【「ワタナベ式問題解決へのアプローチ」ご利用案内】
渡辺高哉著『勝ち組メーカーに学ぶサービス事業戦略』の111頁より抜粋 |
品質・能力が必ずしも十分でないにもかかわらず商品・人材の人気が高い。磨き上げた品質・能力であるにもかかわらず人気が低い。こういうことがどうして起きるのでしょうか?
供給を大きく上回る需要の有無が原因しているのです。ここに、市場登場のタイミングを適切に測定する必要性があります。「品質・能力・タイミングは良かったが、習慣の壁が禍した」は嘘です。供給を大きく上回る需要があれば、これが圧力となって習慣の壁は吹き飛ばされてしまうものなのです。
タイミングは転職の成否も決定します。(関連記事 ⇒ 『脳力革命の方法』
事を起こすタイミングを誤らない術はどうしたら身に付くのでしょうか? 上記の「サービス商品のコンセプト開発のあり方」の趣旨を理解し、その結果を有効活用できる勘を養うことです。(関連記事
⇒ 『複雑な問題の核心を見抜くことができない実態』)
国民活性化・福祉のために行う公共投資にも同じことが言えます。世界の中における日本の活路を視点に置くことを前提にしたタイムリーな公共投資を行わないと、国家財政は急ぎ足で破綻の道を歩むことになることでしょう。 2009年12月27日記
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