11.23

人を感動させるのは身体の奥底から力が湧き出てくる状態の仕事だけである

博覧強記+臨機応変にして一瞬のジグソーパズル思考+やる気満々→大成功…となる

(節子)
一郎はすっかり落ちぶれていた。ところがさくらと組み、『昭和枯れすすき』を大ブームに乗せることに成功した。歌だけが原因とはとても思えない。何があったのかしら?

(高哉) 大事を成し遂げるために必要不可欠な一般にも応用できる次の図式が実現したからだと思う。

 歌手人生を送り続けてきていたのでその面での脳内シソーラス機能が充実していた + 『昭和枯れすすき』は一郎の人生そのものであった ⇒ 感情をこめて歌うことができた ⇒ 脳内シソーラス機能のネットワーキングが“火事場の馬鹿力”を発揮するが如くに行われた。

(節子) 大事を成し遂げるためには二つの条件が揃わなくてはならない。そのための努力をしなければならない。こういうことね。

目標に向かって弛まぬ努力をして、 目標達成に必要な脳内シソーラス機能をオーバーフローするほど充実させる。
迷うことなく全身全霊を打ち込む形で目標に向かって行動する。いいかえれば、限界まで集中力を高める。

(高哉) その通りだけど、この二つの条件をどのようにして同時に充足するかが問題だ。目標に向かって弛まぬ努力をしようとしても飽きてしまう。飽きなくてもストレスが溜まって挫折してしまう。いざ本番になっても気が乗らない。気が乗っても集中力が高まりにくい。こういう壁がつきまとうことが多いからね。

(節子) その壁、分かる。三日坊主になったり、浮気心が働いて続いていた努力が中断されてしまう。練習ではうまくいっても本番になると力を出し切れない。こういことはよくあるもの。この壁はどうしたら乗り越えることができるのかしら?

 直ぐに浮かぶのは“好きこそものの上手なれ”効果の入手。でも、職場の中で「博士」と呼ばれるほど専門知識が豊かでありながら、お世辞にも創造的とは言えない人がいる。このことが示しているように脳内シソーラス機能が充実していることが本番に強いことに結びつくとは言えないんじゃないかしら?

(高哉) 感情を司る脳の部分に損傷があると、堂々巡りをしたり検討ばかりして一向に決断・決行しない。こういう実験結果があるそうだが、ここに重要なヒントがある。「なんとしてでもやり遂げよう!」「やるっきゃない!」という状態になることが“好きこそものの上手なれ”効果を本番で生かすことに結びつくことを忘れてはならない。

 というのは、こうなって始めて僕がさっき言った「脳内シソーラス機能のネットワーキングが“火事場の馬鹿力”を発揮するが如くに行われた」という状態に結びつくからだ。

(節子) ハングリー精神が豊かな人は本番を迎えると、「なんとしてでもやり遂げよう!」「やるっきゃない!」という状態になりやすいわね。そのためには、内発的動機に基づく意思決定を幼少時に行い続け、その延長線上の人生を送る必要がある。そのためには貴方のような生い立ちが必要よ。でも、そんな環境は選びたくても選べない場合が多いのが現実。したがって、貴方とは正反対の生い立ちの人がほとんど。こういう人はどうしたらよいのかしら?

(高哉) だから、人生再構築プロジェクトを用意したんじゃないの。よく読めば分かるように、このプロジェクトは“好きこそものの上手なれ”効果を入手できるだけでけではなく、本番を迎えると、「なんとしてでもやり遂げよう!」「やるっきゃない!」という状態になれるような配慮がなされている。

(節子) 差し迫っているので、このプロジェクトを導入する時間的な余裕がない人はどうすればいいのかしら? 差し迫っている状態をテーマにワタナベ式問題解決のアプローチの適用を前提にシミュレーション・サービスを受ければいいのかしら?

(高哉) そうだね。難問を抱える度に貴女が今言ったようなことをする。こういうことを積み重ねることによって人生再構築プロジェクトを導入したと同じような結果になる可能性がある。この可能性を確実にするためにはこのプロジェクトの「STAGE 1:悩みを寄せつけず、個性的才能を引き出す処方箋を創る」だけはやっておくことを強く勧めたい。そうすることによって、二つの効果が得られるようになるからだ。

僕たちは相談者の性格をよく理解している状態なっているので、直ちにピンポイントの助言・誘導ができる。
相談者は採るべきであった言動を理解している状態になっているので、僕たちの助言・誘導を瞬間的に脳裏に刻み込むことができる。

 したがって、「STAGE 1:悩みを寄せつけず、個性的才能を引き出す処方箋を創る」を先行させれば、ワタナベ式問題解決のアプローチの適用を前提とするシミュレーション・サービスを打てば響くような形で行うことができるようになる。

ゲームで憂さ晴らしをすると、置いてけ堀という憂さを招く

(節子) 『昭和枯れすすき』を大ブームに乗せた一郎のようになるためには大変な努力が必要ね。でも、こういうことは一般人の世界でも通用するのかしら? 何かしようとしても制約が多いのが今の世の中よ。どこもかしこも込み合っているんだから。

(高哉) 閉塞感に悩まされている人を代弁して言っているんだろうけど、「何かしようとしても制約が多いのが今の世の中」とぼやく人は次の図式にはまっていることを自覚しなければならない。

 時代が変わったにもかかわらず日本的集団主義の影響を受けたままになっている ⇒ 崩れつつある共同体にしがみつく ⇒ マイナス思考となっているので、内向きになり視野を広げることができない。

(節子) 100年に一度の世界金融危機は経済恐慌にだって発展しかねないのよ。身を小さく縮めるような生き方になったって仕方がないんじゃないかしら?

(高哉) そういう考え方がまさしくマイナス思考。今回の世界金融危機は世界情勢をがらりと変え、個人が活躍しやすくなることに結びつくようになる。(詳しくは ⇒ 『個人パワーがどんどん発揮しやすくなる』など)

(節子) でも、日本の組織の多くは保守的よ。個人パワーがどんどん発揮しやすくなっても組織の縛りがある。したがって、理屈通りには行かないんじゃないかしら?

(高哉) 巨大な習慣の壁があることは認めるけど、激流のような環境変化にいつまでも持ちこたえ
ることはできない。古代中国にあったようなことがダムが決壊するように日本にも起きること間違いなしだよ。

 古代中国は内陸部だけが繁栄した時代が続いていた。ところが、海外との交易が拡大する時代が到来。沿岸部が内陸部にとって代って繁栄することとなった。


(節子)
積み上げ的な「カイゼン」が有効である限り、“ここ掘れワンワン”のような生き方で良かった。内陸部が繁栄できた古代中国と同じ。しかし、市場が成熟し、閉塞状態が深刻になるに伴って世界を股にかけた社会横断的な人的交流が必要になってきた。(理由 ⇒ 『永遠の経済成長を可能にする秘訣』) これは

 沿岸部が内陸部にとって代って繁栄することになった中国と同様になることを意味する。こういう理解でいいかしら?

資料:2008年10月13日号『日経ビジネス』

(高哉) ピンポン! 大当たりです。世界を股にかけた社会横断的な人的交流が行われるようになった時に必要になるのは、きらりと光る個性的才能。こういう認識をすると、 ゲームにうつつを抜かしている大人は時代の流れに逆らって生きていると言えるんじゃないかな。

 このように考えると、右上の図表は否定的に捉える必要があると思う。なぜなら、ストレスを解消するためだけにゲームを楽しむことは一時的対策になっても根本的な対策にはならないからだ。(関連記事 ⇒ 『一般の日本人はどんな知的生活を送ってきたのか?』) 一度しかない人生は有限な時間とお金の使い方次第であることを考えると、ゲームではなく人間としての成長を楽しむことを強く勧めたい。

 人間としての成長は臨機応変力の強化を通じてストレスを寄せ付けにくい人生を可能にするだけではなくプロフェッショナルへの道を歩むことを通じて経済的にも得することを、何度でも繰り返し強調したい。

 臨機応変力の抜本的強化まで待てない解決すべき問題がある。この問題解決のためだけでいいから臨機応変力を身につけたい。このようなことを願う方への朗報 ⇒ 『人生・仕事・人間関係の岐路に役立つクイック・ソリューション


日本没落の原因と対策(日本経済の深層)

悩み事の裏に磨くに値する才能が潜んでいます


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