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→ライバル打倒並びに相手の態度変容の方法 ― ダイムラー・ベンツとクライスラーの合併後遺症からヒントを掴む〈1999/4/23〉

ダイムラー・ベンツとクライスラーの合併は、少なくとも三つのマイナス効果を生んでいる。旧クライスラーが伝統的に誇っていた創造的な社風が損なわれ、有能な社員の退社を招いている。これがひとつ。これまでの円滑な関係が損なわれたために、アウトソーシング先の離反を招いている。これが二つ目。幹部社員300人の持ち時間のなんと25%が合併後始末のための仕事に費やされている。これが三つ目のマイナス効果である。

 上記「合併後遺症」はライバルの打倒や相手の態度を変容させるチャンスの掴み方について貴重なヒントを与えてくれている。

《ライバル打倒のチャンスの掴み方》

 どのような事業をどのようなやり方で展開してし続けてきたかを診断すれば、その企業の体質は容易に把握できるものである。そして、この体質は事業環境が変わらなければ、企業の財産となる。なぜなら、社員は所定の方向に向って清々粛々と動いてくれるので、経営者は新しい収益源創出に専念できるからである。

 そして、社員の出世の度合いはこの体質との相性によって決まる。このことは取引先についても言える。

 ところが、この体質を変えなければならないときが来るものである。前述の例でいえば、体質の異なる企業に吸収される場合などがそうである。このような事態に迫られたのがライバル企業だとしたら、このときこそがチャンスである。新しい体質に合わない有能な社員や取引先を引き抜くことができるからである。

 ライバルはどのような戦略を採用してきたために、どのような体質を醸成してきたのか。これをしっかりと認識した上で、体質の転換を必要とする戦略再構築の時期をしっかりと認識することが必要なのである。

《相手の態度を変容させるチャンスの掴み方》

 人間はこれまでの生活リズムが安定装置になっているものである。したがって、この生活リズムガ保証されているときは、この生活リズムを壊しかねない、新しい行動は採りたがらない。説得が功を奏しない難攻不落の状態なのである。

 ところが、転勤、転職、子供の独立、仕事の行き詰まりなど、この生活のリズムが崩れざるを得ない時期が必ず来るものである。相手が難攻不落であったならば、このような生活の再構築を必要なときに、手を差し伸べる形で、相手の態度変容を試みる必要があろう。待っていただけでは、このような変化が訪れないとしたら、相手の幸せになる形で変化をしかけるべきであろう。

 「押して駄目なら、引いてみな」ということがよく言われるが、どうしても相手の態度を変容させたいのであれば、相手の生活の仕組みが変わらざるを得ない時期まで待つか、待てないのであれば、自分の想いを込めた新しい生活の仕組みを提案し、それを採用させることが必要なのである。



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