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自己満足をとことん追求する傾向が強くなった理由
──  好機盛沢山なのが小さな物語の時代だ ──

個性的才能を引き出す性格診断の勧め


第3-1部 個性的才能を引き出す性格診断はどんな効果を生み出すのか?(Ⅰ)         ― 人生再構築プロジェクトの提起 ―          

悩みを寄せつけず、個性的才能を引き出すための処方箋を創る

プロフェッショナルとは特定分野における臨機応変力の持ち主である

到達目標のイメージングとこの実現策のシミュレーションを短時間でやってのける(プロフェッショナルのタイプ2)

2014.8.16:掲載(2022.11・13更新6)
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自分を知り、自分を愛する人間が高付加価値経営を可能にする

(節子) 「自分はこういう人間になりたい」という目標を持つことは物凄く大事であることはよく分ったけど、このことはプロフェッショナルになることとどういう関係があるのかしら? プロフェッショナルになるためには、次の図式を実現させることが必要であることは分かるけど。

 「自分はこういう人間である」ということを適切に認識する + 「世の中はこれからこのようになる」ということを適切に認識する ⇒ 自分の良さを生かし伸ばすための人生航路を適切に設定する。

 でも、これは言うはやすし行うは難しよ。というのは、「自分はこういう人間である」ということをきちっと認識するということは物凄く難しいから。

(高哉) その通りだ。自分を適切に認識するためには自分の今日の成り立ちを理路整然と説明できなければならない。そのためには明確な理由づけをして思考・行動する人生を送り続けてきている必要がある。ところが、こんなことは現実的にはほぼ不可能だからね。このほぼ不可能を可能にするのが個性的才能を引き出す性格診断だ。というのは、この診断サービスの第一歩である、悩み事並びに人生史の分析は次のような連鎖反応的な成果を生み出すからだ。

 各人各様の性格(行動力学)を識別する ⇒ 各人各様の人生になっている背景に性格(行動力学)が潜んでいたことが分る ⇒ 「貴方はかくかくしかじかの理由でかくかくしかじかの特徴を持った人間になった。貴方が自分の性格(行動力学)を知って乗りこなさない限りかくかくしかじかの運命を辿るであろう」ということを提起できる。

(節子) そういう形で自己認識ができれば、「自分と他人は違うからには違いを認める生き方をしなければならない」」となり、製品・サービスを販売している人であれば、自分の業績拡大のために次の図式が実現しやすくなる。

 顧客の価値ある個性を見抜く努力をする + 価値ある個性を引き立てる製品・サービスの勉強をする ⇒ 顧客の価値ある個性が輝くためにはどういう製品・サービスが適切であるかを想像したり、パソコンを使ってシミュレーションしたりする ⇒ シミュレーションの結果に基づいて適切な製品・サービスを提起する。

(高哉) その通りだと思う。でも、貴女が今言った図式の中にあるシミュレーションを適切に行うためには、部品・素材が揃っていて初めてスーパーコンピューターを作ることができるようにそれ相応の脳内シソーラス機能が必要になる。これをどうするかが大問題となる。

(節子) 「仕事が趣味」と言い切れる世界で仕事をする ⇒ 仕事の現場を離れても仕事をうまくやるための見聞を積んだり読書を通じての勉強を嬉々としてやる ⇒ 博覧強記を実現する。

 ということは、貴方のような人生を送らなければならないので、“好きこそものの上手なれ”の世界に入らないと不可能ね。

(高哉) そうなんだよ。寝ても覚めても仕事のことが頭から離れない上に、ほぼ年中無休の僕を見ていたある友人が「君の仕事は割が合わないので、僕にはとても勤まらない。重い責任を背負っているのに時間当たりの所得が低いんだもの」と言ったことがある。仕事の現場を離れても質のいい仕事をやり続けるための勉強を嬉々としてしなければならないんだ。サラリーマンでなくなった今でもこのことは変わらない。

 このことを某食玩メーカーの同僚開発者であるAさんとBさんの具体例で説明しよう。先天的な才能はどう見てもAさんの方が上であった。ところが、社歴を積むうちにBさんの方がヒットする食玩を開発するようになってしまった。この背景には次のようなことがあったんだ。

 Bさんは食玩が大好きなもんだから自分で自由になるお金のほとんどを食玩開発に役立つ資料の購入や見学に当てて食玩研究に勤しんだ。したがって、「食玩研究 = 趣味」と言い切れるほどだった。

(節子) 個性的的才能を引き出す性格診断を受ければ、次の図式が確実に実現できるようになることは分かる。

 “好きこそものの上手なれ”の世界に入ることができる ⇒ 仕事の現場を離れても仕事をうまくやるための見聞を嬉々として積むことができる ⇒ 脳内のシソーラス機能を圧倒的に充実させることができる ⇒ 製品・サービスの販売に成功する。

 でも、公私融合が必要になるので、オフィシャルとプライベートをきちっと分けないと気がすまない人には抵抗があるかもしれない。この抵抗をなくすために、こういう生活ぶりを必要とする世の中にどんどんなっていくことを理路整然と説明してくれないかしら?

(高哉) 百貨店を例に用いよう。昔の百貨店は売り場を問屋に任せる不動産業的な色彩が強かった。ところが、今はそんなことをしているとたちまち競争に負けてしまうようになった。どうしてだと思う?

(節子) 市場の成熟化が進んだ ⇒ 百貨店以外の小売業との違いを際立たせるためには顧客に夢を売ることが必要になった ⇒ 世界的視野で製品・サービスを調達しなければならなくなった ⇒ ローカル色の強い伝統的な問屋が陳腐化してしまった──、という図式のなせる業だと思う。

 「自分らしく生きたい。しかし、どうしたらいいか分らない」 ── こういう悩みに応えてあげることが夢を売ることだと思う。これと『旧・リアル・クローズ』の中に出てきた高級装飾品メーカーの社長が言っていた「自分の価値を認めてくれる人にだけ売りたい。協力したい」とをどう結びつけたらいいいのかしら? 同じことではないかと思うけど、今一つはっきりしない。

(高哉) 貴女が今言った二つのことは表現こそ違うけど、本能的に認識しているように本質的には同じことだよ。というのは、高級装飾品メーカーの社長の発言は次の図式のなせる業だと思うからだ。

自己満足をとことん追求する傾向が強くなった理由
 冷戦構造の終結、日本モデルの崩壊、グローバリゼーションと情報化の同時進展…は各人各様のライフスタイルを追求することを可能にした ⇒ お仕着せの 「大きな物語の時代」から個性追求が可能な「小さな物語の時代」になったので、やりたいこと、やらなければならないことが多くなった ⇒ 時間がいくらあっても足りなくなったので、「人生は短い」という想いが強くなった ⇒ 自己満足に結びつかないことは排除したい想いが強くなった。

 但し、この想いの放置が良い結果に結びつくとは限らない。性格を乗りこなさず性格に振り回されると人生を台無しにすることがしばしばあるからだ。(自己満足の適切化方法 ⇒ 『個性的才能を引き出す性格診断』)

個性的欲求噴出時代。発掘できるか否かは現実直視力次第
(2022年10月16日Twittter)  
ひまわり市場」独壇場化は、「個性的欲求噴出→業界枠を超えた競争→『どこでも入手可能な商品はNO』に対応の品揃え(対顧客求心力抜群)」「(性格適合の店員揃い→誠心誠意の仕事振り)+店内マイク使用により商品の魅力を訴求する店長(模倣困難故の高い参入障壁)」故。
   ( 2015年3月16日のTwittter
失われたものには新成長機会に結びつく鬱積欲求を生む可能性がある。プロレスファンの女性増加の背景にありそうな「男子力低下の顕著化→逞しい男性への憧れ」が一例だ。環境要因の体系をチェックリストに用いてのブレーンストーミングを強く勧めたい。
https://www.trijp.com/sps/sps-index.shtml
(2019年10月17日Twittter)  
「個性的欲求噴出→顧客寄添い不可欠な川下の方が川上よりも高収益可能(例:シャネルvs毛織物)」。底辺の競争状態にある製造業や卸売業のビジネスモデル転換を妨げているのは、「年齢輪切り型社会→ナアナア蔓延→習慣のロックイン」。打開策は潜在事象発掘型Q&Aの常套手段化。
(2015年7月11日Twittter)  
パソコン普及に負けず売り上げ維持の文具業界は需要不足時代の模範生。伊東屋には「(市場成熟→個性的欲求鬱積)+(適切で好きな仕事に従事→向上心旺盛→ニーズとシーズのあくなき探究)→広く、かつ深い品揃え→宝探し気分で来店」が窺われるからだ。→https://www.trijp.com/w/w-index.shtml
(2022年11月12日Twittter)  
「観光を終え江ノ島駅に向かう人々とは逆に『江の島灯篭』を目当てに島の奥へ進む人流増加」は、顧客動向を掴むためにはストーリー想像が必要になったことを意味する。「商品分類別販売実績(全店舗)の横断比較・時系列比較→環境動向認識→店別の個性的商品構成」も同じだ。→https://www.trijp.com/nbo/nbo.shtml
(2022年3月25日Twittter)  
国際関係での価値観重視は「(自由民主主義の進展→各人各様の個性重視)+個性的欲求噴出時代→新しいサービスビジネス(例:個性的才能の発掘支援、人を自在に動かす交渉支援)の多発→非対面型の取引・決済需要急増→デジタル通貨不可欠へ→内需深堀り」に結びくであろう。→https://www.trijp.com/euro/page10.shtml
(2022年10月29日Twittter)  
ピンポイント力ある人物のダントツ活躍可能な時代到来。「ナアナア習慣→ピンポイント力強化困難→個性的欲求噴出時代に不適応」の日本人が圧倒的故。「各人各様の行動力学を見抜く→相対する人物に共感・同情できる→ピンポイント対応をする」が可能になるように努力しよう!

 隙間市場の発見・創造の達人になる秘訣

(節子) だから、「洋服なんか好きでない」という言葉を吐いた『旧・リアル・クローズ』の中に出てきた若い女性店員の猛反省が必要であったことがよく分った。というのは、この発言の背景には次の図式があったと思うから。

 自分の個性を知らない ⇒ 自分が光るための洋服を探す気になれない ⇒ 洋服に関心がない ⇒ 相手に合った洋服を提案できない。(この背景に自分が好きになれないので、自分を大事にしないことがある)

 でも、相手に合った洋服を提案できるだけでは高付加価値経営は可能になっただけで実現できるとは言えないと思う。販売にこぎつけるのに時間がかかる割に客単価がそこそこだもの。そういう意味で、『旧・リアル・クローズ』の中で黒木瞳が演じていた統括部長は凄かったわねぇ。洋服やアクセサリーだけで客単価1000万円を超える買い物をさせてしまうんだもの。現実の世界でもこういうことはよくあるけど、どうしてこういうことが成り立つのかを理論的に説明してくれないかしら?


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